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2026/04/10

飲食店に券売機は導入すべき?向いている・向いていない店舗の特徴と機種の比較ポイント

  • 券売機
券売機に向いてる飲食店
券売機導入の効果|店舗運営を効率化する最新トレンド
券売機導入の効果|店舗運営を効率化する最新トレンド
券売機の導入は注文と会計、そして厨房への伝達を自動化できるため、フロアスタッフは最小限に抑えることができます。
店舗や施設のサービスの向上が成功した事例もご紹介。

券売機は、事前決済機や発券機とも呼ばれており、温泉施設や公共施設、スポーツ施設など、飲食店以外でも数多く導入されています。

飲食店で導入すると、店員がオーダーを取りに行く業務負担の軽減につながるメリットがある反面、すべての飲食店に券売機が適しているとは限りません。

そこで今回は、券売機の導入に向いている飲食店の特徴や、向いていない飲食店の傾向と、導入する際に機種を比較検討するポイントについて解説します。

目次

券売機とは?

タッチパネル式券売機を操作する男性

券売機とは、切符やチケットを販売、発券する設備のことです。発券機や食券機、事前精算機とも呼ばれており、店舗の注文や会計管理に活用されています。駅で切符を購入する際に利用する自動券売機も、券売機の一種です。

本記事で紹介する券売機は、飲食店や温泉施設、スポーツ施設などの店舗・施設で導入する食券販売機のことを指します。自動販売機との違いは、商品そのものではなく注文券を販売する点です。

飲食店で券売機を導入すると、オーダーを取りに行く業務負担が軽減される、事前会計による「食い逃げ」などの犯罪リスク軽減につながる、などのメリットがあります。

参考記事:券売機とは?食券機(食券自販機)・発券機・精算機との違いや活用シーンについて解説

飲食店向けの券売機で領収書発行は可能?

飲食店向けの券売機で、領収書を発行することは可能です。ただし、食券と同一の用紙に領収書を印字する形になるため、感熱紙による印字になる点に注意しなければなりません。

また、ボタン式券売機の場合、領収書発行ボタンがない機種もあるので、導入する際に領収書発行に対応している機種であるか、確認しておく必要があります。

券売機を導入しても、領収書発行に対応していない機種出会った場合、手記入での領収書発行に対応しなけれなばらないので注意しましょう。

券売機の導入に向いている飲食店の5つの特徴

券売機は、すべての飲食店に適している設備ではありません。具体的には、以下に該当する飲食店に適しています。

  • メニューの種類がシンプル
  • 定食やセットメニューが中心
  • 店舗の規模が小さい
  • 店舗の回転率が高くピーク時に行列が発生しやすい
  • キャッシュレス対応や多言語対応が求められる

ここからは、券売機の導入に向いている飲食店の特徴や店舗の傾向について解説します。

メニューの種類がシンプル

券売機は、メニューの種類がシンプルな飲食店での導入に向いています。具体的には、ラーメン店やうどん・そば店、丼店、カフェ、スイーツショップなどです。

トッピングやセットドリンク、サイドメニューなどの選択肢が多いと、券売機で対応することが難しくなります。とくに、ボタン式券売機の場合は、選択制メニューを導入することは難しいでしょう。

そのため、シンプルでメニュー数が限られている飲食店であれば、券売機を利用する顧客も注文しやすく、券売機の導入に向いています。

定食やセットメニューが中心

券売機は、定食屋セットメニューが中心の食堂や学食などでの導入にも向いています。

とくに、ランチタイムに営業している店舗で券売機を導入すると、料理の提供やテーブルの片付けなどにスタッフを集中できるため、店内の回転率向上にもつながるでしょう。

ただし、コース料理の場合はメイン料理や飲み物、デザート、パンorライスなど選択肢が多くなるため、導入する機種に注意が必要です。タッチパネル式券売機であれば、このような注文方法にも対応できます。

参考記事:タッチパネル式券売機8選!選び方や特徴を徹底解説

店舗の規模が小さい

券売機は、飲食店の中でも小規模店舗での導入に向いています。

小規模店舗では、限られたスタッフ数で店内のオペレーションを回しているため、業務負担軽減は店内のスムーズなサービス提供に直結する課題です。

券売機を導入すればオーダー受注業務をセルフ化でき、貴重な人員を料理提供やテーブルセッティングなどに集中できるでしょう。

規模の大きい店舗でも券売機を導入することは可能ですが、小規模店舗で導入した方がメリットは大きいと言えます。小規模店舗・個人店舗で券売機を導入するなら、小型券売機もおすすめです。

参考記事:券売機の小型機種おすすめ5選|価格の目安や中古・新品どちらを選ぶべきか解説

店舗の回転率が高くピーク時に行列が発生しやすい

店舗の回転率が高く、ピーク時に行列が発生しやすい飲食店も、券売機の導入に向いています。

券売機を導入することで、注文と会計を事前に完結できるため、レジ待ちの時間を大幅に削減できることが理由です。

とくにランチタイムなど来店が集中する時間帯でも、注文対応の滞りを防ぎ、ホールスタッフが料理の提供や食器のバッシング作業に注力できるようになります。その結果、1時間あたりの回転数が向上するため、売上アップにも効果的です。

キャッシュレス対応や多言語対応が求められる

キャッシュレス対応や多言語対応が求められる飲食店も、券売機の導入に向いている店舗です。

近年の券売機は、ボタン式・タッチパネル式問わずキャッシュレス決済に対応している機種が多くあります。また、券売機に後付けできるキャッシュレス決済端末も登場しており、支払い手段の多様化に対応したい店舗での導入に最適です。

また、タッチパネル式券売機であれば、多言語表示機能が備わっている機種が多いため、訪日外国人観光客の来店が多い店舗のインバウンド対策にも活用できます。

券売機は、決済手段の多様化やインバウンド対策の強化を図りたい飲食店にとって、収益拡大につながる設備投資としても有効な手段といえます。

券売機の導入に向いていない飲食店の特徴

セッティングされたレストランのテーブル

券売機の導入に向いている飲食店がある一方で、向いていない飲食店もあるため、導入する際は注意が必要です。

ここからは、券売機の導入に向いていない飲食店の特徴や避けた方が良いケースについて解説します。

メニューの種類が多い

メニューの種類が多い店舗は、券売機の導入に向いていません。選択肢が増えすぎると、顧客が注文ボタンを探すのに苦労するためです。

また、ある程度のメニュー数であればタッチパネル式券売機で対応できますが、ボタン式券売機の場合は、ボタンの数に応じたメニュー数にしか対応できないので注意しましょう。

タッチパネル式券売機であっても、メニュー数があまりに多いと表示する数が増えてしまうため、券売機での操作に時間がかかる恐れがあります。

結果的に券売機に長蛇の列ができ、店内の回転率低下につながる恐れがあるため、メニュー数が多い店舗での券売機導入は避けた方が良いでしょう。

頻繁に追加注文が入る

頻繁に追加注文が入るような飲食店も、券売機の導入に向いていません。

追加注文のたびに顧客が席を立つ必要があるため、券売機でのオーダーは不便です。頻繁に追加注文が入る具体的な飲食店の業態としては、居酒屋や串料理、寿司店などが挙げられます。

頻繁に追加注文が入る業態の場合は、券売機を設置するよりもモバイルオーダーシステムやセルフレジを導入した方が良いでしょう。

参考記事:モバイルオーダーシステムの飲食店向けおすすめサービス10選を徹底比較

高級感や接客サービスが強みの店舗

高級感や接客サービスの高さが強みの飲食店も、券売機の導入には向いていません。

「接客サービスの高さ」をアピールしているため、スタッフによるオーダー受注や顧客とのコミュニケーションを重視する必要があるためです。

接客サービスが強みの店舗であれば、接客サービスの提供を活かせるような設備や業務フローを導入する必要があります。

このような業態の店舗で券売機を導入すると、店舗のコンセプトに合わず、客離れにつながる可能性があるため注意しましょう。

【業態別】飲食店におすすめのオーダー設備の種類

飲食店の業態によって、最適なオーダー設備は異なります。券売機がすべての飲食店に適しているとは限りません。

以下に、飲食店の業態別でおすすめのオーダー設備の種類と、おすすめする理由をまとめました。

業態 おすすめのオーダー設備 理由
ラーメン店・牛丼店 券売機(現金・キャッシュレス対応) 回転率が高く、注文〜会計を事前に完結することで行列緩和とオペレーション効率化が可能
カフェ・ベーカリー タッチパネル式券売機(タブレットPOS)・モバイルオーダー カスタマイズ注文が多く、対面接客や柔軟な対応が求められるため券売機より適している
居酒屋 テーブルオーダー(タブレットオーダー)・モバイルオーダー・ハンディ端末 追加注文が多く、滞在時間も長いため、席から注文できる仕組みが売上向上につながる
フードコート・大型飲食店 券売機+呼び出しシステム 注文集中を分散でき、ピーク時でもスムーズなオペレーションが可能
テイクアウト専門店 モバイルオーダー・QRオーダー・券売機 事前注文や非接触決済により待ち時間削減と回転率向上を実現できる
高級レストラン スタッフ対応 接客品質が重視されるため、券売機より対面接客の方が顧客満足度が高い

飲食店で導入する券売機を選ぶ際の比較ポイント

タッチパネル式券売機が並ぶ飲食店

経営している飲食店で券売機の導入を決めたら、導入する機種を選ぶ必要があります。券売機の種類や決済方法、提供している企業のサービス内容などを比較して決定しましょう。

ここからは、飲食店で導入する券売機の機種を選ぶ際に意識しておきたい、具体的な比較ポイントについて解説します。

券売機の種類で比較する

飲食店で導入する券売機は、まず券売機の種類を比較して導入する機種を選択しましょう。

券売機には、以下の種類のものがあります。

  • 卓上式・小型券売機
  • ボタン式券売機
  • タッチパネル式券売機

ボタンを押して購入するボタン式券売機のほか、液晶画面をタップしてメニューを選択するタッチパネル式券売機があります。また、テーブルやカウンターの上に設置できる卓上式(小型)券売機があるのも特徴です。

店内の券売機設置スペースの広さやメニューの数などに合わせて、導入する券売機の種類を選定しましょう。

また、タッチパネル式券売機の場合、多言語表示機能が搭載されているモデルもあります。多言語対応券売機の導入は、飲食店におけるインバウンド対策にも効果的です。

参考記事:【飲食店向け】シェア率上位の主要券売機メーカーまとめ

決済方法の種類で比較する

飲食店で導入する券売機を選ぶ際は、決済方法の種類で比較するのもおすすめです。

現金のみに対応している機種なのか、キャッシュレス決済にも対応しているのかなど、対応している決済方法について確認しておきましょう。

また、現金決済に対応している機種の場合は、対応している紙幣の種類も確認しておくことが大切です。小額紙幣のみなのか、高額紙幣に対応しているのか、新紙幣は利用できるかなど、あらかじめチェックしておきましょう。

参考記事:【2024年7月】券売機の新紙幣対応方法!補助金活用まで徹底解説

キャッシュレス決済対応の機種を導入する場合は、どのようなキャッシュレス決済サービスに対応しているのか、決済手数料はどれくらいかをリサーチし、比較検討することが重要です。

参考記事:キャッシュレス決済対応の券売機おすすめ7選|導入するメリットと選び方のポイント

サポートサービスの充実度で比較する

飲食店で導入する券売機を選ぶときは、サポートサービスの充実度で比較するのもおすすめです。

基本的に、券売機を購入した後は、店舗で管理・点検を行わなければなりません。サポートサービスが充実している企業であれば、定期点検や故障時の修理対応を行ってくれます。

ただし、有償サポートになることも多いため、サポートにかかる費用についても事前に問い合わせておくと良いでしょう。

飲食店の券売機によくあるトラブル

飲食店の券売機によくあるトラブルとして、以下の例が挙げられます。

  • 硬貨・紙幣が詰まる
  • 食券・領収書の発行不良
  • タッチパネル・ボタンを押しても反応しない

それぞれ、具体的にどのような理由で発生するトラブルなのか、対処法も含めて確認しておきましょう。

硬貨・紙幣が詰まる

飲食店で券売機を稼働していると、硬貨・紙幣が詰まるトラブルが発生することがあります。これは、同時投入枚数を上回る数を投入した際によく発生するトラブルです。

硬貨・紙幣が詰まると、詰まりを解消するために店員が対応しなければならなくなり、業務が滞る恐れがあります。また、1台のみ設置している店舗の場合、券売機を利用する顧客を待たせてしまうでしょう。

このようなトラブルを防ぐためには、投入上限枚数を明記しておいたり、濡れている・折れている紙幣は店頭で交換対応したりして、券売機の利用停止を抑止することが大切です。

食券・領収書の発行不良

食券・領収書の発行不良も、券売機を利用している飲食店でよくあるトラブルの例です。

おもな原因は、用紙切れもしくは用紙が正しくセットできていないことによる詰まりなので、硬貨・紙幣が詰まった場合と同様に、券売機内部の状態を店員が確認する必要があります。

店舗の業務が滞る要因になることから、用紙の自動セットに対応している機種を選定する、補充した際に正しくセットできているか再確認するなどして、トラブル発生を抑止しましょう。

タッチパネル・ボタンを押しても反応しない

飲食店の券売機では、タッチパネル・ボタンを押しても反応しないといったトラブルが発生することもあります。古くなった券売機によく見られるケースで、内部のパーツが破損していることが要因の1つです。

券売機を使用する顧客にストレスを与えるため、放置せずに早急に修理対応を行う必要があります。とくに、中古の券売機を購入した際は、購入直後でもこのようなトラブルが発生する可能性があるので注意しましょう。

参考記事:券売機のよくあるトラブルと対処法まとめ!飲食店の営業中に壊れたらどうすべき?

まとめ

券売機を導入するときは、店舗の業態に適しているかを判断した上で検討する必要があります。業態によっては、券売機よりもセルフレジやモバイルオーダーシステムの方が向いている場合もあるでしょう。

また、導入する券売機も提供しているメーカーによって機能に差があります。シンプルな券売機が良いのか、タッチパネル式券売機かつキャッシュレス決済に対応している機種が良いのかなど、導入する機種も選定しましょう。

機能が豊富な券売機ほど、導入するための初期費用が高くなる傾向にあります。レンタルやリース、サブスクサービスなどもうまく活用して、店舗業務の効率化を図りましょう。

また、券売機の導入には、補助金・助成金制度が利用できる場合もあるので、一度確認してみるのもおすすめです。

参考記事:【2025年最新】券売機の導入に利用できる補助金・助成金制度5選|制度ごとの補助上限額や申請要件も紹介

券売機導入の効果|店舗運営を効率化する最新トレンド

券売機導入の効果|店舗運営を効率化する最新トレンド

券売機の導入は注文と会計、そして厨房への伝達を自動化できるため、フロアスタッフは最小限に抑えることができます。
店舗や施設のサービスの向上が成功した事例もご紹介。

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