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2026/06/12

AI搭載セルフレジとは?カメラ・画像認識レジの仕組みや導入メリットを解説

  • セルフレジ
セルフレジに画像認識型AIを搭載
セルフレジの万引き対策!小売店が直面する課題と解決策
セルフレジの万引き対策!小売店が直面する課題と解決策
万引きの被害額は推計値で3460億円にもなります。昨今、セルフレジの普及によってさらに対策が必要にもなってきており、この資料では万引きによる被害の状況やその対策方法を解説しています。

飲食店や小売店など、さまざまな店舗で導入されているセルフレジですが、近年防犯対策や顧客体験の向上を目的に、AIカメラを導入するケースも増加傾向にあります。

では、セルフレジにAIカメラを導入すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。また、デメリットはあるのでしょうか。

今回は、セルフレジにAIカメラを導入するメリット・デメリットや、AIカメラで商品認識を行うタイプのセルフレジの仕組みについて、詳しく解説します。

目次

セルフレジにおすすめのAIカメラとは

セルフレジにおすすめのAIカメラとは、AI技術(人工知能)が搭載されている設備で、AI画像認識システムが備わっているカメラのことです。

レジ不正監視・防犯対策を目的としているものもあれば、セルフレジにおける商品登録をスムーズに行うための画像認識機能が優れている製品もあります。

セルフレジ向けのAIカメラは、セルフレジ本体に搭載されているものが多い反面、防犯対策として後付けできる製品があるのも特徴です。

クラウドカメラとしてデータの保存・管理や分析ができる製品も多く、防犯対策やスムーズなセルフレジの運用に役立つ設備として注目されています。

参考記事:AI搭載のクラウドカメラとは?利用メリットや代表例、選定ポイントも紹介

セルフレジの導入方法

セルフレジでスマホ決済する人のイメージ

セルフレジ向けのAIカメラは、セルフレジを導入する方法によって導入に適しているか否か、適している製品に違いがあります。まずは、セルフレジの導入方法の違いや特徴、AIカメラの導入に適しているケースについて確認していきましょう。

セミセルフレジ

セミセルフレジは、商品登録をレジスタッフが行い、会計のみを顧客が行うタイプのセルフレジです。商品登録機と会計機2つの機種を導入することや、レジ1台に1名のスタッフが必要になる特徴があります。

会計対応までレジスタッフが行うのと比べて、スムーズに対応できることから、有人レジ対応を残しつつ回転率を上げる方法として効果的です。

セミセルフレジにAIカメラを導入する場合、支払い忘れが発生しないよう、会計機(決済機)側に設置できるタイプの活用が適しています。

フルセルフレジ

フルセルフレジは、商品登録・会計のどちらも顧客が自ら操作するタイプのレジ設備です。飲食店向け設備の場合は、モバイルオーダーシステムとの連携が可能なものもあります。

小売店での導入に最適な、セルフレジ向けのAIカメラ搭載モデル「画像認識型AIレジ」があるのも特徴です。

防犯対策として利用者の顔が認識できるタイプのAIカメラや、きちんと商品登録されたかをチェックしてくれるタイプのAIカメラもあります。

レジレス

レジレスは、レジ設備なしで商品購入が行えるタイプの店舗です。AIカメラを複数台併用している点が特徴で、顔認証を行って事前に登録された決済手段で会計を行います。

また、商品棚の重量センサーと連動することにより、どの商品を購入したのかが分かる仕組みで、無人店舗でも運営することが可能です。

セキュリティゲートを併用しているケースも多く、オフィスビルや学校構内の売店・無人コンビニで導入されていることが多い傾向にあります。

導入方法 特徴 AIカメラとの相性 主な活用目的
セミセルフレジ 商品登録はスタッフ、会計のみ顧客が対応 支払い忘れ防止・決済時の監視
フルセルフレジ 商品登録から会計まで顧客がすべて操作 スキャン漏れ検知・万引き防止
レジレス レジ設備なしで自動決済を行う無人店舗型 ◎◎ 顔認証決済・無人店舗運営・行動解析

AIカメラは、どのセルフレジにも同じように導入できるわけではありません。店舗の運用方法や導入するレジの種類によって最適なAIカメラの機能や導入方法が異なるため、事前に比較しておくことが重要です。

参考記事:セルフレジの種類と特徴は?メリット・デメリットと導入で解決できる課題・注意点

AIカメラ搭載セルフレジは万引き対策にも活用されている

近年は、AIカメラを搭載したセルフレジが万引き対策や不正防止を目的として導入されるケースが増えています。

従来のセルフレジでは、利用者が商品のバーコードをスキャンしたふりをして未会計の商品を持ち去る「スキャン漏れ」や、バーコードの貼り替え、不正返品などのトラブルが課題とされてきました。

こうした課題に対して、AIカメラ搭載セルフレジでは、カメラ映像とAIによる画像認識技術を活用し、不自然な動きや不正行為を自動検知できる仕組みが導入されています。

特にスーパーやコンビニ、小売店など、セルフレジ利用者数が多い店舗では、防犯対策としてAIカメラの導入が進んでいます。

AIカメラを活用した主な防犯対策は以下の通りです。

AIカメラの機能 防止できる不正行為
スキャン動作検知 バーコードを通したふりによる未会計持ち去り
商品数カウント 複数商品の登録数ごまかし
画像認識照合 バーコード貼り替え・商品すり替え
顔・行動解析 不審行動の検知・常習的な不正行為の把握
リアルタイムアラート通知 スタッフへの即時通知による未然防止

従来の防犯カメラは「記録して後から確認する」ことが目的でしたが、AIカメラ搭載セルフレジはリアルタイムで異常を検知できる点が大きな違いです。

今後は省人化だけでなく、防犯対策を強化しながらセルフレジを運用する手段として、AIカメラ搭載モデルの導入がさらに進むと考えられています。

参考記事:セルフレジの防犯対策とは?店舗が導入前に知っておきたいリスクと対策を解説

画像認識型AIレジの仕組み

画像認識型AIレジとは、AIカメラによって商品の色や形を認識し、バーコードや専用タグがなくても商品登録ができるレジ設備のことを指します。

例えば、野菜や果物などの生鮮食品の識別に適しており、バーコードがない商品でも手入力なしで商品登録できる点が特徴です。

バーコードを商品1つ1つに貼る作業がなくなる上に、顧客体験の向上につながることから、小売店での導入に適しています。

セルフレジにAIカメラを導入するメリット

チェックマークが書かれた木製ブロックを3つ積み上げるイメージ

セルフレジにAIカメラを導入するメリットは、以下の3項目です。

  • 防犯対策につながる
  • スムーズな商品登録が可能になる
  • 無人レジ(レジレス)よりも低コストで導入できる

それぞれ、セルフレジの運用にAIカメラがどのように寄与するのか、効果とその理由について解説します。

防犯対策につながる

セルフレジにAIカメラを導入すると、防犯対策につながるメリットがあります。セルフレジを導入する際、商品登録を行ったふりをして、買い物袋に商品を詰めるなどの万引き行為にどのように対策していくかが課題の1つです。

AIカメラを導入すれば、商品登録漏れの抑止につながるだけでなく、カメラで撮られている状況から万引き行為の抑止にもつながります。また、録画機能が備わっているAIカメラであれば、万が一の歳も記録できるので安心です。

参考記事:セルフレジの防犯対策方法まとめ!万引きを防ぐ導入のポイントとは

スムーズな商品登録が可能になる

セルフレジにAIカメラを導入すると、スムーズな商品登録が可能になるメリットもあります。画像認識型AIレジのように、AIカメラ機能で商品を識別してくれる機能が備わっていると、セルフレジで商品登録にかける時間が削減できるためです。

バーコードのない商品を選択画面から探す時間が減り、レジの回転率向上につながります。結果的に、AIカメラが備わっていないセルフレジを導入するよりも、よりスピーディーな会計サービスを提供できるようになるでしょう。

無人レジ(レジレス)よりも低コストで導入できる

無人レジ(レジレス)を導入するよりも、低コストで導入できるのもAIカメラが搭載されているセルフレジを導入するメリットです。

レジレスの場合、店舗全体にAIカメラや重量センサー、セキュリティゲートなどを設置する必要があるため、小規模店舗でも設備に高額な費用がかかります。

個人店や小規模店舗の場合、このような設備投資に高額な費用をかけることは難しいため、レジ業務効率化にはAIカメラ付きのセルフレジがおすすめです。

セルフレジに後付けできるタイプのAIカメラもあるので、目的に合わせて導入する機種や設備の種類を検討すると良いでしょう。

参考記事:クラウドカメラの価格相場は?機能や導入メリット、導入方法も解説

セルフレジにAIカメラを導入するデメリット

セルフレジにAIカメラを導入する場合、メリットだけでなくデメリットがあることも理解しておかなければなりません。セルフレジにAIカメラを導入する際は、以下のデメリットに対する対策が必要です。

  • セルフレジ自体を避ける「客離れ」が起こる可能性がある
  • システムトラブルや災害時への対応が必要
  • 導入コスト・ランニングコストがかかる

ここでは、セルフレジにAIカメラを導入するデメリットや、その対策方法について解説します。

セルフレジ自体を避ける「客離れ」が起こる可能性がある

セルフレジにAIカメラを導入する場合、セルフレジ自体を避ける「客離れ」が起こる可能性に注意しましょう。セルフレジにAIカメラを導入するのは、防犯対策やレジ回転率の向上に効果的な手段です。

しかし、セルフレジの性能や使い勝手を良くしても、そもそもセルフレジの操作自体を避けたいと考えている顧客のニーズを、見落とさないようにする必要があります。

とくに、デジタル機器の操作に慣れていない高齢者世代が顧客に多い場合、注意が必要です。操作をサポートするレジスタッフの数を増やしたり、操作しやすいセルフレジを導入したりして、セルフレジに対するハードルを下げる工夫を講じましょう。

参考記事:セルフレジによる客離れを防ぐには?顧客が嫌がる理由と改善策を紹介

システムトラブルや災害時への対応が必要

システムトラブルや災害時への対応が必要になるのも、セルフレジにAIカメラを導入するデメリットの1つです。AIカメラは電子機器であり、クラウドタイプの製品になるとインターネット環境も必要になります。

機器類はシステムトラブルが発生するケースも多く、保守管理を依頼すべきか、自店舗で対応方法を周知するかなど、事前に対策を検討しておかなければなりません。

また、災害時に停電やインターネットの切断が発生した際、使用できなくなる点にも注意が必要です。防災対策として、現金での決済ができるようにキャッシュドロアを準備しておくなど、万が一を想定した対応を心がけましょう。

導入コスト・ランニングコストがかかる

セルフレジにAIカメラを導入する場合、導入コストやランニングコストがかかるのもデメリットの1つです。セルフレジの導入には、1台あたり100万円~300万円ほどの費用がかかります。

さらに追加でAIカメラを導入するとなると、初期費用や月額利用料などのランニングコストも発生するでしょう。高額な費用がかかるセルフレジは、導入にあたりいかに費用を抑えるか、という課題もあります。

セルフレジにAIカメラを追加したり、画像認識型AIレジを新たに導入したりしたい場合は、補助金・助成金制度をうまく活用して、導入コストを抑えることが大切です。

参考記事:【2026年最新】セルフレジ(自動精算機)導入に利用できる補助金制度まとめ

自店舗に合うセルフレジを導入するポイント

黄色い背景に白い電球が置かれているイメージ

自店舗に合うセルフレジやAIカメラを導入するには、以下のポイントを意識することが大切です。

  • 導入費用・ランニングコストで比較する
  • 使いやすさ・操作性で比較する
  • 業種に特化した機能の有無をチェックする
  • 外部システムとの連携が可能か確認しておく

セルフレジやAIカメラは、さまざまな製品が販売されています。新機能が搭載された新たなモデルも随時開発されており、欲しい機能が備わっているか、コストとのバランスは問題ないかを比較検討しましょう。

また、セルフレジはPOSレジシステムが搭載されている機種も多いため、在庫管理システムや勤怠管理システムといった外部のシステムと連携可能かも確認しておきましょう。

参考記事:セルフレジを導入するメリット・デメリット|費用を抑えながら効果を引き出すコツ

まとめ

セルフレジのAIカメラは、防犯対策や商品登録の効率化など、目的に応じて最適な性能の機種を選ぶ必要があります。

セルフレジ本体にAIカメラ機能が備わっている機種もあるので、搭載モデルか後付けタイプかを検討すると良いでしょう。

防犯対策を目的としているのであれば、レジ周辺の天井に設置できるタイプのAIカメラもおすすめです。どのような目的で導入するのかを明確にした上で、導入する機種を選定しましょう。

また、セルフレジはレンタル・リースサービスもあるので、お試し導入したいときや、初期費用を抑えたいときに利用してみるのも選択肢の1つです。

セルフレジの万引き対策!小売店が直面する課題と解決策

セルフレジの万引き対策!小売店が直面する課題と解決策

万引きの被害額は推計値で3460億円にもなります。昨今、セルフレジの普及によってさらに対策が必要にもなってきており、この資料では万引きによる被害の状況やその対策方法を解説しています。

この資料で得られるもの

万引きによる小売店の被害状況 ここ最近で万引きが増えている原因 小売店ならではの万引き対策

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