SNSを使った集客には実に様々な手法がありますが、中には大金を掛けなくても、優れたアイデアによって画期的なPRができることがあります。
この記事では、お店の強みを活かしたPRの実例を見ていきます。
バズりやすい挑戦的なPR
SNSをやる以上は、一度はバズってみたいもの。
炎上してしまうようなネガティブバズでなく、誰もが楽しく見られるポジティブバズを目指しましょう。
ポイントは、「自分の店舗で、エイプリルフールにネタ投稿をするとしたら?」という考え方の起点。
実現不可能そうな嘘のような発想から、面白い企画が生まれることがあります。
サカバ食堂大漁一家
出典:サカバ食堂大漁一家
「誕生月に歳の数の河童巻きこぼれ寿司が無料」という面白いサービス。
お祝いにお寿司を振る舞う、魚が得意なお店ならではのアイデアです。
このサービスを利用したお客さんもSNSに上げるので、次から次へと利用者が増えていきます。
今やSNSだけでなく、何度もテレビで取り上げられるほど有名なサービスに。
物を大切にする、思い出に寄り添うPR
一度使われたユーズド商品を再び誰かの手に渡して行く中古関連サービスは昔からありましたが、
メルカリの普及によってC to C業態としてすっかり浸透しました。
買取関連のお店が増えていることからも、「もったいない」という気持ちに応える市場はこれからも伸びると予測されています。
ゆずりばいちかわ
出典:ゆずりばいちかわ
学校を卒業してもう着ることがなくなった制服を回収し、綺麗に整えてリユースするという事業。
制服が高くて買えないなどのニーズに応えて、ほとんど新品と変わらないものを提供しています。
制服だけでなく、体操服などの学校用品も豊富に取り揃え。
大切な思い出が詰まっていて手放したくないものでも、ミニチュア制服にするなどで、ずっと手元に置いておけるアップサイクル事業も展開しています。
ファンと一緒に作っていくPR
お店に人が集まる理由は多種多様です。
異常なほど美味しいサンドを提供しているからだったり、駅から濡れずに行ける便利な立地だからだったり、食べるものは何でも良くてとにかく店主さんと話したいからだったりと、見た目の上では同じ集客数でも、その消費行動を起こす動機がお店ごとに全く異なります。
ファンの方々が店主さんと一緒にお店づくりをしている事例をご紹介します。
KAZ★ROCK
出典:KAZ★ROCK
キッチンカーの唐揚げ屋さん。
矢沢永吉の大ファンであることも特徴の一つです。
唐揚げの宣伝だけでなく、なんと唐揚げを買いに来たお客さんの写真も上げています。
この楽しそうな風景で仲間が増えていき、すっかり定番の投稿になりました。
お店のオリジナルグッズも出していて、それを身に付けて遊びに来る方もいるほどです。
まとめ
何一つ変わらない、100%同じお店というものは存在しません。
店舗設計も立地も違えば、そこで働く方も違います。
どこかにわずかでも必ず個性が見つかるもので、それが最も相性がよく長く続くPRになります。
自店舗の個性を見つけ出すためのポイントは、「やらずにはいられないこと」を見つけ出すことです。
グラスは徹底的に磨かないと気が済まない、音響にはものすごくこだわっている、ちょっとでもお米の味が変わるともうお客様に出せないなど、好きで仕方ないものや守りたい方針などがあると思います。
また、想定していなかったもののお客様から求められているものを洗い出してみるのも良いかも知れません。
カフェとして開業したけどレンタルスペースとしても有用だったり、賄いとして出していたものがお客さんも食べたがっていたりなど、思ってもみない需要が発掘されることも少なくありません。
お試しで様々なSNS投稿をしてみたり、アンケートや口コミで見えてくるものもたくさんあると思います。
ぜひお店のPRポイントと、画期的な活かし方を考えてみてください。

