券売機を購入する場合、券売機の価格は、機種や搭載する機能によって大きく異なります。特に、キャッシュレス決済やPOS連携、多言語対応などの機能を搭載する場合は、導入費用が高くなる傾向があります。券売機の導入費用を抑えるために、中古で購入したり、レンタルやリースを活用する方法もありますが、補助金・助成金制度が活用できることをご存知でしょうか。
近年、券売機もキャッシュレス化やキッチンプリンター・キッチンディスプレイとの連携が進み、さまざまな機能が備わっている機種も登場しています。
補助金・助成金制度を活用できれば、そのような最新機器も費用負担を抑えて導入できるでしょう。そこで本記事では、券売機導入時に活用できる補助金・助成金制度を5選ピックアップして紹介します。
券売機導入に使える補助金・助成金【早見表】
| 制度名 | 向いているケース | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 中小企業省力化投資補助金 | 省人化・業務効率化を目的に券売機を導入したい店舗 | 券売機などの省力化設備導入に活用しやすい |
| デジタル化・AI導入補助金 | POS連携・キャッシュレス対応などIT機能付き券売機を導入したい店舗 | ソフトウェアや関連機器の導入で活用できる場合がある |
| 小規模事業者持続化補助金 | 小規模飲食店・個人店が販路拡大や業務改善を目的に導入する場合 | 小規模事業者向けで、比較的検討しやすい |
| 業務改善助成金 | 賃上げとあわせて券売機導入による業務効率化を行う場合 | 賃金引き上げと設備投資が条件になる |
| 働き方改革推進支援助成金 | 労働時間削減や年休取得促進を目的に省人化したい場合 | 労働環境改善とあわせた設備導入で活用できる |
券売機導入に利用できる補助金・助成金制度とは
券売機導入に利用できる補助金・助成金制度とは、国や自治体が推進している社会課題への取り組みや職場環境の改善などを行う企業に対し、支援金を支給するものです。
融資とは異なり、返済不要で支給してもらえるため、事業で新たな設備を導入する際の負担を大きく軽減できます。
券売機導入に利用できる補助金・助成金制度もいくつかあり、券売機を導入する目的や券売機導入で達成できた成果によって、支給割合が変動するものがあるのも特徴です。
券売機導入に利用できる補助金・助成金制度5選
券売機導入時に利用できる補助金・助成金制度は、以下の5つあります。
券売機導入時に利用できる補助金・助成金制度
- 中小企業省力化投資補助金
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- 業務改善助成金
- 働き方改革推進支援助成金
まずは、制度ごとの特徴や支給対象となる条件、支給金額について詳しく見ていきましょう。
中小企業省力化投資補助金

中小企業省力化補助金も、券売機の導入時に活用できる補助金制度です。中小企業の売り上げ拡大や業務効率化を支援するための制度で、生産性向上による賃上げを目的としています。
券売機のほか、配膳ロボットや自動清掃ロボット、スチームコンベクションオーブン、自動フライヤーなどの導入時にも活用できる点が特徴です。
カタログに掲載されている製品の中から、省力化効果のある汎用製品を注文する場合は「カタログ注文型」、オーダーメイド性がある個別設備やシステムの構築なら「一般型」が利用できます。
2026年3月19日から制度が改正され、申請期間の延長や中小規模事業者の補助上限額の引き上げ、大幅な賃上げの定義の変更などが行われました。
大幅な賃上げの定義は、これまで事業場内最低賃金を45円以上向上させる、とされていましたが改正後は3.0%(日本銀行が定める「物価安定の目標」+1.0%) 以上増加させることが求められています。
◆カタログ注文型(2026年3月19日制度改正以降)
| 従業員数5名以下 | 従業員数6〜20名 | 従業員数21名以上 | |
|---|---|---|---|
| 補助対象 | 補助対象としてカタログに登録された製品等 | ||
| 補助上限額 | 500万円(750万円) | 750万円(1,000万円) | 1,000万円(1,500万円) |
| 補助率 | 1/2以下 | ||
※賃上げ要件を達成した場合、()内の値に補助上限額を引き上げ
※2回目以降の交付申請では、累計補助上限額(各申請時点の補助上限額×2)や追加要件があります。詳細は制度改定のご案内をご確認ください。
◆一般型
| 従業員数5人以下 | 従業員数6〜20人 | 従業員数21〜50人 | 従業員数51〜100人 | 従業員数101人以上 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 補助対象 | 個別現場の設備や事業内容に合わせた設備導入・システム構築 | ||||
| 補助上限額※1 | 750万円(1,000万円) | 1,500万円(2,000万円) | 3,000万円(4,000万円) | 5,000万円(6,500万円) | 8,000万円(1億円) |
| 補助率 | 中小企業:1/2(2/3)※1 小規模企業者・小規模事業者、再生事業者※2:2/3 |
||||
※1大幅な賃上げを行う場合、()内の値に補助上限額を引き上げ
※2再生事業者の定義については公募要領を確認ください。また、再生事業者については基本要件未達の場合の返還要件の免除がされます。
参照:中小企業省力化投資補助金
カタログ注文型の補助上限額は、従業員数によって異なります。通常枠では、従業員数5人以下の企業は最大500万円、6人以上20人以下の企業は最大750万円、21人以上の企業は最大1,000万円まで補助を受けられます。
また、賃上げ特例の要件を満たした場合は、補助上限額が引き上げられます。従業員数5人以下の場合は最大750万円、6人以上20人以下の場合は最大1,000万円、21人以上の場合は最大1,500万円まで補助対象となります。
なお、本補助金は制度改正により受付期間が拡充されており、年度を通じて申請できる公募スケジュールとなっています。申請時期や募集状況は変更される可能性があるため、最新の公募要領を確認したうえで、券売機や店舗設備の導入に活用しましょう。
デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)

IT導入補助金は、2026年度からデジタル化・AI導入補助金に名称変更されました。
中小企業や小規模事業者の労働生産性向上を目的に、業務効率化やDX化、AI活用などに取り組む事業者を支援する目的で設けられた制度です。業種を問わず利用できる点が特徴で、券売機を導入する場合は、「インボイス枠(インボイス対応類型)」を検討できます。
同枠では、インボイス制度に対応した会計・受発注・決済機能を持つソフトウェアの導入とあわせて、POSレジ・モバイルPOSレジ・券売機などのハードウェアも補助対象となります。
なお、券売機などのハードウェアのみを単独で申請することはできません。
以下は、「通常枠」の補助金申請額と補助対象、補助を受けるための要件です。
| 補助金申請額 | 補助率 | プロセス数 | 売上げ目標の扱い | 補助対象 |
|---|---|---|---|---|
| 5万円〜150万円未満 | 1/2以内 ※令和6年10月から令和7年9月までの間で、 当該期間における地域別最低賃金以上〜令和7年度改定の地域別最低賃金未満で雇用している従業員が 全従業員の30%以上である月が3か月以上ある場合は、2/3以内 |
1以上 | 加点項目※1 | ソフトウェア購入費及び当該ソフトウェアに関連するオプション・役務の費用 |
| 150万円〜450万円以下 | 4以上 | 必須要件 |
※1 IT導入補助金2022からIT導入補助金2025までの間に交付決定を受けた事業者の場合は、必須要件
となる。
※2 なお、補助金申請額150万円~450万円以下の申請要件を満たす場合でも、交付申請時に申請する
補助額を自主的に5万円以上150万円未満の範囲内とすることは可能。
2026年3月30日から、上記の内容に一部改訂されました。昨年度までの情報と異なるのは、プロセス数1以上の場合の売り上げ目標の扱いが、2022~2025までの間に交付決定を受けた事業者の場合、加点項目ではなく必須要件となる点です。
また、以下は補助対象外となる経費のため、申請する前に確認しておく必要があります。
補助事業者の顧客が実質負担する費用がITツール代金に含まれるもの。(補助事業者にとっての売上原価に相当すると事務局が判断するもの。)
デジタル化・AI導入補助金の対象外となる経費
- 補助事業者の顧客が実質負担する費用がITツール代金に含まれるもの
- 交通費・宿泊費
- 補助金申請や報告にかかる申請代行費
- 公租公課(消費税など)
- 交付申請時点でITツールの利用金額が定められないもの
- 対外的に無償で提供されているもの
- リース・レンタル契約のITツール(サイバーセキュリティお助け隊サービスを除く)
- 中古品
- 交付決定前に購入したITツール
- その他、事務局が本事業の趣旨・目的から不適当と判断するもの
※ 対象外となるITツールの詳細については「ITツール登録要領」を参照すること。
申請期間は、交付申請開始から約6カ月間です。今年度は2026年3月30日(月)に申請が開始されたため、9月末までが目安となります。ただし、申請受付の期間は変更される可能性があるため、早めの手続きが重要です。
小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者の持続的な経営を支援するための制度です。創業型や一般型(通常枠・災害支援枠(能登半島地震被災者向け))、共同・協業型など、さまざまな枠組みが設けられています。
| 一般型(通常枠) | インボイス特例 | 共同・協業型 | 創業型 | |
|---|---|---|---|---|
| 補助額 | 50万円 (特例併用で最大250万円) |
最大100万円(上乗せ) | 最大5,000万円 | 200万円 (特例併用で最大250万円) |
| 補助率 | 2/3 (赤字事業者は3/4) |
2/3 (赤字事業者は3/4) |
2/3 | 2/3 |
小規模事業者持続化補助金は、一般型・創業型などの枠組みに対し、インボイス特例や賃金引上げ特例に対応することで支給金額が増額される仕組みです。
小規模事業者持続化補助金は、2026年度も公募が実施されています。一般型・通常枠では第20回公募の公募要領が2026年5月27日に公開され、申請受付は2026年11月5日から開始、申請締切は2026年12月15日17時が予定されています。
販路開拓や業務効率化に取り組む小規模事業者を対象とした制度であり、券売機の導入による省人化や店舗運営の改善にも活用が検討できます。申請時期や制度内容は変更される可能性があるため、最新の公募要領を確認したうえで活用しましょう。
共同・協業型は公募準備中となっています。
公募期間は年間に複数回あるものの、公募受付期間が短いため、申請を予定している方は早めに準備を進めておきましょう。
申請に不安がある場合は、小規模事業者持続化補助金の申請サポートや申請代行サービスを活用するのも選択肢の1つです。
参照:小規模事業者持続化補助金
業務改善助成金

業務改善助成金は、企業の業務効率化や生産性向上を目的とした設備投資を支援する制度です。助成金を受け取るには、事業所内の賃金を一定水準引き上げる必要がありますが、引き上げ幅に応じて助成金額もアップします。
| コース区分 | 事業場内最低賃金の引き上げ額 | 引き上げる労働者数 | 助成上限額 右記以外の事業者 |
助成上限額 事業場規模30人未満の事業者 |
|---|---|---|---|---|
| 30円コース | 30円以上 | 1人 | 30万円 | 60万円 |
| 2〜3人 | 50万円 | 90万円 | ||
| 4〜6人 | 70万円 | 100万円 | ||
| 7人以上 | 100万円 | 120万円 | ||
| 10人以上 | 120万円 | 130万円 | ||
| 45円コース | 45円以上 | 1人 | 45万円 | 80万円 |
| 2〜3人 | 70万円 | 110万円 | ||
| 4〜6人 | 100万円 | 140万円 | ||
| 7人以上 | 150万円 | 160万円 | ||
| 10人以上 | 180万円 | 180万円 | ||
| 60円コース | 60円以上 | 1人 | 60万円 | 110万円 |
| 2〜3人 | 90万円 | 160万円 | ||
| 4〜6人 | 150万円 | 190万円 | ||
| 7人以上 | 230万円 | 230万円 | ||
| 10人以上 | 300万円 | 300万円 | ||
| 90円コース | 90円以上 | 1人 | 90万円 | 170万円 |
| 2〜3人 | 150万円 | 240万円 | ||
| 4〜6人 | 270万円 | 290万円 | ||
| 7人以上 | 450万円 | 450万円 | ||
| 10人以上 | 600万円 | 600万円 |
※10人以上の上限額区分は、<特例事業者>が10人以上の労働者の賃金を引き上げる場合に対象となります。
また、助成率は現状の最低賃金額によっても、適用される割合が異なります。
- 1,050円未満 4/5
- 1,050円以上3/4
例年4月頃の公募開始となりますが、2026年度(令和8年度)は、9/1(火)開始予定となっています。例年よりも後ろ倒しになっている点に注意しましょう。
参照:業務改善助成金
働き方改革推進支援助成金

働き方改革推進支援助成金は、生産性向上や労働時間短縮への取り組みを支援するための制度です。
取り組む業務改革の内容に応じて、以下4つのコースが設けられています。
働き方改革推進支援助成金のコース
- 労働時間短縮・年休促進支援コース
- 勤務間インターバル導入コース
- 労働時間適正管理推進コース
- 団体推進コース
働き方改革推進支援助成金は、生産性向上や労働時間短縮への取り組みを支援する制度です。
券売機などの設備導入は、労働能率の増進に資する設備として対象となる可能性があります。ただし、券売機を導入するだけで助成対象となるわけではなく、時間外労働の削減や年次有給休暇の取得促進など、同コースが定める成果目標を設定・達成する必要があります。
成果目標として求められる取り組み
- 時間外労働時間の上限を、月60時間以下または60時間超80時間以下に設定する
- 年次有給休暇の計画的付与制度を導入する
- 時間単位の年休制度や特別休暇制度を導入する
助成額は、「成果目標に応じた上限額+賃金引上げ加算」と「対象経費 × 助成率」のいずれか低い額が支給されます。
助成率は原則 3/4、常時使用する労働者数が30人以下で一定の要件を満たす場合は、最大4/5 となります。
| 引き上げ人数 | 1~3人 | 4~6人 | 7~10人 | 11人~30人 |
|---|---|---|---|---|
| 3%以上引き上げ | 6万円 | 12万円 | 20万円 | 1人当たり2万円 (上限60万円) |
| 5%以上引き上げ | 24万円 | 48万円 | 80万円 | 1人当たり8万円 (上限240万円) |
| 7%以上引き上げ | 36万円 | 72万円 | 120万円 | 1人当たり12万円 (上限360万円) |
また、賃金の引き上げ率に応じて助成上限額に加算枠が設けられています。
- 賃金を3%以上引き上げた場合、労働者数に応じて、助成上限額を6万円~最大60万円加算、賃金を5%以上引き上げた場合は、24万円~最大240万円加算、賃金を7%以上引き上げた場合は、36万円~360万円加算。
参照:働き方改革推進支援助成金
券売機導入でどの補助金を選ぶべき?
券売機導入に活用できる補助金・助成金は複数ありますが、制度ごとに向いているケースが異なります。自店舗の導入目的に合わせて、利用しやすい制度を確認しましょう。
| 導入目的・店舗の状況 | 候補になる補助金・助成金 | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| 人手不足対策・省人化を目的に券売機を導入したい | 中小企業省力化投資補助金 | 券売機によって注文受付や会計業務を省人化したい店舗に向いています。 |
| POS連携・キャッシュレス対応などIT機能付き券売機を導入したい | デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金) | 券売機とPOSレジ、キャッシュレス決済、売上管理などを連携したい場合に候補になります。 |
| 小規模飲食店・個人店で店舗改善の一環として導入したい | 小規模事業者持続化補助金 | 小規模店舗が業務改善や販路拡大を目的に設備投資する場合に検討しやすい制度です。 |
| 賃上げとあわせて券売機を導入したい | 業務改善助成金 | 事業場内最低賃金の引き上げと、生産性向上につながる設備投資を行う場合に向いています。 |
| 労働時間削減・働き方改革を進めたい | 働き方改革推進支援助成金 | 券売機導入によって注文・会計業務の負担を減らし、労働時間短縮につなげたい場合に候補になります。 |
補助金・助成金を選ぶ際は、券売機の種類だけでなく、導入目的を整理することが重要です。たとえば、省人化を目的にするのか、キャッシュレス化やPOS連携を目的にするのか、賃上げや労働時間削減とあわせて取り組むのかによって、候補となる制度は変わります。
また、制度によって対象経費や申請要件、申請期間が異なるため、必ず最新の公募要領を確認したうえで申請を進めましょう。
券売機の新紙幣対応時に利用できる補助金・助成金制度
券売機の新紙幣対応時に利用できる補助金・助成金制度は、以下のとおりです。
券売機の新紙幣対応時に利用できる補助金・助成金制度
- 中小企業省力化投資補助金
- デジタル化・AI導入補助金(旧:IT導入補助金)
- 小規模事業者持続化補助金
- 業務改善助成金
- 働き方改革推進支援助成金
ただし、「新紙幣に対応するための買い替え」というだけで、上記5制度すべてが利用できるわけではありません。
また、券売機を買い換えずに新紙幣に対応する選択肢もあるので、券売機を購入したサービス事業者に問い合わせてみるのも選択肢の1つです。
基本的には、既存券売機のソフトウェアアップデートを行うか、紙幣を識別するためのユニット部分の部品交換で新紙幣や新硬貨に対応します。
券売機のサービス事業者によっては、オプションサービスとして有償で新紙幣対応を行っていたり、サポートサービスに加入していれば無償で対応してもらえたりする場合もあるので、相談してみると良いでしょう。
とくに、リース・サブスク・レンタル利用している場合は、上記のようなサポートサービスが付帯しているケースもあります。
購入した券売機の新紙幣対応を行うのであれば、古くなった券売機を買い替えるタイミングととらえ、新紙幣対応を兼ねて新たな券売機を購入し直すのもおすすめです。
参考記事:券売機は購入・レンタル・リース・サブスクどれが一番お得?価格・費用の目安について解説
券売機を補助金で導入する際にやってはいけないこと
券売機を補助金・助成金を活用して導入する際は、申請方法を間違えると補助対象外になるケースがあります。特に、以下のポイントには注意しましょう。
| よくある失敗 | 注意点 |
|---|---|
| 交付決定前に券売機を購入・契約してしまう | 補助金は「交付決定後」の契約・購入が原則となる制度が多く、事前購入すると対象外になる場合があります。 |
| 中古品・リース・レンタル契約で申請してしまう | 制度によっては、中古品やリース・レンタル契約が補助対象外となるケースがあります。 |
| 申請代行費や対象外経費まで申請してしまう | 補助金申請代行費や交通費、宿泊費などは対象外となる制度も多いため、対象経費を事前に確認しましょう。 |
| 申請受付期間を確認せず準備が遅れる | 補助金は申請期間が限られている場合や、予算上限に達すると早期終了する制度もあります。 |
| 最新の公募要領を確認せず申請する | 補助金制度は年度ごとに内容が変更されるため、必ず最新の申請条件や対象経費を確認しましょう。 |
補助金・助成金を活用する際は、必ず公式の公募要領を確認し、対象経費・申請期間・交付決定のタイミングを確認したうえで手続きを進めることが重要です。
券売機導入時に補助金・助成金を申請する際の注意点
券売機導入時に補助金・助成金を申請する際、注意しておくべきポイントは以下の3項目です。
券売機導入時に補助金・助成金を申請する際の確認ポイント
- 申請受付期間に注意する
- 申請要件を満たしているか確認する
- 必要書類に不備がないようにチェックする
それぞれ注意すべき理由や、具体的にどのような点を意識すれば良いのか、詳しく解説します。
申請受付期間に注意する
券売機の導入に補助金・助成金制度を利用するのであれば、必ず申請の受付期間を確認しましょう。補助金・助成金制度によっては、申請期間が短いものもあるため、事前に準備しておく必要があります。
申請受付期間を過ぎてしまうと、次年度以降に申請しなければならなくなる上に、場合によっては制度自体が終了してしまう事態にも陥りかねません。
また、制度によっては申請期間内でも、予算額に達した時点で受付終了となるケースもあるので、申請受付開始後すぐに申請できるように、情報収集を小まめに行うことが大切です。
申請要件を満たしているか確認する
券売機の導入に補助金・助成金制度を活用する場合、申請要件を満たしているか確認する必要があります。申請受付期間内に申請しても、申請要件を満たしていなければ支給対象から外れてしまうためです。
申請要件は、補助金・助成金制度ごとに異なるため、利用したい制度の内容をよく確認した上で申請しましょう。
自店舗が申請要件を満たしているか不安な場合は、補助金・助成金制度の申請サポートを行っている券売機事業者の中から、導入する機種を選ぶのもおすすめです。
後述の「補助金・助成金を活用して導入するのにおすすめの券売機」で解説していますので、ぜひ参照ください。
必要書類に不備がないようにチェックする
券売機の導入に補助金・助成金制度を活用する際、申請時の必要書類に不備がないように複数回チェックしておきましょう。申請要件を満たしているにもかかわらず、書類の不備で支給が受けられないという事態を避けるためにも注意が必要です。
また、申請受付が開始されてから必要書類を揃えるよりも、申請受付開始前から準備しておくと、余裕をもって書類をチェックできます。
補助金・助成金を活用して導入するのにおすすめの券売機
補助金・助成金を活用して導入するのにおすすめの券売機は、新紙幣対応券売機や、キャッシュレス決済に対応している券売機です。一般的なボタン式券売機でも、キャッシュレス決済に対応できる機種があるので、収益機会の拡大を図るために導入を検討してみると良いでしょう。
また、タッチパネル式券売機であれば、キャッシュレス決済に対応しているだけでなく、多言語表示や多言語音声案内にも対応している機種があります。購入するには100万円以上する設備も多くありますが、補助金・助成金を活用すればこのような最新機種もコストを抑えて導入できるでしょう。
補助金・助成金を利用して導入できるキャッシュレス決済対応の券売機については、以下の記事で編集部おすすめの製品を紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。
まとめ
券売機は、中古で購入すると新紙幣対応の機種ではなかったり、製造事業者の保証対象外になっていたりするケースも多いため、可能であれば新品の購入がおすすめです。
国や自治体ではさまざまな補助金・助成金制度を設けているため、積極的に活用して店舗の設備を拡充しましょう。また、補助金・助成金を利用する際は、券売機だけでなく店内全体のDX化を検討してみるのもおすすめです。
「勤怠管理システムや予約システムを導入したい」「店舗アプリやモバイルオーダーシステムも検討している」など、大幅な設備投資にも補助金・助成金制度が活用できます。
券売機だけでなく、ほかのシステムや設備への投資も念頭に置きながら、制度を積極的に活用しましょう。


