POSレジは、在庫・売上管理や仕入れ量の調整など、データ管理・データ分析に役立つ機能が搭載されているレジシステムです。
飲食店で導入する店舗も多く、モバイルオーダーやセルフレジと連携して導入すれば、店内の接客オペレーションを効率化できます。
しかし、飲食店と言ってもさまざまな業態があるため、導入効果を引き出すには、店舗に合うPOSレジを導入しなければなりません。
本記事では、飲食店におすすめのPOSレジを業種・業態にわけてトータル12選紹介します。また、自店舗に合うPOSレジを選ぶポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
【比較表】飲食店向けおすすめPOSレジ11選
飲食店向けPOSレジは、サービスによって得意な店舗規模や業態、連携できるオーダーシステム・周辺機器などが異なります。
例えば、小規模店舗では低コストで導入しやすいタブレットPOS、多店舗展開する飲食店では本部管理機能に強いPOSレジ、ラーメン店・定食屋では券売機として利用できるPOSレジがおすすめです。
本記事で紹介する飲食店向けPOSレジ11サービスの特徴を比較すると、以下のとおりです。
| サービス | おすすめの店舗 | 主な機能・連携 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| NECモバイルPOS | 多店舗展開する飲食店・飲食チェーン | 複数店舗管理 ハンディ モバイルオーダー テーブルオーダー |
本部から複数店舗の売上・商品情報を管理しやすく、多店舗運営に強い |
| ユビレジエンタープライズ | 30店舗以上を展開する大規模飲食店 | 複数店舗管理 売上管理 オーダーシステム連携 |
大規模な多店舗運営に対応し、本部で店舗情報を一元管理しやすい |
| STORES レジ | 小〜中規模・多店舗飲食店 | キャッシュレス決済 モバイルオーダー 複数店舗管理 |
POSレジ・決済・モバイルオーダーをSTORESシリーズでまとめて導入しやすい |
| ツナグNe! | 2店舗以上の中小チェーン | 複数店舗管理 ハンディ モバイルオーダー 売上分析 |
POS・ハンディ・モバイルオーダー・管理画面を一元化でき、今後の多店舗展開にも対応しやすい |
| Airレジ | 個人店・小規模飲食店 | 売上管理 キャッシュレス決済 レシートプリンター連携 |
基本的なPOSレジ機能を無料で利用でき、初期コストを抑えやすい |
| CASHIER | 小〜中規模飲食店 | キャッシュレス決済 自動釣銭機 券売機 周辺機器連携 |
POSレジだけでなく、券売機や自動釣銭機など幅広い設備構成に対応 |
| Mr.Menu | 居酒屋・焼肉店・食べ放題店舗 | QRオーダー モバイルオーダー タブレットオーダー |
注文頻度が高い店舗でオーダー受付をセルフ化しやすい |
| POS+ food | 居酒屋・レストラン・多店舗飲食店 | セルフオーダー テイクアウト 勤怠管理 シフト管理 |
飲食店向け機能が豊富で、売上からスタッフ管理まで一元化しやすい |
| かんたん注文 | 居酒屋・焼肉店・食べ放題店舗 | ハンディ モバイルオーダー タブレットオーダー 売上分析 |
コース・食べ放題など飲食店特有の注文運用に対応しやすい |
| Square | カフェ・レストラン・バー | キャッシュレス決済 テイクアウト デリバリー キッチンディスプレイ |
店内・店外注文をまとめて管理しやすく、小規模店舗にも導入しやすい |
| スマレジ | ラーメン店・定食屋・幅広い飲食店 | 券売機 モバイルオーダー 売上分析 多言語表示 |
通常のPOSレジから券売機まで店舗の会計フローに合わせて構成しやすい |
| MAZICグローリー | ラーメン店・定食屋・現金利用が多い店舗 | 券売機 自動釣銭機 キャッシュレス決済 売上管理 |
注文・会計をセルフ化でき、現金とキャッシュレスの両方に対応しやすい |
POSレジを選ぶ際は、料金だけでなく、自店舗の業態や店舗数、注文方法、会計方法に合った機能が備わっているかを比較することが重要です。
とくに飲食店では、モバイルオーダーやハンディ、キッチンプリンター、券売機などとの連携可否によって、導入後の業務オペレーションが大きく変わります。
【業態別】飲食店向けPOSレジのおすすめ
飲食店向けPOSレジは、店舗の業態によって重視したい機能が異なります。居酒屋や焼肉店ではオーダーシステムとの連携、ラーメン店や定食屋では券売機・セルフ会計、カフェではキャッシュレス決済やテイクアウト対応など、自店舗のオペレーションに合う機能を確認しましょう。
| 業態 | おすすめPOSレジ | 重視したい機能 | 選び方 |
|---|---|---|---|
| 多店舗展開する飲食店 | NECモバイルPOS ユビレジエンタープライズ STORES レジ |
複数店舗管理 売上分析 商品管理 |
本部から各店舗の売上・商品情報を一元管理できるサービスがおすすめ |
| 居酒屋 | POS+ food Mr.Menu かんたん注文 |
ハンディ モバイルオーダー タブレットオーダー |
注文頻度が高いため、注文受付から会計まで連携できるサービスがおすすめ |
| ラーメン店・定食屋 | スマレジ MAZICグローリー CASHIER |
券売機 セルフ会計 キャッシュレス決済 |
注文と会計をセルフ化し、回転率を高めやすいサービスがおすすめ |
| カフェ | Airレジ Square STORES レジ |
キャッシュレス決済 テイクアウト モバイルオーダー |
省スペースで導入でき、キャッシュレス・店外注文にも対応できるサービスがおすすめ |
| 焼肉店・食べ放題 | Mr.Menu POS+ food かんたん注文 |
卓上オーダー 食べ放題管理 コース管理 |
追加注文や食べ放題・コース注文を効率化できるサービスがおすすめ |
多店舗展開する飲食店は本部管理機能を重視
複数店舗を運営する飲食店では、店舗ごとの売上や商品情報を本部から一元管理できるPOSレジが適しています。店舗数が増えるほど、各店舗の売上集計やメニュー変更、スタッフ管理などの業務負担が大きくなるためです。
本部管理機能を備えたPOSレジであれば、全店舗の売上状況をリアルタイムで確認したり、商品情報を一括更新したりできます。店舗運営の標準化や管理業務の効率化を進めたい場合は、多店舗対応のPOSレジを選ぶと良いでしょう。
居酒屋はモバイルオーダー・ハンディ・タブレットオーダー連携を重視
居酒屋では注文頻度が高く、ピークタイムにはスタッフの注文対応が負担になりやすいため、モバイルオーダーやハンディ端末、タブレットオーダーと連携できるPOSレジがおすすめです。
顧客自身がスマートフォンや卓上端末から注文できる環境を整えることで、注文受付の負担やオーダーミスを軽減できます。また、注文内容をキッチンへ自動連携できるPOSレジであれば、ホールスタッフの移動や確認作業も削減しやすくなります。
ラーメン店は券売機・セルフ会計対応を重視
ラーメン店では、注文から会計までを効率化できる券売機やセルフレジ対応のPOSレジが適しています。特に回転率が重要な店舗では、会計待ちや注文受付の時間を短縮できる点がメリットです。
近年では、キャッシュレス決済に対応した券売機や、売上データをPOSシステムで管理できる機種も増えています。単なる券売機ではなく、売上分析や店舗管理まで行える設備を選ぶことで、店舗運営の効率化につながります。
カフェはキャッシュレス決済・テイクアウト対応を重視
カフェでは、少額決済やテイクアウト利用が多いため、キャッシュレス決済やモバイルオーダーに対応したPOSレジがおすすめです。
クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など幅広い決済手段に対応することで、会計時間の短縮やレジ待ちの解消につながります。また、テイクアウト注文や事前決済に対応したPOSレジであれば、ピークタイムの店舗運営も効率化できます。
焼肉店は卓上オーダー・食べ放題管理を重視
焼肉店では、追加注文が多く、テーブルごとの注文管理が重要になるため、卓上オーダーやタブレットオーダーと連携できるPOSレジが適しています。
注文内容をキッチンへ自動送信できる仕組みを導入することで、スタッフの注文受付業務やオーダーミスを削減できます。また、食べ放題・飲み放題メニューを提供する店舗では、時間管理やラストオーダー設定に対応したシステムを選ぶことで、店舗運営をさらに効率化できます。
飲食店向けのPOSレジとは?

飲食店向けPOSレジとは、売上・在庫管理ができるPOSレジの中で、飲食店向けの機能が搭載されている製品のことです。
POSレジのPOSは「Points of Sales」の略称で、読み方は「ポスレジ」ですが、日本語に訳すと「販売時点情報管理」を意味します。
商品の販売情報や売上金額の集計、顧客データ管理など、さまざまな機能が搭載されている点が特徴です。
外部システムと連携可能なものが多く、モバイルオーダーやテーブルオーダー、セルフレジ、店舗アプリなどの利用データも一元管理できるものもあります。
参考記事:POSレジとは?POSシステムとの違いや機能と導入するメリット・デメリット
飲食店向けのPOSレジの種類
飲食店向けのPOSレジには、以下のような種類の機種があります。
| POSレジの種類 | 特徴 | 向いている店舗・用途 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 自動釣銭機搭載型POSレジ | 現金授受を自動化し、会計ミス防止・レジ締め時間短縮・防犯性向上を実現 | 現金比率が高い飲食店、小売店、ドラッグストア | 導入コストが高く、設置スペースが必要 |
| ターミナル型POSレジ | 専用端末による高耐久・高速処理で安定運用が可能 | 多店舗展開チェーン、大型店舗、業務量の多い店舗 | 初期費用が高めで柔軟な拡張がしにくい |
| タブレット型・モバイル型POSレジ | 低コスト・省スペースで導入しやすく、柔軟な運用が可能 | 小規模飲食店、個人店、移動販売、イベント出店 | 通信環境や端末性能に依存しやすい |
| 券売機型POSレジ | 注文と会計を事前に完結でき、ホール業務削減・回転率向上に貢献 | ラーメン店、フードコート、社員食堂 | メニュー変更時の設定作業が発生する |
| セルフレジ機能搭載POSレジ | 来店客自身が会計を行い、人手不足対策・レジ待ち解消に有効 | スーパー、量販店、混雑しやすい小売店舗 | 高齢者や初利用者へのフォローが必要 |
自動釣銭機搭載型のPOSレジは、自動で計算や釣銭を渡すところまで行ってくれるタイプの機種です。ターミナル型のPOSレジは、従来のレジスターにPOSレジシステムを搭載した機種のことを指します。
また、ラーメン店などで見かけるような券売機型POSレジ、セルフレジとして利用できるセルフレジ機能搭載POSレジなど、ラインナップは豊富です。
タブレットPOSレジやスマホで利用できるモバイルPOSレジなどは、クラウドPOSレジシステムをインストールして利用します。
いずれのPOSレジもそれぞれに強みや最適な導入店舗の傾向があるため、自店舗の業務フローや顧客層に合わせて、導入する機種を選択することが大切です。
参考記事:POSレジ・POSシステムの違いとは?主な機能と導入方法まとめ
飲食店向けPOSレジの機能一覧
飲食店向けのPOSレジには、以下のような機能が備わっています。
| 機能 | 機能詳細 |
|---|---|
| 販売管理機能 | 合計金額の自動算出、割引・クーポン対応、領収書やレシートの発行、個別会計、 複数決済手段の選択など、会計処理全般に必要な機能。 |
| 在庫管理機能 | 料理の仕入れ量、賞味・消費期限をリアルタイムで反映し、在庫の過不足や期限切れを把握できる。 券売機タイプの場合、メニューごとに注文数と連動して在庫数を自動更新可能なものも。 |
| 顧客管理機能 | 会員情報・購入履歴の記録、ポイント管理、誕生日・来店頻度による特典設定など、 リピーター育成やマーケティング施策に活用可能な機能。顧客の傾向分析にも。 |
| 売上分析機能 | 日別・週別・月別の売上推移や時間帯別・商品別の販売実績などを自動的に可視化する。 複数店舗経営の場合、店舗ごとや前年との比較もできる。 |
| 勤怠管理機能 | 従業員の出退勤打刻、休暇申請・承認、残業管理などが可能。 給与ソフトと連携できるタイプも多く、給与計算の効率化に役立つ。 |
| シフト作成機能 | 従業員のシフト希望を募り、希望情報をもとに自動的にシフトを作成する機能。 作成されたシフトの共有・変更内容の反映にも対応可能。 |
| オーダーエントリー機能 | 飲食店での注文入力を従業員のもつPOS端末やハンディPOS端末で行い、 キッチンプリンターや厨房ディスプレイに自動送信する機能。 |
| モバイルオーダー機能 | 顧客のスマホやテーブルに設置したタブレット端末から、顧客にオーダーしてもらう機能。 キッチンプリンターやキッチンディスプレイに自動的に送信される。オーダー受注の省人化が可能。店内版・店外版の2種類がある。 |
POSレジの種類によっては、上記のうち対応していない機能があったり、外部システムとの連携で対応できるものがあったりします。
外部システムとの連携が可能なPOSレジは、導入初期は最低限の機能を利用し、徐々に活用する機能を増やしていきたい、という場合にもおすすめです。
参考記事:POSレジの機能一覧|業種別のおすすめ機能と選び方のポイント
【多店舗向け】飲食店におすすめのPOSレジ4選
複数店舗を展開する飲食店では、各店舗の売上や商品情報を本部から一元管理できるPOSレジがおすすめです。ここでは、多店舗運営に適したPOSレジを4選紹介します。
NECモバイルPOS

NECモバイルPOSは、飲食店向けに特化したクラウド型POSレジシステムです。1店舗から多店舗まで対応しており、複数店舗の売上分析や商品マスタ管理など、多店舗運営に必要な機能を備えています。
多店舗のマスタ管理では、CSV編集や店舗間コピーなどにも対応しており、複数店舗への商品情報展開を効率化できます。また、ハンディ端末やモバイルオーダー、テーブルオーダーなど飲食店向けサービスとの連携にも対応しています。
店舗数が増加しても、本部側で各店舗の状況を把握しながら運営を効率化したい飲食企業におすすめのPOSレジです。
ユビレジエンタープライズ

ユビレジエンタープライズは、多店舗展開する飲食店向けのPOSレジサービスです。
複数店舗の売上データを管理できるほか、店舗ごとの状況を把握しながら運営改善に活用できます。多店舗運営で発生しやすい売上集計や店舗管理の負担を軽減したい企業に適しています。
また、飲食店向けのオーダーシステムや外部サービスとの連携にも対応しており、店舗規模や運営方法に合わせたシステム構成を検討できます。30店舗以上展開する大規模飲食店での導入におすすめです。
STORES レジ

STORES レジは、iPadやiPhoneを利用して導入できるPOSレジサービスです。
1つのアカウントで複数店舗を登録・利用できるため、複数店舗を運営する場合でも店舗情報を管理できます。また、STORES 決済やSTORES モバイルオーダーなどのサービスと組み合わせることで、店舗運営に必要な機能をまとめて利用できます。
小〜中規模の多店舗展開を行う飲食店で、POSレジ・決済・モバイルオーダーなどをまとめて導入したい場合に適したサービスです。
ツナグNe!

ツナグNe!は、サントリーマーケティング&コマース株式会社が提供する飲食店向けクラウドPOSレジです。単店舗から多店舗まで対応しており、今後店舗数を増やしていきたい飲食店にも適しています。
POSレジ・ハンディ・モバイルオーダー・管理画面をひとつの仕組みで利用でき、複数店舗の売上や店舗情報、商品情報を一元管理できる点が特徴です。店舗数が増えても同じ運用基盤を使い続けられるため、多店舗展開に伴う管理負担を抑えやすくなります。
売上は日計や支払方法別、時間帯別、商品別などで確認・分析できるほか、商品・カテゴリ・オプション設定なども管理画面から設定可能です。モバイルオーダーの注文内容はPOSへ自動連携されるため、注文情報の再入力によるミスやスタッフの作業負担軽減にもつながります。
また、全国100拠点・365日対応の保守体制を備えているほか、一時的な通信障害時にはオフラインで会計処理を継続できます。公式では、単店舗から5〜30店舗程度の中小チェーンを主な対象としており、これから多店舗展開を進めたい飲食店におすすめです。
【小規模・個人店向け】飲食店におすすめのPOSレジ2選
まずは、小規模飲食店や・個人店舗におすすめのPOSレジを2選紹介します。サービスによって利用料金や機能、利用できる機種などが異なるため、比較検討した上で導入するものを決定しましょう。
CASHIER

CASHIERは、POSレジや券売機、自動釣銭機などの購入・レンタルに対応している事業者です。購入にも対応していますが、端末のレンタル利用であれば月額8,400円から、POSレジを導入できます。
CASHIERの特徴は、POSレジがプリンター一体型になっている点です。また、キャッシュドロアやバーコードリーダーなどの周辺機器もセットでレンタルできます。
どのような機種を導入すれば良いのかわからない場合は、CASHIERでまとめてレンタル・購入して導入すると良いでしょう。
Airレジ
Airレジは、キャッシュレス決済サービスのAirペイで知られる株式会社リクルートのPOSレジサービスです。
初期費用がかからず、基本のレジ機能も無料で利用できるため、小規模店舗・個人店舗でも導入しやすいでしょう。また、iPadやiPhoneがあれば利用開始できることから、レジ設備を設置する場所も最小限で済む点が魅力です。
キャッシュドロアやレシートプリンター、バーコードリーダーなどの周辺機器も販売しているため、最小限の設備でPOSレジを導入できます。
Airペイと同時導入すれば、キャッシュレス決済やQRコード決済にも対応することが可能です。
【居酒屋・食べ放題向け】飲食店におすすめのPOSレジ4選
ここからは、飲食店の中でも居酒屋や食べ放題メニューを取り扱っている店舗に最適な、おすすめのPOSレジを4選紹介します。
Mr.Menu
居酒屋や焼肉屋など、注文頻度が高く、食べ放題メニューがある飲食店POSレジを導入するなら、Mr.Menuもおすすめです。Mr.Menuは、必要な機能のみを選んで導入できる点が特徴で、 卓上にQRコードを設置するタイプのモバイルオーダーが利用できます。
Mr.Menuのモバイルオーダーは、いわゆるQRオーダータイプのものです。顧客のスマホで注文用QRコードを読み取ってもらい、セルフオーダーしてもらえるため、注文ミスの低減や業務負担軽減につながります。
タブレット端末を併用するタブレットオーダーの導入にも対応しているため、POSレジとモバイルオーダー・タブレットオーダーをまとめて導入したい方におすすめのサービスです。
POS+ food

POS+は、さまざまな業種の店舗に特化したPOSレジを提供しているサービスです。飲食店のほか、小売店や美容院・サロンなどに特化したプランもあります。
飲食店向けのプラン「POS+ food」では、テイクアウトやセルフオーダーとの連携も可能です。売上・顧客管理など、基本的なPOS機能も備わっています。
また、実際のレジ機能を使用したトレーニングモードも搭載しているため、スタッフ教育もスムーズです。
店舗スタッフの勤怠管理・シフト管理機能も備わっているので、POSレジで店舗の売上・顧客・スタッフ情報を一元管理したい場合に適しています。
かんたん注文

かんたん注文は、POSレジ・ハンディ・モバイルオーダー・タブレットオーダーなどを組み合わせて導入できる、飲食店向けの注文・会計システムです。
コース料理や食べ放題、定食など飲食店特有のメニューに対応しており、注文受付から会計までの業務をまとめて効率化できます。
POSレジとハンディを組み合わせた運用に加え、顧客自身のスマートフォンを利用するモバイルオーダーや、店内に設置するタブレットオーダーにも対応しています。そのため、注文回数が多い居酒屋や焼肉店、食べ放題を提供する店舗にもおすすめです。
また、POSレジでは日別・時間帯別・部門別の売上分析やABC分析などに対応しているほか、PCの管理画面から複数店舗の売上や商品データを確認することも可能です。
料金はPOSレジのみの場合、1店舗あたり月額2,980円(税込)、POSレジ+ハンディは月額8,980円(税込)から利用できます。
Square

SquareのレストランPOSレジは、飲食店やレストラン、バーなどでの導入におすすめの設備です。基本的なPOSレジ機能であれば無料で導入できるほか、有料プランに加入すればキッチンディスプレイとの連携も可能になります。
店内注文だけでなく、デリバリーやテイクアウト(事前注文)などの店外注文も、POSレジ1台ですべて把握できる点が特徴です。
導入・設置や操作方法がわからない場合は、追加オプション(有償)で、マンツーマンでの出張導入サービスも利用できます。
【ラーメン店・定食屋向け】飲食店におすすめのPOSレジ2選
ここからは、飲食店の中でもラーメン店や定食屋におすすめのPOSレジを2選紹介します。ラーメン店や定食屋では、事前精算・事前注文を取り入れている店舗が多いため、対応できるPOSレジの導入がおすすめです。
ラーメン店におすすめの券売機については、以下の記事で詳しく紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。
参考記事:ラーメン店におすすめの券売機12選|ボタン式・タッチパネル式の特徴と価格相場・導入時の注意点
スマレジ

ラーメン店や定食屋でのPOSレジ導入におすすめなのが、スマレジの券売機・食券機です。麺の硬さや辛さなど、細かなオーダーにも対応できる点が特徴で、有料トッピングの追加や売り切れ表示も残量に応じて自動で行えます。
また、多言語表示にも対応しており、英語や韓国語・中国語・スペイン語での表記も可能で、インバウンド対策にも効果的です。
スマレジでは、券売機だけでなく一般的なタブレット型のPOSレジも提供しています。券売機を導入したい場合は、プレミアムプラス以上の料金プランへの加入が必要です。
MAZICグローリー

MAZICグローリーは、ブレイン株式会社が提供するタッチパネル端末「MAZIC」と、循環型の自動釣銭機を組み合わせた券売機です。飲食店の注文・会計をセルフ化し、レジ業務の負担を軽減できます。
レジ機能や売上管理機能を備えているため、券売機として注文・会計を受け付けるだけでなく、店舗の売上情報を管理できる点が特徴です。
自動釣銭機は、顧客が投入した現金を釣銭として再利用する「循環型」を採用しています。釣銭準備や現金管理の負担を抑えやすく、1日の取引数が多い店舗にも適しています。
キャッシュレス決済にも対応しているため、現金・キャッシュレスの両方を利用する顧客が多いラーメン店や定食屋で、注文・会計業務を効率化したい場合におすすめです。
Bizcan編集部のワンポイントチェック!
ラーメン店や定食屋なら、券売機もおすすめだよ!最近の券売機は食券を発行するタイプだけじゃなく、キッチンプリンターやキッチンディスプレイと連携できる機種もあるよ。注文情報を厨房へ自動で共有できるから、食券の受け渡しや注文確認の手間を減らしたい店舗は検討してみてね♪
POSレジを飲食店で導入するメリット
POSレジを飲食店で導入するメリットは、以下の3項目です。
POSレジ導入の主なメリット
- 会計・レジ締め業務を効率化できる
- マーケティング戦略に活用できる
- 人的ミスを抑制できる
それぞれ、POSレジを導入する前と比べてどのような効果が期待できるのか、飲食店の業務オペレーションにおける変化について解説します。
会計・レジ締め業務を効率化できる
飲食店でPOSレジを導入すると、会計・レジ締め業務を効率化できるメリットがあります。POSレジは、モバイルオーダーやタブレットオーダーとも連携しやすく、各テーブル・顧客のオーダー情報をリアルタイムで共有することが可能です。そのため、会計時間の大幅な短縮を実現できます。
また、POSシステムによって売上集計も自動で行えるため、手作業による集計が必要なく、レジ締め作業の効率化につながるのも特徴です。
とくに、自動釣銭機機能が搭載されたPOSレジなら、レジの現金集計の自動化も実現するので、レジ締め作業の負担軽減と円滑化につながります。
マーケティング戦略に活かせる
マーケティング戦略に活かせるのも、飲食店でPOSレジを導入するメリットです。POSレジでは、売上情報がリアルタイムに蓄積されていくため、この情報を分析すれば売れ筋商品の傾向や売れやすい時間帯なども把握できます。
人気メニューのシリーズで新メニューを開発したり、売れ行きや客足が低下しやすいタイミングでクーポン券を発行したりと、データに基づく集客・販促施策が実施できるのもPOSレジの強みです。
単なる売上情報として集計作業のみの利用に終始するのではなく、POSデータを有効活用すると良いでしょう。
人的ミスを抑制できる
POSレジを飲食店で導入すると、人的ミスを抑制できるメリットもあります。飲食店のオーダーシステム(モバイルオーダー・ハンディPOSなど)と、POSレジを連携導入すれば、注文情報が直接レジに共有されるためです。
手打ちレジの場合、注文情報をレジで再度入力しなければならず、打ち間違いや数の入力ミスが発生しやすくなります。
POSレジなら、レジにオーダー内容が自動で共有されるので、テーブル番号を入力したり、伝票に印字されたバーコードを読み取ったりするだけで問題ありません。そのため、従業員の練度を問わず誰でもミスなく会計対応ができます。
参考記事:POSレジのメリット・デメリットとは?費用目安や選び方・導入時の注意点を解説
飲食店向けのPOSレジの導入費用・価格の目安
飲食店向けのPOSレジ導入にかかる費用の目安は、10万円~100万円です。費用に差があるのは、POSレジ設備の種類によって、価格が大きく変動する理由が挙げられます。
飲食店向けPOSレジの導入費用・価格相場
飲食店向けPOSレジの導入費用は、選ぶレジの種類や周辺機器によって大きく異なります。
タブレット型・モバイル型であれば比較的低コストで導入できますが、ターミナル型や自動釣銭機を組み合わせる場合は、数十万円~100万円以上かかることもあります。
| POSレジの種類 | 導入費用の目安 | 月額費用の目安 | おすすめの飲食店 |
|---|---|---|---|
| タブレット型POSレジ | 0円~20万円程度 | 0円~5万円程度 | 個人店・カフェ・小規模飲食店 |
| パソコン型POSレジ | 0円~20万円程度 | サービスにより異なる | パソコンを活用して導入したい店舗 |
| ターミナル型POSレジ | 50万円~100万円程度 | サービス・保守契約により異なる | 大型店舗・多店舗展開する飲食店 |
| 自動釣銭機搭載型POSレジ | 30万円~100万円程度 | サービス・保守契約により異なる | 現金会計が多い店舗・会計ミスを減らしたい店舗 |
※上記は一般的な費用の目安です。導入する端末や周辺機器、POSシステムの料金プラン、設置・設定費用などによって実際の費用は異なります。
とくに、自動釣銭機搭載型のPOSレジは100万円近い費用がかかるので、導入時の費用負担を事前に想定しておくことが重要です。タブレット型POSレジであれば、周辺機器の導入と合わせても10万円~20万円ほどの負担で導入できるケースも多くあります。
POSレジは中古を導入するとシステムの故障に対する補償がないことも多いため、可能であれば新品の導入がおすすめです。POSレジの導入に利用できる、国や自治体が提供している補助金・助成金制度をうまく活用して、導入コストを抑えると良いでしょう。
POSレジや券売機などの設備導入に利用できる補助金・助成金制度については、以下の記事を参照ください。
参考記事:【2026年最新】POSレジ導入に利用できる補助金・助成金5選|金額や申請要件について解説
飲食店のPOSレジ導入で必要な周辺機器
飲食店でPOSレジを導入する際は、POSレジ本体だけでなく、店舗の会計方法や注文オペレーションに応じて周辺機器を用意する必要があります。
例えば、現金を扱う店舗ではキャッシュドロア、レシートを発行する場合はレシートプリンターが必要です。また、注文受付まで効率化したい飲食店では、ハンディ端末やキッチンプリンター、キッチンディスプレイなどをPOSレジと連携させる方法もあります。
| 周辺機器 | 主な役割 | おすすめの店舗 |
|---|---|---|
| レシートプリンター | レシート・領収書を発行する | レシートを発行する店舗 |
| キャッシュドロア | 紙幣・硬貨を保管する | 現金決済に対応する店舗 |
| キャッシュレス決済端末 | クレジットカード・電子マネー・QRコード決済などに対応する | キャッシュレス決済を導入する店舗 |
| ハンディ端末 | スタッフがテーブルで注文を受け付け、POSレジや厨房へ共有する | 居酒屋・レストラン・焼肉店など |
| キッチンプリンター | 受け付けた注文内容を厨房で伝票として出力する | 注文数が多い飲食店 |
| キッチンディスプレイ | 注文内容や調理状況を厨房の画面で管理する | 注文・調理工程を効率化したい店舗 |
| 自動釣銭機 | 現金の投入・計数・釣銭の払い出しを自動化する | 現金会計が多い店舗 |
周辺機器は、すべての飲食店で必要になるわけではありません。店舗の規模や注文方法、現金・キャッシュレス決済の比率などを踏まえて、必要な機器を選定することが大切です。
とくにタブレット型POSレジは低コストで導入できる一方、レシートプリンターやキャッシュドロアなどを別途用意するケースがあります。POSレジの料金だけでなく、必要な周辺機器を含めた総額で比較しましょう。
【Bizcan独自調査】飲食店がPOSレジ導入時に求めている機能・周辺機器

Bizcanに寄せられた飲食店からのPOSレジ導入に関するお問い合わせを集計したところ、希望が多かった項目は「レシートプリンター連携」「キャッシュレス決済」「キャッシュドロア」でした。
| 希望する機能・周辺機器 | 割合 |
|---|---|
| レシートプリンター連携 | 85.0% |
| キャッシュレス決済 | 70.0% |
| キャッシュドロア | 65.0% |
レシートプリンターとの連携を希望する割合は85.0%と最も高く、キャッシュレス決済も70.0%、キャッシュドロアも65.0%に上りました。
この結果からも、飲食店がPOSレジを検討する際は、POSシステム単体の機能だけでなく、実際の会計業務に必要な周辺機器や決済手段を含めて検討していることがわかります。
Bizcan編集部のワンポイントチェック!
飲食店からのお問い合わせでは、レシートプリンター連携を希望する割合が85.0%だったよ!とくにタブレットPOSレジやクラウドPOSレジを検討するときは、端末にレシートプリンターやキャッシュドロアは附属してないから、必要な周辺機器も含めて比較してみてね♪
自店舗に合うPOSレジを選ぶポイント
自店舗に合うPOSレジを選ぶには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
POSレジを選ぶ際の確認ポイント
- 店舗の規模に合ったPOSレジか確認する
- 連携予定の外部システムに対応しているか確認する
- 導入・運用にかかる費用を比較する
- サポートサービスの内容を確認する
導入するPOSレジは、店舗の状況に合わせて比較検討しましょう。例えば、規模が小さいうちは会計機能のみを無料で利用できるタブレットPOSレジを導入し、規模が大きくなってきたら有料プランに切り替えていくような方法です。
また、業種によっては、予約管理システムや店舗アプリ、顧客のカルテなどとPOSレジを連携させたい場合もあるでしょう。業種に見合うPOSレジを導入すれば、そのような外部システムとの連携も可能です。
自店舗に合うPOSレジを導入しなければ、外部システムと連携できず業負担が増えたり、導入・運用にかかる費用の負担増につながる恐れがあります。
POSレジや周辺機器・外部システムとの連携を踏まえて、実際の業務フローに落とし込んだ活用方法をイメージしながら、導入するPOSレジを選択しましょう。
参考記事:POSレジおすすめ15選を比較!業種別に機能・料金・特徴と選び方を徹底解説!
まとめ
飲食店でPOSレジを導入する場合、自店舗の業態にマッチする機種を選択することが大切です。ラーメン店であれば事前精算式の券売機型POSレジや、タッチパネル式券売機(KIOSK)型のPOSレジなどを導入すると良いでしょう。
しかし、メニューの種類が多い居酒屋では、このようなPOSレジで対応できない可能性があります。
そのような場合には、メニュー量が多い店舗での導入に便利なセルフオーダーや、テーブルオーダーと連携しているPOSレジを選ぶのも効果的です。
選び方の基準は店舗によって異なりますが、自店舗にとってどのような機能が必要になるのか、導入後の業務オペレーションをイメージしながら検討しましょう。






