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2024/09/30

モバイルオーダーシステムの無料サービス7選|有料サービスとの違いを解説

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モバイルオーダーシステムの無料サービス7選|有料サービスとの違いを解説

モバイルオーダーシステムを導入する際、気になるのは導入や運営にかかる費用の面ではないでしょうか。

とくに、個人で飲食店を経営している方にとって、費用負担の増加は経営に悪影響を及ぼしかねない問題です。

本記事では、モバイルオーダーシステムを導入したいが費用は抑えたいという方向けに、無料で利用できるモバイルオーダーシステムを7選紹介します。

また、有料サービスとの違いについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

モバイルオーダーシステムとは

モバイルオーダーをする人

モバイルオーダーシステムとは、モバイル端末(スマホやタブレットなど)を利用して、注文ができるシステムのことを指します。顧客が自分で注文を行うセルフオーダーシステムの中の一種です。

モバイルオーダーシステムを導入すると、ホールスタッフがオーダーを聞きに行く必要がなくなり、業務負担軽減や人件費削減につながるメリットがあります。

モバイルオーダーシステムを導入する際、費用がかかるケースが一般的です。

しかし、中には無料で導入できるものもあるため、導入費用の負担を抑えたい場合は、無料で利用できるサービスを活用すると良いでしょう。

無料で利用できるモバイルオーダーシステム7選

モバイルオーダーシステムの中には、無料で利用できるサービスもあります。ただし、有料サービスと比べて機能に制限がある点に注意が必要です。

また、初期費用や月額利用料が無料でも、決済手数料がかかるケースが一般的です。キャッシュレス決済を同時に導入する際は、決済手数料もリサーチしておきましょう。

ここからは、初期費用や月額利用料がかからず、無料で利用できるモバイルオーダーシステムを7選紹介します。

Waiter

Waiter公式サイト

出典:株式会社スマレジ

モバイルオーダーシステムのWaiterは、セルフレジで有名なスマレジが提供しています。

店員が注文を取るハンディとして利用できるオーダーエントリーシステムのみであれば、無料で利用できます。すでに、スマレジを使用している店舗でのモバイルオーダー導入におすすめです。

プラン名利用料金
スタンダードプラン無料
フードビジネスプラン12,100円(税込)/月額

※スマレジを導入した場合の決済手数料は2.9%から

有料のフードビジネスプランであれば、スマレジが提供しているセルフレジ(POSレジ)との連携ができる点が特徴です。

無料のスタンダードプランのメニュー登録数は、1,000件までと制限があります。有料のフードビジネスプランになると10万件にまで対応できるため、店舗の規模に合わせてグレードアップできるのも魅力です。

参考サイト:Waiter公式サイト

Square

Square公式サイト

出典:Square株式会社

Squareは、飲食店の業態ごとに特化した機能で導入できるモバイルオーダーシステムです。

具体的には、レストラン向け、居酒屋向け、バー向け、クイックサービス(ファーストフード)向けの4種類があります。店内だけでなく、テイクアウト(店外注文)や事前決済に対応しているのも特徴です。

プラン名利用料金
フリープラン無料
プラスプラン13,000円(税込)/月額
プレミアムプラン別途要相談

※決済手数料3.25%必要

POSレジ機能が備わっているほか、ハンディ端末やキッチンディスプレイとの連携も可能です。

また、居酒屋向けのシステムであれば、顧客のスマホでQRコードを読み込んでオーダーをしてもらうスタイルのセルフオーダーにも対応できます。

ファーストフードなどクイックサービスを専門とするシステムでは、オンラインからの注文受付や事前予約、デリバリーサービスにも対応できて便利です。

無料で導入できるフリープランでも、カウンター用のPOSレジ端末が台数無制限で利用できます。

有料プランは、キッチンディスプレイシステムと連携させながら、よりシームレスな活用ができる点が魅力です。

参考サイト:Square公式サイト

Funfo

funfo公式サイト

出典:Funfo株式会社

Funfoは、アプリで導入できる点が特徴のモバイルオーダーサービスです。

スマホ注文アプリをダウンロードすれば、簡単にモバイルオーダーやPOSレジ機能が利用できるようになります。

プラン名利用料金
Funfo Basicプラン無料
Funfo Proプラン4,950円(税込)/年払いの月額
※月間払いの場合は¥5,500(税込)
Funfo LINE Proプラン14,850円(税込)/年払いの月額
※月間払いの場合は16,500円(税込)

※オンライン決済手数料は、すべてのプランで3.35〜3.95%必要

有料プランを導入すれば、複数端末での同時ログインができます。また、クーポンの発行にも対応できるため、より幅広い経営戦略に応用できる点が特徴です。

有料プランの中でもより機能が豊富なFunfo LINE Proプランでは、LINEの自動配信やLINEアンケートも実施できます。

参考サイト:Funfo公式サイト

テイクイーツ

テイクイーツ公式サイト

出典:株式会社ランプ

テイクイーツは、初期費用・月額利用料0円で導入できるモバイルオーダーシステムです。

売上に対して手数料が発生する仕組みになっており、モバイルオーダーシステムの導入費用を抑えたい方に適しています。

プラン名利用料金
ベーシックプラン月額費用無料
サービス手数料:8%
オンライン決済手数料:3.6%
スタンダードプラン20,000円(税込)/月額1店舗あたり
サービス手数料:1.4%
オンライン決済手数料:3.6%
エンタープライズプラン要相談

他社の無料サービスと異なる点は、売上に対してサービス手数料が発生する点です。
そのため、月額利用料が無料のベーシックプランであっても、有料のスタンダードプランと同等の機能をすべて利用できます。

サービス利用にかかる手数料は、有料プランになると大幅に低くなるのも特徴です。売上が増えてきて手数料が負担になってくるようであれば、有料プランへの切り替えを検討しましょう。

また、オンライン決済機能を利用する場合は、別途利用手数料が発生します。

参考サイト:テイクイーツ公式サイト

L.B.B.Cloud

L.B.BCloud公式サイト出典:株式会社LBB
L.B.B.Cloudは、最短3日で導入可能なモバイルオーダーシステムを提供している企業です。

店内モバイルオーダーのほか、テイクアウト用のモバイルオーダーシステムも利用できます。

プラン名利用料金
モバイルオーダー無料プラン無料
Basicプラン11,000円(税込)/月額
Proプラン16,500円(税込)/月額
リテールプラン要相談

※システム利用料3.0%から

有料プランでは、店内すべてのDX化を一任できます。POSレジシステムとモバイルオーダーの連携も可能です。

また、スマレジやstera tarminalなど、すでに利用している決済方法やPOSレジがある場合でも対応できます。

参考サイト: L.B.B.Cloud公式サイト

スマホdeMENU

スマホdeMENU公式サイト

出典:JC Connect株式会社

スマホdeMENUは、初期費用無料で導入できるモバイルオーダーシステムです。

QRコードを読み取ってセルフオーダーを行うタイプのシステムで、日本語、英語、中国語の3カ国語に対応しています。インバウンド(外国人観光客)の来店が多い店舗でも、注文管理が行いやすくなるでしょう。

プラン名利用料金
ベーシックプラン無料
アドバンスプラン8,800円(税込)/月額
プラミアムプラン13,200円(税込)/月額

すべてのプランで、最大500件までのメニュー登録が可能です。有料プランになると、ハンディ機能やLINE連携にも対応できます。

参考サイト:スマホdeMENU公式サイト

mabo

mabo公式サイト
出典:マインドフリー株式会社

Maboは、コロナの感染症対策支援のために始まった、モバイルオーダーシステムのプロジェクトです。初期費用・月額利用料無料で導入できます。

有料プランがなく、料理の写真を送れば、初回のメニュー登録を代行してくれるサービスがあるのも特徴です。

QRコードを読み取って、顧客に店内注文を行ってもらうシステムのため、アプリのダウンロードは必要ありません。

機能がシンプルなセルフオーダーシステムを導入したい方におすすめです。導入まで、最短3日で対応してもらえます。

参考サイト:mabo公式サイト

モバイルオーダーシステムにおける無料・有料プランの違い

モバイルオーダーシステムには、無料プランと有料プランがあります。導入コストを抑えるために無料プランを導入したい場合でも、有料プランの内容は把握しておくことが大切です。

ここからは、無料・有料プランそれぞれの違いと、有料プランを利用するメリットについて解説します。

利用できる機能の違い

モバイルオーダーシステムは、無料でも導入できますが、有料プランの方が機能面で充実しています。無料プランの場合は、分析ツールや連携機能が利用できないことが多いのも特徴です。

有料プランで利用できるものには、以下のような機能が挙げられます。

  • 売上管理・在庫管理
  • 従業員のシフト管理
  • キッチンディスプレイとの連携
  • 空席・待ち時間表示
  • 売上分析
  • 店舗ごとのカスタマイズ機能

また、無料プランの場合は、登録できるメニュー数が限られているなど、機能に制限がかかるケースもあります。

導入したい機能が無料で利用できない場合もある点に注意しましょう。

サポートの違い

モバイルオーダーシステムを提供している企業では、サポートサービスも充実しています。

しかし、導入時のマンツーマンサポートが受けられる、優先でサポート対応してもらえる、など有料プランの方が充実しているのも特徴です。

システムの導入が初めてのケースや、業務オペレーションの変更などのサポートも受けたい場合は、有料プランの利用がおすすめです。

一方で、無料プランでも、オンラインでの問い合わせサポートであれば対応しているケースもあります。

モバイルオーダーシステムの利用を始める前に、無料プラン・有料プランそれぞれで、どのようなサポートが受けられるのかを確認しておきましょう。

参考記事:モバイルオーダーのサービス比較10選!企業の導入事例や選び方のポイントを紹介

モバイルオーダーシステムは費用だけでなく機能も重要

ビックリマークの書かれた木製ブロック

モバイルオーダーシステムを導入するときは、費用だけでなく機能で比較することも重要です。

ここからは、なぜ機能での比較が重要なのか、無料プランにこだわることで想定されるリスクや、有料プランならではの強みについて解説します。

顧客ニーズに合わなければ逆効果

モバイルオーダーシステムを導入する場合、顧客のニーズに合うサービスを選択することが重要です。

例えば、ホールスタッフによる充実した接客サービスが強みの飲食店で、モバイルオーダーを導入した場合、店舗の強みを打ち消すことになりかねません。

どのような機能が必要なのかを検討するときは、店舗で抱えている課題を明確にすることが大切です。

レジの釣銭ミスが多い、混雑時にホール業務が回らなくなる、店舗の回転率が悪い、などの課題であれば、モバイルオーダーシステムを導入することで解消できるケースがあります。

必要な機能はなにか、費用だけでなく機能面での比較も行いながら、顧客ニーズを満たせるモバイルオーダーシステムを導入しましょう。

利用料以上の売上アップが期待できる

モバイルオーダーシステムの利用料以上の売上アップが期待できるのも、有料プランの強みです。

モバイルオーダーシステムの有料プランには、無料プランにはない機能が豊富にあります。リピーター獲得のための会員証やクーポンの発行など、販促ツールが充実しているのも特徴です。

有料プランに備わっている機能で、店舗スタッフの人員配置を従来よりも減らすことができれば、人件費の削減につながります。

また、オーダーや会計の際にスタッフを呼ぶ必要がなければ、店舗の回転率が上がって売上アップも期待できるでしょう。

このように、有料プランの利用にかかる費用を売上アップや人件費削減効果が上回れば、結果的に無料プランよりも店舗にとっての利益が高くなります。

まとめ

モバイルオーダーシステムは、無料で利用できるサービスも増えています。

小規模な個人店舗であれば、無料で利用できるプランを導入するだけでも業務効率化につながるでしょう。

一方で、有料プランならではの強みやメリットがあるのも事実です。店舗の規模拡大や多店舗展開などのタイミングで、有料プランを活用する方法もあります。

まずは無料プランを試しに導入してみながら、効果が期待できれば有料プランに切り替えるなど、店舗に合う方法でモバイルオーダーシステムを導入しましょう。