飲食店向けPOSレジを比較
飲食店向けPOSレジには、基本的な会計・売上管理を中心とした製品から、ハンディやモバイルオーダー、複数店舗管理まで対応する製品まで、さまざまな種類があります。
以下では、飲食店向けPOSレジ11サービスの主な特徴と、導入に適した店舗を比較しました。自店の業態や運営規模、効率化したい業務に合わせて候補を絞り込みましょう。
| サービス名 |
主な特徴 |
向いている飲食店 |
| POS+ food |
注文・会計だけでなく、オプション活用で
店内注文・店外注文や勤怠管理まで幅広い飲食店業務に対応 |
業態問わず幅広い飲食店に対応
将来的にオプション機能を活用してDX化を推進したい飲食店など |
| STORESレジ |
シンプルなレジ操作とSTORESの決済・店舗運営サービスとの連携 |
カフェ・小規模飲食店
オーダーシステム・キャッシュレス決済も同時導入したい飲食店など |
| ツナグNe! |
ハンディ・モバイルオーダーとの組み合わせや導入後の運用支援 |
居酒屋・レストラン・多店舗飲食店
オーダーと会計を一元管理したい飲食店など |
| NECモバイルPOS |
豊富な外部システム連携と多店舗管理、24時間365日のサポート窓口 |
5店舗以上のチェーン店・多店舗展開する飲食店など |
| Mr.Menu |
QRコードによるセルフオーダーやタブレットオーダーなど。多言語表示にも対応 |
インバウンド対応店舗・食べ放題・飲み放題メニューがある飲食店など |
| スマレジ |
プランや拡張機能が豊富で、飲食店向けの注文管理にも対応 |
カフェ・レストラン・多店舗飲食店など |
| Square POSレジ |
基本的なPOS機能とキャッシュレス決済を組み合わせやすい |
カフェ・テイクアウト店・小規模飲食店
キャッシュレス決済一体型POSを導入したい店舗など |
| OneQR |
QRコードを活用した注文・決済業務の効率化 |
セルフオーダーを導入したい法人経営の飲食店など |
| CASHIER POS |
POSレジに加えてセルフレジ・券売機・注文システムなどを展開 |
カフェ・レストラン・定食屋・セルフ会計を導入したい店舗など |
| ハピレジ |
店舗の運用に応じたPOS機能や周辺システムとの連携 |
飲食店・複数店舗を運営する事業者など |
| ユビレジ エンタープライズ |
複数店舗の売上・商品情報などを本部で管理 |
30店舗以上の大規模チェーン店・多店舗展開する飲食店など |
※利用できる機能や連携サービスは、契約プラン・オプション・導入構成によって異なります。
飲食店向けPOSレジを比較する際は、単に機能の多さで選ぶのではなく、注文受付から厨房への伝達、会計までの業務をどこまで効率化できるかがポイントです。次のセクションでは、各サービスの機能や強みを詳しく紹介します。
飲食店向けPOSレジおすすめ11選
飲食店向けPOSレジは、会計機能だけでなく、注文管理や厨房連携、売上分析など、店舗運営に必要な機能を備えたサービスを選ぶことがポイントです。とくに、注文数の多い居酒屋やレストラン、会計スピードを重視するカフェ、多店舗展開する飲食チェーンでは、求められる機能が異なります。
ここでは、飲食店向けPOSレジ11サービスを紹介します。まずは、店舗で解決したい課題に合わせて、比較するサービスを確認しましょう。
| 導入目的・課題 |
比較したいPOSレジ |
| 注文・会計業務をまとめて効率化したい |
POS+ food、ツナグNe!、NECモバイルPOS、ハピレジ |
| 初期費用を抑えてPOSレジを導入したい |
STORESレジ、スマレジ |
| キャッシュレス決済とレジを一体化したい |
Square POSレジ、OneQR |
| モバイルオーダーやセルフ会計を導入したい |
Mr.Menu、CASHIER POS、OneQR、ハピレジ |
| 多店舗管理や将来的な店舗拡大に備えたい |
NECモバイルPOS、ユビレジ エンタープライズ、スマレジ |
※上記は各サービスの特徴をもとにした比較の目安です。導入費用や利用できる機能は、契約プランや機器構成によって異なります。
POS+ food

POS+ food(ポスタス フード)は、飲食店の注文受付から会計、売上管理まで幅広い業務に対応するクラウド型POSレジです。iPadを活用したレジ操作に加え、飲食店特有の注文方法や店舗オペレーションに対応する機能を備えています。
注文状況に応じた調理指示や売上・商品分析など、飲食店の現場業務と経営管理の両方を効率化できる点が特徴です。サブメニュー設定や商品検索にも対応しており、メニュー数が多い店舗でも注文内容を管理しやすくなります。
また、売上分析や顧客分析、予算管理などの機能を活用することで、人気メニューの把握や店舗運営の改善にも役立ちます。注文管理だけでなく、売上データを活用した店舗経営を進めたい居酒屋やレストランなどに適したサービスです。
POS+ food加入者向けのオプションプランも豊富で、モバイルオーダー店内版の「POS+ selforder」、店外版の「POS+ order&pay」、タブレットオーダーシステムの「POS+ TTO」、勤怠管理システムの「POS+ time recorder」など幅広く展開しています。
STORESレジ

STORESレジは、基本のレジ機能であれば無料から利用できるクラウド型POSレジアプリです。会計・売上管理などの基本機能に加え、STORESが提供するキャッシュレス決済端末と組み合わせることで、飲食店の会計業務を効率化できます。
キャッシュレス決済端末の同時導入に加え、モバイルオーダーシステムの追加導入にも対応しており、店舗の運営方法に合わせて機能を拡張できる点が特徴です。お客様のスマートフォンから注文を受け付ける仕組みを取り入れることで、注文受付の負担軽減やピークタイムの業務効率化にもつなげられます。
POSレジとモバイルオーダーシステムを連携導入したい場合は、月額3,300円(税込)のスタンダードプランへの加入が必要です。
とくに、初期費用を抑えてPOSレジとキャッシュレス決済を導入したいカフェやレストラン、将来的にモバイルオーダーによる省人化を検討している飲食店に適しています。
ツナグNe!

ツナグNe!は、サントリーマーケティング&コマース株式会社が提供する飲食店向けクラウドPOSレジです。POSレジ・ハンディ・モバイルオーダー・管理画面を組み合わせ、注文から会計までの店舗オペレーションを支援します。
飲食店の営業を止めない安定した運用設計と、全国100拠点・365日対応の保守体制が強みです。注文入力から会計まで現場の流れに沿った画面設計となっており、スタッフの操作負担を抑えながら利用できます。
また、分割会計や合算会計、飲み放題メニュー、トッピング設定、テーブル管理など、飲食店特有の業務にも対応しています。ピークタイムの注文・会計処理を効率化したい居酒屋やレストラン、将来的に複数店舗への展開を検討している事業者にも最適なサービスです。
NECモバイルPOS

NECモバイルPOSは、飲食店向けの機能と外部システム連携を備えたクラウド型POSレジです。iPadを活用したレジ操作に加え、ハンディオーダーやモバイルオーダー、テーブルオーダーなどと連携できます。
豊富な外部サービスとの連携に加え、オフライン状態でも注文・会計業務を継続できる点が特徴です。通信回線が復旧した際には売上データをクラウドへ送信できるため、ネットワーク障害による営業への影響を抑えられます。
さらに、キッチンプリンターだけでなく、iPadを活用したキッチンディスプレイにも対応している点が魅力です。
複数店舗管理に強みを持つサービスのため、5店舗以上経営するチェーン店や、注文から調理、会計までの業務を連携したい店舗に向いています。
Mr.Menu

Mr.Menuは、飲食店の運営方法に合わせて必要な機能を選択できるPOSレジサービスです。ハンディやプリンター、決済連携などを組み合わせられるほか、タブレットオーダーやQRコードを活用したモバイルオーダーにも対応しています。
タブレットオーダー・モバイルオーダーとの連携に加え、食べ放題・飲み放題の注文管理や多言語対応など、飲食店特有の機能が充実している点が特徴です。お客様自身が注文できる仕組みを導入することで、ホールスタッフの負担軽減や注文ミスの防止につなげられます。
また、管理画面の言語切り替えや多言語でのレシート印字にも対応しています。食べ放題・飲み放題を提供する焼肉店や居酒屋、外国人スタッフが勤務する店舗、インバウンド対応を進めたいレストランなどにおすすめです。
スマレジ

スマレジは、月額0円のスタンダードプランから利用できるクラウド型POSレジです。会計・売上管理を中心とした基本機能に加え、キャッシュレス決済や会計ソフト、飲食店向けシステムなどとの連携に対応しています。
店舗規模や必要な機能に合わせてプランを選べるほか、飲食店向けの「フードビジネスプラン」が用意されている点が特徴です。同プランでは、モバイルオーダーなどを活用した飲食店業務の効率化を図れます。
さらに、売上分析や顧客管理、複数店舗管理など、店舗の成長に合わせた機能拡張も可能です。まずは基本的なPOSレジから導入したい小規模店舗から、注文管理や売上分析まで活用したい飲食店まで、幅広い運営規模やニーズに対応できます。
Square POSレジ

Square POSレジは、会計・売上管理とキャッシュレス決済を組み合わせて利用できるPOSシステムです。「Square レジスター」は、POSレジ機能と決済機能を一体化した専用端末で、スタッフ用とお客様用の2つの画面を備えているデュアルディスプレイを採用しています。
カードリーダーを内蔵したPOSレジなので、会計操作からキャッシュレス決済までを1台で行える点が特徴です。スタッフ用画面で会計処理を行い、お客様用画面で支払い内容の確認や決済操作ができます。
また、レシートプリンターやキッチンプリンターなどの周辺機器にも接続可能です。カフェやテイクアウト店など、レジ周りをすっきりまとめながら、スムーズなキャッシュレス会計を実現したい店舗に適しています。
キャッシュレス決済端末を別途導入することなく、クレジットカード決済、QRコード決済、電子マネー決済などのキャッシュレス決済に対応できる点が魅力です。
OneQR

OneQRは、ELESTYLE株式会社が提供する決済プラットフォームです。飲食店向けには、キャッシュレス決済に加え、モバイルオーダーやセルフオーダー、キッチンディスプレイとの連携などを組み合わせた店舗運営に対応しています。
40種類以上の決済手段に対応し、注文方法や決済方法を店舗の運用に合わせて柔軟に設計できる点が特徴です。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などをまとめて導入でき、現金との併用運用にも対応しています。
さらに、在庫管理やクーポンなどの機能も備えており、注文・決済業務の効率化だけでなく、店舗運営にも活用できます。モバイルオーダーとキャッシュレス決済を組み合わせたい店舗や、セルフ注文・セルフ会計による省人化を進めたい飲食店に適したサービスです。
基本的には法人向けのサービスとなっているため、中規模~大規模店舗での利用に適しています。
CASHIER POS

CASHIER POSは、飲食店や小売店などの店舗運営に対応したPOSレジサービスです。基本的な会計・売上管理に加え、モバイルオーダーやセルフレジなどと組み合わせることで、注文から会計までの業務を効率化できます。
POSレジを中心に、モバイルオーダーやセルフ会計などを組み合わせ、店舗の運営方法に合わせたシステムを構築できる点が強みです。注文情報の伝達や会計処理をデジタル化することで、スタッフの作業負担や人的ミスの削減につなげられます。
また、導入時の設定・設置から運用中の保守までサポートを受けられるため、初めてPOSレジを導入する店舗でも相談しながら進められます。レジ業務だけでなく、注文方法や会計方法も見直したい飲食店に最適です。
セルフレジとしても導入できるタッチパネル式券売機も提供しているため、事前注文・決済を踏まえた運用を検討している場合はそちらがおすすめです。
ハピレジ

ハピレジは、基本的なレジ機能に加え、モバイルオーダーやテーブルトップオーダー、セルフレジなどと連携できるPOSレジシステムです。飲食店の注文受付から会計まで、店舗のオペレーションに合わせた運用に対応しています。
モバイルオーダーやセルフレジ、キッチンディスプレイなどを組み合わせ、注文・調理・会計の業務を効率化できる点が特徴です。お客様自身が注文する仕組みを導入することで、ホールスタッフの負担軽減や追加注文の促進にもつなげられます。
また、キッチンディスプレイへの注文連携や番号呼び出しなど、フードコート形式の食堂に適した運用にも対応しています。レストランやカフェだけでなく、社員食堂・フードコートなどでセルフ注文・セルフ会計を導入したい事業者にも適したサービスです。
ユビレジ エンタープライズ

ユビレジ エンタープライズは、複数店舗や大規模な店舗運営に対応したクラウド型POSレジシステムです。売上・在庫・顧客情報などを一元管理でき、店舗数の増加や事業規模の拡大に合わせた運用に対応しています。
大規模な店舗展開を見据えた拡張性と、企業ごとの業務に合わせたカスタマイズに対応できる点が強みです。一般的なPOSレジの標準機能では対応しにくい業務についても、必要に応じて機能追加やシステムの調整を検討できます。
また、セキュリティや安定稼働を重視したシステム基盤と、専門的な導入・運用サポートを備えています。複数店舗の売上や顧客データを本部で管理したい、30店舗以上有する大規模飲食チェーンにおすすめです。
一般的なレジ(キャッシュレジスター)とPOSレジの違い
一般的なレジ(キャッシュレジスター)とPOSレジの大きな違いは、売上データの記録・分析や外部システムとの連携ができるかどうかです。
一般的なレジは会計・現金管理を中心とした機器であるのに対し、POSレジは会計時の販売情報を記録し、売上分析や店舗運営の効率化に活用できるシステムです。飲食店向けPOSレジでは、注文管理や厨房への伝達、キャッシュレス決済などと連携できる製品もあります。
それぞれの主な違いは、以下のとおりです。
| 比較項目 |
一般的なレジ(キャッシュレジスター) |
POSレジ |
| 主な役割 |
会計・現金管理 |
会計・売上管理・店舗運営の効率化 |
| 売上管理 |
日別の売上集計などが中心 |
商品別・時間帯別などの詳細な売上管理 |
| 売上分析 |
レシートロールでの集計 |
売れ筋メニューや販売傾向の分析が可能 |
| 注文管理 |
基本的に別途対応が必要 |
ハンディやモバイルオーダーと連携可能な製品がある |
| 厨房との連携 |
基本的に別途対応が必要 |
キッチンプリンターなどと連携可能な製品がある |
| キャッシュレス決済 |
決済端末での金額入力が必要になる場合がある |
対応端末との金額連携が可能な製品がある |
| 複数店舗管理 |
店舗ごとの管理が中心 |
複数店舗の売上を一元管理できる製品がある |
| 導入費用 |
比較的安価な製品が多い |
無料アプリから高機能な有料システムまで幅広い |
一般的なレジは、会計業務が中心で、複雑な売上分析やシステム連携を必要としない小規模店舗に向いています。一方、POSレジは、注文数が多い飲食店や、メニュー別の売上分析、スタッフの業務負担軽減に取り組みたい店舗に適しています。
ただし、POSレジで利用できる機能は製品や契約プランによって異なるため、必要な機能と導入費用を比較して選びましょう。
飲食店向けPOSレジの主な機能・できること
飲食店向けPOSレジには、会計・売上管理のほか、注文受付や厨房への伝達、キャッシュレス決済との連携など、店舗運営を効率化する機能があります。
とくに、注文から調理・会計までの情報を連携できるPOSレジは、ホールスタッフの作業負担や注文ミスの削減に役立ちます。また、蓄積した売上データを分析することで、メニューの見直しや仕入れ計画などにも活用できます。
飲食店向けPOSレジの代表的な機能と、具体的にできることを以下の表にまとめました。
| 主な機能 |
できること |
飲食店での活用例 |
| 注文・オーダーエントリー機能 |
注文内容をデータで記録・管理する |
テーブルごとの注文状況を把握し、注文漏れや入力ミスを防ぐ |
| ハンディ端末との連携 |
スタッフが受けた注文をハンディ端末からPOSレジへ送信する |
居酒屋やレストランで注文内容を厨房へ伝え、ホール業務を効率化する |
| モバイルオーダーとの連携 |
お客様のスマートフォンから注文を受け付ける |
追加注文の受付を効率化し、スタッフの注文対応を減らす |
| キッチンプリンター・キッチンディスプレイとの連携 |
注文内容を厨房のプリンターや画面へ送信する |
注文伝票の受け渡しを減らし、調理指示や提供状況の管理を効率化する |
| キャッシュレス決済との連携 |
POSレジの会計金額を対応する決済端末へ連携する |
金額の二重入力を減らし、会計ミスの防止やレジ待ち時間の短縮につなげる |
| 売上・メニュー分析 |
メニュー別・時間帯別・日別などの売上を集計・分析する |
売れ筋メニューや混雑時間帯を把握し、メニュー構成や人員配置を見直す |
| 複数店舗管理 |
複数店舗の売上や商品情報などを一元管理する |
飲食チェーンの店舗別売上を比較し、本部で経営状況を把握する |
| 顧客管理・ポイント機能 |
顧客情報や来店履歴、ポイントなどを管理する |
常連客への特典提供や再来店を促す販促施策に活用する |
※上記は飲食店向けPOSレジで利用できる代表的な機能です。すべての製品に標準搭載されているわけではなく、オプション契約や対応する周辺機器・外部サービスの導入が必要な場合があります。
飲食店向けPOSレジを導入する際は、すべての機能をそろえる必要はありません。たとえば、カフェではキャッシュレス決済や売上分析、居酒屋ではハンディやモバイルオーダー、飲食チェーンでは複数店舗管理など、業態や店舗規模によって優先すべき機能が異なります。
まずは現在の店舗で負担が大きい業務を整理し、必要な機能を備えたPOSレジを比較することが、無駄な導入費用を抑えることにもつながります。
参考記事:POSレジの機能一覧|業種別のおすすめ機能と選び方のポイント
【Bizcan独自調査】飲食店がPOSレジ導入時に希望する種類・タイプとは?

Bizcanでは、2026年1月~6月に寄せられたPOSレジ導入に関する問い合わせデータをもとに、飲食店が希望するPOSレジの種類・タイプを集計しました。
飲食店でもっとも希望が多かったのは「タブレット型POSレジ」の70.8%で、次いで「ターミナル型POSレジ」が37.5%、「パソコン型POSレジ」が29.2%という結果でした。飲食店では、省スペースで設置しやすいタブレット型POSレジへのニーズが高いことがわかります。
| POSレジの種類 |
希望割合 |
主な特徴・飲食店での活用 |
| タブレット型POSレジ |
70.8% |
省スペースで設置しやすく、カフェやレストランなど幅広い飲食店に対応しやすい |
| ターミナル型POSレジ |
37.5% |
レジ専用機器を使用するタイプで、会計業務が多い飲食店などで活用できる |
| パソコン型POSレジ |
29.2% |
パソコンを利用して会計・売上管理を行うタイプで、既存のパソコン環境を活用したい店舗などに適している |
タブレット型POSレジは、限られたレジスペースにも設置しやすく、飲食店の規模やレイアウトに合わせて導入しやすい点が特徴です。一方、ターミナル型やパソコン型にもそれぞれメリットがあるため、会計頻度や必要な周辺機器、店舗の運営方法に応じて比較しましょう。
※複数回答のため、合計は100%になりません。
ポゥちゃん
Bizcan編集部のワンポイントチェック!
Bizcanの独自調査では、POSレジの希望タイプは「現金対応タッチパネル式」が56.2%ともっとも多かったよ!次いで「キャッシュレス専用」が16.7%、「厨房連携セルフオーダー型」が15.6%という結果だったんだ。POSレジを選ぶときは、対応する決済方法だけでなく、注文から調理までの流れに合っているかもチェックしてみてね♪
【業態別】飲食店におすすめのPOSレジ
飲食店向けPOSレジは、店舗の業態によって必要な機能が異なります。たとえば、居酒屋ではハンディや飲み放題管理、カフェではスムーズな会計、焼肉店ではテーブルオーダーや食べ放題管理などが求められます。
飲食店のPOSレジ選びでは、業態ごとの注文方法や会計の流れに合った機能を備えているかがポイントです。以下では、飲食店の業態・店舗規模別に、重視したい機能とおすすめのPOSレジをまとめました。
| 業態・店舗規模 |
重視したい機能 |
おすすめのPOSレジ |
| 居酒屋・焼き鳥屋 |
ハンディオーダー、飲み放題管理、テーブル管理、個別会計 |
POS+ food、ツナグNe!、Mr.Menu |
| カフェ |
キャッシュレス決済連携、スムーズな会計、売上分析 |
STORESレジ、Square POSレジ、スマレジ |
| ラーメン店 |
券売機・セルフレジ連携、キャッシュレス決済、売上管理 |
CASHIER POS、スマレジ、Square POSレジ |
| レストラン |
ハンディオーダー、モバイルオーダー、厨房連携、テーブル管理 |
POS+ food、NECモバイルPOS、ハピレジ |
| 焼肉店 |
タブレットオーダー、食べ放題・飲み放題管理、テーブル管理 |
Mr.Menu、POS+ food、ツナグNe! |
| 小規模・個人経営の飲食店 |
導入費用の抑制、シンプルな操作、キャッシュレス決済連携 |
スマレジ、STORESレジ、Square POSレジ |
| チェーン・多店舗飲食店 |
複数店舗管理、本部での売上分析、外部システム連携 |
NECモバイルPOS、ユビレジ エンタープライズ、ハピレジ |
※おすすめのPOSレジは、各サービスの特徴と業態ごとの一般的な運用をもとに選定しています。必要な機能が標準搭載されているとは限らず、オプションや外部サービスとの連携が必要な場合があります。
また、同じ業態でも、注文をスタッフが受けるのか、お客様自身がスマートフォンやタブレットから行うのかによって、適したPOSレジは変わります。業態だけで判断せず、店舗の注文方法や会計方法、今後の運営方針も踏まえて比較しましょう。
飲食店向けPOSレジの選び方
飲食店向けPOSレジを選ぶ際は、価格や機能の多さだけでなく、店舗の業態や注文方法、スタッフの業務負担に合っているかを確認することが大切です。
とくに、注文受付から厨房への伝達、会計までの業務をどこまで効率化できるかが、飲食店向けPOSレジ選びのポイントです。必要な機能が不足していると、導入後も手作業が残ったり、追加費用が発生したりする可能性があります。
まずは、以下のチェックリストを参考に、自店に必要な条件を整理しましょう。
飲食店向けPOSレジの選定チェックリスト
- 店舗の業態や規模に合った機能が備わっているか
- 初期費用・月額料金・周辺機器を含めた総額が予算内に収まるか
- 導入時の設定支援やトラブル発生時のサポートを受けられるか
- ハンディやモバイルオーダーと連携できるか
- 注文内容を厨房へ伝達し、会計まで連携できるか
- 将来的なセルフレジ導入や多店舗展開にも対応できるか
店舗の業態・規模に合ったPOSレジを選ぶ
飲食店向けPOSレジは、店舗の業態や規模によって必要な機能が異なります。自店の注文方法や会計の流れに合った機能を備えているかを基準に選ぶことが大切です。
たとえば、カフェやテイクアウト店では、会計スピードやキャッシュレス決済との連携が重視されます。一方、居酒屋やレストランでは、ハンディによる注文受付やテーブル管理、厨房への注文伝達などが必要になる場合があります。
また、個人経営の小規模店舗であれば、操作がシンプルで導入費用を抑えられるPOSレジも選択肢になります。複数店舗を運営する場合は、店舗別の売上管理や本部でのデータ集計に対応した製品が適しています。
業態だけでなく、席数や注文数、スタッフ数なども踏まえて、自店に必要な機能を整理しましょう。
導入費用・月額料金・サポート体制を比較する
飲食店向けPOSレジを比較する際は、本体価格や月額料金だけでなく、周辺機器やオプション機能を含めた総額を確認しましょう。
POSレジによっては、基本機能を無料で利用できる一方、ハンディ端末やキッチンプリンター、モバイルオーダーなどの導入に追加費用が発生する場合があります。
初期費用と月額料金に加え、必要な周辺機器・連携サービス・保守費用まで含めて比較することがポイントです。複数の製品から見積もりを取得し、同じ機能・機器構成で比較すると、費用の違いを把握しやすくなります。
また、飲食店ではランチやディナーなどの営業時間中にトラブルが発生すると、注文受付や会計に影響する可能性があります。電話サポートの受付時間や土日祝日の対応、現地訪問サポートの有無なども確認しておきましょう。
注文から厨房・会計まで一連の業務を連携できるか確認する
飲食店向けPOSレジを選ぶ際は、注文受付から厨房への伝達、会計までの業務を一連の流れで管理できるか確認しましょう。
たとえば、ハンディやモバイルオーダーで受け付けた注文をキッチンプリンターやキッチンディスプレイへ自動送信できれば、スタッフが注文内容を厨房へ伝える手間を削減できます。さらに、注文情報を会計へ反映できれば、会計時の入力作業や金額の打ち間違いも減らせます。
重要なのは、個々の機能に対応しているかだけでなく、注文・調理・会計のデータが連携し、二重入力や手作業を減らせるかどうかです。
ただし、ハンディやモバイルオーダーに対応していても、連携できる機器やシステムが限定される場合があります。導入前に、実際の注文から会計までの操作をデモなどで確認すると安心です。
将来導入したいシステムまで見据えて拡張性を確認する
飲食店向けPOSレジは、現在必要な機能だけでなく、将来的に追加したいシステムとの連携や拡張性も確認して選びましょう。
たとえば、開業当初はスタッフが注文を受ける運用でも、人手不足への対策としてモバイルオーダーやタブレットオーダーを導入する可能性があります。また、セルフレジや自動釣銭機の導入、店舗数の拡大などによって、必要な機能が変わることも考えられます。
将来的なシステム追加に対応できるPOSレジであれば、店舗運営の変化に合わせて機能を拡張しやすくなります。既存のPOSレジを入れ替える負担や、データ移行にかかる手間を抑えることにもつながります。
ただし、すべての機能を最初から導入する必要はありません。現在の店舗運営に必要な機能を優先しつつ、追加できるオプションや外部サービス、上位プランへの変更条件などを確認しておきましょう。
参考記事:【比較表付き】POSレジの選び方とは?おすすめのPOSレジ8選と導入費用・比較ポイントを解説
飲食店向けPOSレジの導入費用・料金相場
飲食店向けPOSレジの導入費用は、レジ本体や周辺機器の構成、利用する機能によって異なります。一般的な目安として、初期費用は10万〜40万円程度、月額料金は0円〜2万円程度です。ハンディ端末やキッチンプリンター、モバイルオーダーなどを追加する場合は、さらに費用がかかることがあります。
飲食店向けPOSレジの主な費用項目と料金相場は、以下のとおりです。
| 費用項目 |
料金相場 |
費用の内容 |
| POSレジ本体・タブレット |
5万〜15万円程度 |
POS専用端末やiPadなどの購入費用 |
| レシートプリンター・キャッシュドロア |
3万〜8万円程度 |
レシート発行や現金管理に必要な周辺機器 |
| 初期設定・導入サポート |
0円〜10万円程度 |
機器設置、メニュー登録、初期設定、操作説明など |
| 月額利用料金 |
0円〜2万円程度 |
POSレジシステムの利用料、売上管理などの基本機能 |
| ハンディ端末 |
数万円程度/台 |
スタッフが客席で注文を受け付けるための端末 |
| キッチンプリンター |
3万〜8万円程度/台 |
注文内容を厨房へ伝達するための機器 |
| モバイルオーダー・セルフオーダー |
月額数千円〜数万円程度 |
お客様自身がスマートフォンやタブレットから注文するためのシステム |
| キャッシュレス決済端末 |
0円〜数万円程度 |
クレジットカード・電子マネー・QRコード決済などに対応する端末。決済手数料は別途発生 |
※料金は一般的な目安であり、各項目をすべて導入する必要はありません。機器の購入・レンタル、契約プラン、導入台数などによって実際の費用は異なります。
たとえば、小規模なカフェであれば、無料のPOSレジアプリと必要最低限の周辺機器を組み合わせることで、導入費用を抑えられます。一方、居酒屋やレストランでハンディ端末や厨房連携まで導入する場合は、初期費用が数十万円以上になることもあります。
POSレジを比較する際は、初期費用だけでなく、月額料金やオプション費用、キャッシュレス決済手数料などを含めた総額で判断しましょう。
参考記事:POSレジの価格相場はいくら?初期費用・月額費用を比較【料金比較表付き】
飲食店向けPOSレジ導入までの流れ
飲食店向けPOSレジの導入は、必要な機能の整理からサービス比較、見積もり、初期設定、運用開始までの5つのステップで進めます。
とくに飲食店では、メニュー登録や注文・厨房連携の設定が必要になるため、開業日や導入希望日から逆算して準備を進めることが大切です。
STEP1必要な機能・予算を整理する
店舗の業態や席数、注文方法、スタッフ数を踏まえ、必要なPOSレジ機能を整理します。ハンディやモバイルオーダー、キャッシュレス決済との連携など、導入したい機能と予算を明確にしましょう。
STEP2POSレジを比較して見積もりを取得する
複数のPOSレジサービスを比較し、必要な機能への対応状況や費用、サポート体制を確認します。周辺機器やオプション料金も含めた見積もりを取得し、導入するサービスを選定します。
STEP3契約・機器の手配を進める
導入するPOSレジが決まったら契約を行い、タブレットやレシートプリンター、ハンディ端末など必要な機器を手配します。キャッシュレス決済を導入する場合は、加盟店審査に時間がかかることもあるため、早めに申し込みましょう。
STEP4初期設定・メニュー登録・動作確認を行う
POSレジの設置後、メニュー名や価格、税率、テーブル情報などを登録します。ハンディやキッチンプリンター、決済端末との連携を設定し、注文受付から厨房への伝達、会計まで正常に動作するか確認しましょう。
STEP5スタッフ研修を実施して運用を開始する
スタッフに注文入力や会計、取消・返金などの操作方法を共有し、実際の営業を想定した練習を行います。運用開始後は、操作上の課題や設定の不備を確認し、必要に応じて改善しましょう。
参考記事:POSレジ導入ガイド|費用相場・導入方法・選び方・補助金を解説
飲食店に合ったPOSレジを比較して選ぼう
飲食店向けPOSレジは、会計・売上管理だけでなく、注文受付や厨房への伝達、キャッシュレス決済との連携など、店舗運営の効率化に役立つシステムです。ただし、対応機能や料金、サポート体制は製品によって異なります。
飲食店のPOSレジ選びでは、業態や店舗規模に加え、注文から会計までの業務をどこまで効率化できるかを比較することが大切です。たとえば、居酒屋やレストランではハンディ・モバイルオーダーとの連携、カフェでは会計のしやすさ、多店舗展開する飲食店では売上の一元管理などが選定のポイントになります。
Bizcanでは、飲食店向けPOSレジの機能や費用、特徴を比較できます。複数のサービスを比較し、自店の課題や予算に合ったPOSレジを見つけましょう。