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セルフレジは、顧客が自ら精算を行ってくれる店舗向け設備の一種です。現金やクレジットカード決済に対応している機種が多くある中で、近年QRコード決済にも注目が集まっています。
セルフレジの導入を機に、QRコード決済への対応を検討している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、セルフレジの導入を検討している方の中でも、QRコード決済対応の機種をお探しの方に向けて、おすすめの機種を5選紹介します。
また、セルフレジでQRコード決済を導入するメリットや、導入する機種を比較検討する際に意識しておきたいポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
「OneQR」は、オンライン、オフライン、O2Oを問わず、あらゆる業態(飲食店、小売り・無人販売、駐車場や自動販売機など)に対応する決済プラットフォームです。
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セルフレジでQRコード決済を導入するメリットは、以下の4点です。
それぞれ具体的にセルフレジがどのような役割を果たすのか、QRコード決済に対応している機種を導入するメリットについて解説します。
QRコード決済に対応しているセルフレジを導入すると、非接触で会計ができるため、衛生面に配慮しながら決済対応できるメリットがあります。
QRコード決済は、現金に触れずに会計作業を済ませられることが理由です。従業員側にとってメリットがあるだけでなく、衛生面で不安がある顧客のニーズも満たせるでしょう。
また、店員と顧客が会話をする頻度も下げられるため、飛沫感染に対する不安の解消にもつながります。
レジの回転率が向上するのも、QRコード決済に対応しているセルフレジを導入するメリットの1つです。
一般的な現金支払いでのレジ会計では、会計金額を見て顧客が財布から現金を取り出して支払い、従業員が釣り銭を手渡し、顧客が財布に釣り銭をしまうという一連の流れがあります。
QRコード決済を導入すれば、現金を出したりしまったりするのにかかる時間を短縮することが可能です。とくにセルフレジであれば、顧客が自分で操作するため、従業員との会話を挟まずに最短時間で会計を終えられるでしょう。
結果的に、1人あたりのレジ会計にかかる時間が短縮でき、レジの回転率向上につながります。
多様な決済サービスに対応できるようになるのも、QRコード決済機能が備わっているセルフレジを導入するメリットです。セルフレジの中には、現金にのみ対応している自動精算機・自動釣銭機と呼ばれる機種もあります。
一方で、QRコード決済対応の機種であれば、さまざまな企業が提供している各種Pay払いに対応できるようになるため、幅広い決済サービスの利用者を取り込める点が特徴です。
国内のQRコード決済サービスだけでなく、海外でよく利用されているWeChatPay(微信)や、Alipay(アリペイ/支付宝)などの決済サービスを導入するのも良いでしょう。
多様な決済サービスに対応できれば、収益機会を逃すことなく店舗経営が行えます。
QRコード決済に対応しているセルフレジの中でも、多言語対応可能な機種を選べばインバウンド対策が行えるメリットがあります。インバウンドの顧客が多い店舗での導入に効果的です。
会計作業の際に従業員が外国語での対応をする必要がなく、従業員の業務負担軽減とインバウンド顧客への対応が両立できます。
多言語対応機種には、英語・中国語・韓国語などのほかにも、ベトナム語やフランス語、イタリア語などさまざまな言語に対応しているものがあるのも特徴です。
セルフレジの中でも多言語対応可能な機種を導入する場合は、顧客層に多くいる国の言語に対応しているものを選ぶと良いでしょう。
ここからは、QRコード決済に対応しているセルフレジの中から、おすすめの機種を5選紹介します。機種ごとの特徴や強み、他社製品との違いについて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Touch to go | ユニエイム | グローリー | ELESTYLE | スマレジ | CASHIER | |
---|---|---|---|---|---|---|
PayPay | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
LINE Pay | × | 〇 | × | 〇 | × | 〇 |
楽天ペイ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
d払い | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
メルペイ | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
auPAY | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
AEONPay | × | × | × | 〇 | × | × |
J-CoinPay | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | 〇 |
コンビニ系 Payサービス |
× | × | × | 〇 | × | 〇 ファミペイ |
銀行・郵便局系 Payサービス |
× | 〇 ゆうちょPay |
× | 〇 | 〇 ゆうちょPay |
〇 |
Alipay | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
WeChat Pay | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
<株式会社Touch to go のおすすめポイント>
株式会社Touch to goは、会計設備や無人店舗の出店を支援している企業です。同社の会計設備「TTG-MONSTER」は、QRコード決済対応のセルフレジとしても活用できます。
また、セルフレジだけでなく、飲食店のセルフ後会計レジや券売機としても利用可能です。キッチンモニターとの連携も可能なため、TTG-MONSTERを活用すれば事前決済タイプのセルフオーダーにも対応できます。
時間帯に合わせたメニューの自動更新ができるほか、POSレジのように売上分析が行えるのも特徴です。
5カ国語以上の多言語対応も可能で、表示だけでなく音声変換にも対応しています。
出典:株式会社ユニエイム
<株式会社ユニエイムのおすすめポイント>
株式会社ユニエイムは、QRコード決済端末のレンタル利用に対応している企業です。同社のセルフレジや券売機をレンタル利用すれば、QRコード決済端末も利用できます。
株式会社ユニエイム最大の特徴は、最短1日からセルフレジをレンタル利用できる点です。
例えば、ポップアップストアやイベント出店など、短期利用したい場合に活用しやすいでしょう。
券売機であれば4カ国語表記にも対応しているため、インバウンド対策にも最適です。
出典:グローリー株式会社
<グローリー株式会社のおすすめポイント>
グローリー株式会社は、セルフレジやPOSレジのリース利用に対応している企業です。
サポートサービスが充実している点が特徴で、保守管理契約だけでなく、スポット保守管理サービスを活用して緊急時には修理依頼も行えます。
セルフレジ導入時にキャッシュレス決済端末もレンタルすれば、QRコード決済に加え、クレジットカードや電子マネーでの支払いにも対応できる点が魅力です。
出典:ELESTYLE株式会社
<ELESTYLE株式会社のおすすめポイント>
ELESTYLE株式会社は、既存機器も活用しながら、セルフレジやPOSレジシステムの導入ができるサービスを提供しています。
ELESTYLE株式会社の最大の特徴は、40種類以上にも及ぶ世界各国のキャッシュレス決済サービスに対応している点です。
日本国内のQRコード決済サービス利用者はもちろん、欧州や東南アジア、アメリカなどさまざまな地域からの顧客に対応できます。
出典:株式会社スマレジ
<株式会社スマレジのおすすめポイント>
株式会社スマレジは、クラウドPOSレジシステムサービスを提供している企業です。セルフレジ関連機器のレンタル利用にも対応しています。
1契約で主要なQRコード決済に対応できるマルチ決済システム「Star Pay」の導入が可能です。
Star Payは、顧客が提示したQRコードを読み取ると、自動で決済ブランドを識別してくれる機能があります。レジ操作で、数多くある決済手段の中から自分の決済方法を探し出す時間が削減でき、シームレスに会計できる点が魅力です。
出典:株式会社ユニエイム
<CASHIERのおすすめポイント>
CASHIERは、セルフレジやモバイルオーダー、キャッシュレス決済サービスを提供しています。株式会社ユニエイムが運営しているサービスです。
株式会社ユニエイムとの違いは、対応しているQRコード決済サービスの種類や契約方法にあります。
株式会社ユニエイムのセルフレジはレンタル利用に対応しているのに対し、CASHIERは店舗での本格導入に対応しているため、導入コストがやや高めに設定されている点が特徴です。
モバイルオーダーやテーブルオーダーシステムにも対応しているため、セルフレジだけでなくセルフオーダーも導入したい飲食店に適しています。もちろん、小売店での導入もおすすめです。
導入するセルフレジを比較する際は、以下のポイントを意識しましょう。
セルフレジを導入するときは、決済や在庫・売上管理周りのシステムをトータルコーディネートすることが重要です。そのため、店内のオペレーションに必要な機能を明確にした上で、どのような機種を導入するか判断しましょう。
また、顧客ニーズに合うQRコード決済サービスを導入することも大切なポイントです。顧客層に応じて国内のQRコード決済サービスのみに対応すれば良いのか、インバウンド対策として海外の決済サービスにも対応するのかを比較検討する必要があります。
QRコード決済サービスは、決済端末のみを導入する方法もあります。しかし、結果的に従業員が対応しなければならないため、業務負担が増加するためおすすめできません。
QRコード決済を導入するなら、同時にセルフレジを導入して会計業務の負担軽減につなげましょう。多言語対応機種を選べば、インバウンドにも対応できるため収益機会の損失を回避できます。
セルフレジの導入にかかる初期費用を抑えたい場合は、レンタル・リースでの利用がおすすめです。中長期的に利用し続ける予定の場合は、購入した方がトータルコストが安く抑えられるため、状況に合わせて利用方法を選定しましょう。