モバイルオーダーシステムは、ファーストフードやカフェ・レストランなど、さまざまな飲食店で取り入れられています。
店内飲食だけでなく、テイクアウト(店外注文)やデリバリーなど、幅広いサービスに活用されている点が特徴です。
本記事では、モバイルオーダーシステムの導入を検討している企業の方向けに、おすすめのモバイルオーダーシステムを8選比較紹介します。
また、モバイルオーダーシステムを導入するメリット・デメリットや、導入に適しているケース、選び方のポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
飲食店向けのモバイルオーダーシステムとは?

モバイルオーダーシステムとは、スマホを利用してオンラインで注文ができるシステムのことです。
飲食店向けのサービスでは、店内飲食だけでなく、テイクアウト(店外飲食)やデリバリー、フードコートなどでも活用できます。
近年では、スマートフォンで顧客が注文するもの、卓上のタッチパネル・タブレット端末で注文受注・会計するもの、公式サイトからオーダーするものまで、幅広い種類があるのも特徴です。
注文から精算、会計までセルフ化できるため、業務効率化が期待できます。人件費の削減や従業員の業務負担軽減など、飲食店のさまざまな課題解決に役立つシステムです。
参考記事:モバイルオーダーとは?メリット・デメリットや主な支払い方法・活用事例を紹介
飲食店におけるモバイルオーダーシステムの普及率

株式会社リクルートの調査機関ホットペッパーグルメ外食総研は、「外食店利用時の注文ツールの利用実態・意向調査」を実施し、2025年時点で約8割がテーブルトップオーダーを、約7割がセルフオーダー(モバイルオーダー)を利用した経験があるとの調査結果を公表しました。
また、店外版モバイルオーダーにあたる、テイクアウト利用時のモバイルオーダー利用も約半数の人が経験があると回答しています。
とくに、店内飲食で利用するセルフオーダー(QRオーダー含む)に関しては、2021年度の26%程度の利用率と比べて、4年で2倍以上の利用率に急増しています。背景には、飲食店側の普及率の増加も影響していると考えられており、今後も市場規模が拡大していくでしょう。
参考記事:モバイルオーダーの普及率はどれくらい?自店舗で導入すべきか判断する3つのポイント
モバイルオーダーとQRオーダーの違い
モバイルオーダーとQRオーダーは似た仕組みですが、注文方法や利用シーンに違いがあります。
モバイルオーダーは、スマートフォンやアプリを利用して注文する仕組み全般を指し、店内注文だけでなく、テイクアウトやデリバリー注文にも活用できます。一方、QRオーダーは、テーブルに設置されたQRコードを読み取り、店内で注文するタイプが一般的です。
飲食店の業態や運用方法によって適したシステムは異なるため、自店舗の課題に合わせて選ぶことが重要です。
| 比較項目 | モバイルオーダー | QRオーダー |
|---|---|---|
| 注文方法 | スマホ・アプリ・Web注文 | QRコード読み取り |
| 利用シーン | 店内・テイクアウト・デリバリー | 主に店内注文 |
| 事前決済 | 対応サービスが多い | 非対応の場合もある |
| 導入コスト | 比較的高機能な分、高くなる場合がある | 比較的低コストで導入しやすい |
| おすすめ業態 | カフェ・テイクアウト・チェーン店 | 居酒屋・焼肉店・飲食店全般 |
飲食店の業態別|おすすめのモバイルオーダーの比較一覧
飲食店の業態によって、最適なモバイルオーダーの選び方は異なります。
| 業態 | おすすめ機能 | 重視したいポイント | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| 居酒屋 | 追加注文・LINE連携・多言語対応 | 回転率向上、注文回数増加、人手不足対策 | QRオーダー型・LINE連携型 |
| 焼肉店 | 食べ放題対応・テーブル管理・注文制限機能 | オーダーミス防止、配膳効率化 | 店内QRオーダー型 |
| カフェ | モバイル決済・テイクアウト注文・事前決済 | レジ待ち削減、テイクアウト強化 | テイクアウト対応型 |
| ファストフード | 事前注文・呼び出し機能・POS連携 | 回転率向上、ピーク時対応 | セルフオーダー・モバイルオーダー併用型 |
| フードコート | 呼び出しベル連携・複数店舗対応 | 省人化、混雑緩和 | クラウド型モバイルオーダー |
| ラーメン店 | 券売機連携・回転率分析 | 注文効率化、少人数運営 | 券売機連携型 |
| ホテル・レストラン | 多言語対応・客室注文・インバウンド対応 | 接客品質向上、外国人対応 | 多言語対応型 |
| 個人経営店 | 低コスト導入・簡単メニュー編集 | 導入費用、運用負担の少なさ | 月額低価格型・QRオーダー型 |
これらの点を踏まえて、この記事では自店舗に最適なモバイルオーダーの選び方やおすすめのサービスを紹介します。
モバイルオーダーシステムの種類は2つ
モバイルオーダーシステムの種類は、大きく分けて以下の2つです。
- 店内版モバイルオーダーシステム
- 店外版モバイルオーダーシステム
それぞれの機能の違いや特徴、導入に向いている店舗について解説します。
店内版モバイルオーダーシステム
店内版モバイルオーダーシステムは、店内で客席に着席した状態で、顧客がオーダーを行う仕組みのモバイルオーダーです。
基本的にはイートイン向けのシステムで、QRコードを読み取ってオーダーを行う「QRオーダー」や、店舗アプリを活用したオーダーシステムなど、さまざまなサービスがあります。
店頭でのテイクアウト注文にも活用できるため、基本的には来店者に対応するためのモバイルオーダーシステムです。
参考記事:店内版モバイルオーダーシステム7選!導入事例から読み解くオーダーシステムの最適解とは?
店外版モバイルオーダーシステム
店外版モバイルオーダーシステムは、店外からの注文に対応できるタイプのモバイルオーダーです。テイクアウト注文のほか、デリバリー注文や日時指定の予約注文などにも対応しています。
店外版モバイルオーダーシステムは、事前決済に対応しているタイプが多いのも特徴です。事前に登録した支払い方法(クレジットカード決済やコード決済など)で、注文と同時に支払いが完了するため、いたずら注文などのリスクを軽減できます。
参考記事:【手数料比較表付き】店外版モバイルオーダーシステムおすすめ5選!テイクアウト・デリバリーに最適なサービスの選び方
飲食店向けモバイルオーダーシステムの費用相場
飲食店向けモバイルオーダーシステムの費用は、月額0円から1万円台程度が目安ですが、導入する機能や決済方法、必要な機器によって総額が異なります。無料から利用できるサービスがある一方、POSレジやキッチンディスプレイ、オンライン決済などを組み合わせると追加費用がかかる場合があります。
おおよその費用相場は以下のとおりです。
| 費用項目 | 費用相場・目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円~数万円程度 | システム設定や導入準備などにかかる費用 |
| 月額料金 | 0円~1万円台程度/店舗 | モバイルオーダーシステムの基本利用料 |
| 決済手数料 | 決済金額の3%台~が目安 | オンライン決済を利用する場合に発生 |
| 機器費用 | 導入構成により異なる | タブレット・プリンター・キッチンディスプレイなど |
| オプション費用 | 機能により異なる | POS連携・LINE連携・多言語対応など |
モバイルオーダーは、顧客自身のスマートフォンを使用するQRコード型であれば、各テーブルに注文用端末を設置する必要がなく、比較的初期費用を抑えやすい傾向があります。
一方で、月額料金だけでサービスを比較するのはおすすめできません。POSレジとの連携やオンライン決済、キッチンへの注文連携などを追加すると費用が変わる場合があるため、「初期費用+月額料金+決済手数料+必要な機器・オプション費用」の総額で比較することが重要です。
おすすめの飲食店向けモバイルオーダーシステム8選
ここからは、飲食店向けモバイルオーダーシステムの中から、おすすめのサービスを8選紹介します。モバイルオーダーサービスを提供している企業によって、システムの機能が異なる点が特徴です。
利用料金の目安や各サービスの特徴について解説しますので、導入するモバイルオーダーシステムを選ぶ際の参考としてお役立てください。
| サービス名 | 料金 | 主な注文方式 | POS連携 | オンライン決済 | 多言語対応 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Mr.Menu | 初期費用:0円~ 月額3,900円~ |
QRオーダー・タブレットオーダー | ○ | ○ | ○ | 食べ放題・飲み放題やテイクアウトにも対応 |
| CHUUMO | 月額4,950円(税込)~ ※初期費用別途 |
QRオーダー | ○ | ○ | ○ | 厨房機器・POSレジ・オンライン精算機などと連携可能 |
| かんたん注文 | 要問い合わせ ※POSのみ:月額2,980円/店舗 |
Web・LINEモバイルオーダー | ○ | ○ | ○ | LINE・POS・ハンディ・タブレットオーダーなどを組み合わせ可能 |
| STORES モバイルオーダー | テーブルオーダー:月額7,700円~(税込) テイクアウト:月額0円 |
QRオーダー・テイクアウト注文 | ○ | ○ | 要確認 | STORES レジ・決済と組み合わせて注文から会計まで一元化 |
| POS+ self order | 要問い合わせ | QRオーダー | ○ | ○ | ○ | 3つの会計方法やLINE・CRM連携に対応 |
| ツナグNe! | 要問い合わせ | QRオーダー | ○ | ○ | 要確認 | POS・モバイルオーダー・店舗管理などをまとめて導入可能 |
| ISSUE PANDA | 要問い合わせ | モバイルオーダー | 要確認 | ○ | ○ | 店内・店外注文や事前決済、LINE連携などに対応 |
| OneQR | 月額1,000円/店舗(税抜)~ 初期費用30,000円(税抜) |
QRオーダー・セルフキオスク | ○ | ○ | 要確認 | KDS・セルフキオスク・テイクアウトなどへ拡張可能 |
○:対応 要確認:対応範囲について提供元への確認が必要
※料金や対応機能は契約プラン・導入構成によって異なる場合があります。最新情報は各サービス提供元へご確認ください。
Mr.Menu

Mr.Menuは、導入店舗数1,000店舗以上の実績をもつ、QRコードオーダー・タブレットオーダー両方のテーブルオーダーに対応しているサービスです。
一般的なオーダー方式だけでなく、食べ放題や飲み放題メニューへの対応ができるほか、テイクアウトにも対応しています。また、日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語表記にも対応しているため、インバウンド対策にもおすすめです。
サポートサービスも充実しているので、「導入をサポートしてもらいたい」「オリジナルのQRコードスタンドが欲しい」など、さまざまな要望にも対応しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円〜 ※詳細は要問い合わせ |
| 月額料金 | 3,900円〜 ※連携内容・店舗規模により変動 |
| 無料トライアル | あり(30日間無料体験) |
| 主な機能 | ・QRモバイルオーダー ・POS連携 ・多言語対応 ・テーブル決済対応 ・個別会計対応 |
CHUUMO

CHUUMOは、顧客のスマートフォンから注文できる飲食店向けのモバイルオーダーシステムです。
モバイルオーダーだけでなく、キッチンプリンター・キッチンディスプレイ・POSレジ・オンライン精算機などと組み合わせ、注文から厨房、会計まで一連の業務を効率化できます。
飲み放題・コース設定や店員呼び出し、アレルゲン・カロリー表示、割り勘決済など、飲食店向けの機能も充実しています。また、多言語表示にも対応しているため、インバウンド客が多い店舗にもおすすめです。
店舗規模や必要な機能に応じて複数の料金プランから選択でき、BASICプランではテイクアウトやキャッシュレス決済、PREMIUMプランでは外部システムとの連携にも対応しています。
| プラン名 | 利用料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| LIGHTプラン | 月額4,950円(税込) ※年間払い 月間払い:5,500円(税込) |
必要最低限の機能でモバイルオーダーを導入したい小規模店舗向け |
| BASICプラン | 月額9,900円(税込) ※年間払い 月間払い:11,000円(税込) |
座席管理・テイクアウト・キャッシュレス決済に対応 |
| PREMIUMプラン | 月額14,850円(税込) ※年間払い 月間払い:16,500円(税込) |
全機能・全オプションを利用でき、外部システムとの連携にも対応 |
| オンライン精算機プラン | 月額9,900円(税込) ※年間払い 月間払い:10,780円(税込) |
現金・キャッシュレス決済に対応するオンライン精算機向け |
※初期費用別途
かんたん注文

かんたん注文は、WSST JAPAN株式会社が提供する飲食店向けのオーダーシステムです。
スマートフォンを使ったモバイルオーダーだけでなく、LINEを活用した店内・店外注文や、POSレジ・ハンディ・タブレットオーダーなどを組み合わせて導入できます。
LINEを活用したモバイルオーダーでは、注文機能だけでなくLINE公式アカウントへの友だち追加につなげられるため、注文受付とあわせて再来店を促す施策にも活用できる点が特徴です。
店舗のオペレーションに応じて複数の注文方法を組み合わせられるため、店内注文の省人化だけでなく、店外注文や販促までまとめて強化したい飲食店に適しています。
| プラン | 利用料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| POSのみ | 月額2,980円/店舗 | POSレジ機能を利用可能 |
| POSハンディ | 月額8,980円/店舗 | POSレジとハンディを利用可能 |
| Webモバイルオーダー | 要問い合わせ | Webからのモバイルオーダーに対応 |
| LINEモバイルオーダー | 要問い合わせ | LINEを活用した注文受付に対応 |
STORES モバイルオーダー

STORES モバイルオーダーは、店内のテーブルオーダーとテイクアウト注文の両方に対応できるサービスです。
STORES レジやSTORES 決済と組み合わせることで、注文・会計・在庫・売上データをまとめて管理できる点が強みです。
店内では、テーブルに設置したQRコードを顧客のスマートフォンで読み取って注文できます。テイクアウトでは、自店舗のWebサイトやSNSなどから注文を受け付け、受取時間の指定や事前決済にも対応可能です。
キッチンディスプレイやキッチンプリンターとの連携に加え、クーポンやメール配信などの販促機能も利用できます。モバイルオーダーだけでなく、レジ・決済までSTORESでまとめたい飲食店におすすめです。
| プラン | 利用料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| テーブルオーダー | 月額7,700円~(税込) ※年間契約・月払い・1店舗あたり |
店内のQRコード注文に対応 |
| テイクアウトオーダー | 月額0円 | 店外からの注文・事前決済に対応 |
| 初期費用 | 0円 | ※2026年6月時点 |
POS+ self order

POS+ self orderは、飲食店向けPOSレジ「POS+ food」と連携して利用できる店内向けのモバイルオーダーシステムです。
顧客自身のスマートフォンからQRコードを読み取って注文できるほか、スタッフ会計・オンライン決済・セルフレジ精算の3つの会計方法から店舗に合った運用を選べます。
日本語・英語・中国語(簡体/繁体)・韓国語の表示に対応しているため、インバウンド対策にも活用可能です。
また、LINE連携による友だち追加やクーポン配信、POS+ CRMと連携した顧客データの分析にも対応しています。注文業務の省人化だけでなく、リピーター獲得や客単価向上にもモバイルオーダーを活用したい飲食店におすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 要問い合わせ |
| 注文方法 | QRコードを読み取り、顧客のスマートフォンから注文 |
| 会計方法 | スタッフ会計・オンライン決済・セルフレジ精算 |
| 多言語対応 | 日本語・英語・中国語(簡体/繁体)・韓国語 |
| 主な機能 | ・QRモバイルオーダー ・POS+ food連携 ・オンライン決済 ・LINE連携 ・POS+ CRM連携 ・キッチンディスプレイ連携 |
ツナグNe!

ツナグNe!は、飲食店の店舗運営に必要なPOSレジ・モバイルオーダー・シフト勤怠管理などをまとめて導入できるサービスです。
モバイルオーダー単体ではなく、注文受付から会計、売上分析、店舗管理まで含めて業務環境を整えたい飲食店に適しています。
モバイルオーダーでは、顧客がスマートフォンから二次元コードを読み取り、メニューの注文や支払い方法の選択が可能です。食べ放題・飲み放題の残時間表示や、おすすめ商品のポップアップ表示、時間帯・曜日に応じた割引設定など、飲食店向けの機能も備わっています。
また、POSレジに登録した商品情報をモバイルオーダーに活用できるほか、店舗別の売上集計や複数店舗の集計にも対応。複数店舗をまとめて管理したい飲食店にもおすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | 要問い合わせ |
| 主な特徴 | POSレジ・モバイルオーダー・店舗管理などをまとめて導入可能 |
| 主な機能 | ・QRモバイルオーダー ・POSレジ ・オンライン決済 ・食べ放題・飲み放題対応 ・複数店舗管理 |
ISSUE PANDA

ISSUE PANDA(イシューパンダ)は、3bitter株式会社が提供する、フードフェスや小規模店舗向けの券売機スタイルのモバイルオーダーサービスです。
一般的なテーブルオーダーとは異なり、モバイルオーダーと食券発券を組み合わせて運用できる点が特徴です。
食券を利用する店舗の注文・会計オペレーションをデジタル化できるため、券売機を活用している飲食店でキャッシュレス対応を進めたい場合にも選択肢になります。
また、フードフェスなどのイベントで活用できるほか、小規模店舗などで省人化しながら注文・販売を行いたい場合におすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | 要問い合わせ |
| 特徴 | 券売機スタイルのモバイルオーダー |
| おすすめ業態 | 小規模飲食店・フードフェス・イベント |
OneQR

OneQRは、飲食店や食堂のキャッシュレス化・セルフ化を支援するサービスです。
スマートフォンによるモバイルオーダーに加えて、セルフサービスキオスクやキッチンディスプレイ、テイクアウトなどを組み合わせられる点が特徴です。
顧客はスマートフォンから注文できるほか、店舗の運用に応じてセルフサービスキオスクによる注文・決済にも対応できます。
既存設備を活用した導入にも対応しているため、店舗の運営方法に合わせて段階的にセルフ化を進めたい飲食店や、少人数運営を目指している店舗におすすめです。
| プラン名 | 利用料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Standard | 月額1,000円/店舗(税抜) | QRコードによる注文・メニュー管理・モバイル決済に対応 |
| Premium | 月額5,000円/店舗(税抜) | セルフキオスク・KDS・プリンター・テイクアウトなどに対応 |
| Premium Pro | 月額10,000円/店舗(税抜) | Premiumの機能に加えて呼び出しモニターにも対応 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 10店舗以上の導入向け |
※初期費用30,000円(税抜)、決済手数料3.24%~。
【Bizcan独自データ】飲食店ではQRコード型モバイルオーダーの導入ニーズが高い

Bizcanでは、モバイルオーダーの導入を検討している店舗から寄せられた問い合わせ内容をもとに、希望する注文方式を独自に集計しました。
調査結果では、「店内注文型(スマホでのQRコード読み取りタイプ)」を希望する割合が62.5%と最も高く、「店外テイクアウト型」が34.4%、「店内・店外両方」と「店内注文型(タブレットでのテーブルオーダータイプ)」がそれぞれ31.3%となっています。
| 希望するモバイルオーダーのタイプ | 割合 |
|---|---|
| 店内注文型(スマホでのQRコード読み取りタイプ) | 62.5% |
| 店外テイクアウト型 | 34.4% |
| 店内・店外両方 | 31.3% |
| 店内注文型(タブレットでのテーブルオーダータイプ) | 31.3% |
※複数回答のため、合計は100%を超えます。
スマホでQRコードを読み取るタイプは、各テーブルに注文用タブレットを設置せずに運用できるため、初期設備を抑えながらセルフオーダー化を進めたい店舗でも検討しやすい方式です。
一方で、テイクアウト型や店内・店外の両方に対応したシステムへのニーズも一定数あります。モバイルオーダーを比較する際は、店内業務の効率化だけでなく、テイクアウト注文の受付や事前決済まで必要かを整理したうえでサービスを選ぶことが重要です。
Bizcan編集部のワンポイントチェック!
QRコード型の希望が最も多い一方で、タブレットオーダーを希望する店舗も31.3%あったよ!タブレットオーダーなら各テーブルに専用端末を設置するから、お客様自身のスマホや通信環境に頼らず注文してもらえるのがメリット。客層や店舗の運用方法に合わせて、QRコード型とタブレット型を比較してみよう♪
モバイルオーダーシステムを飲食店で導入するメリット・デメリット
モバイルオーダーシステムを飲食店で導入した場合、多くのメリットがあります。一方で、デメリットについて把握しておくことも重要です。
メリットだけを見て導入しても、思うようにモバイルオーダーシステムを活用できず、導入に失敗する原因になりかねません。
そのような事態を避けるためにも、メリットだけでなくデメリットも理解しておきましょう。
メリット
モバイルオーダーシステムを飲食店で導入すると、以下のようなメリットがあります。
モバイルオーダーシステムを導入するメリット
- 注文や会計にかかる時間・業務の削減
- 顧客満足度の向上(待ち時間削減)
- 売上や在庫管理の自動化
- 接触対応時間の削減(感染症対策)
- 多様な決済手段への対応が可能になる
モバイルオーダーシステムを導入すると、飲食店で発生しやすい人的ミスやエラーを抑えられます。例えば、オーダーの聞き間違い、釣銭ミス、発注量のミスなどです。
モバイルオーダーシステムでは、顧客のオーダー受注から、清算、会計や決済まですべてシステムが自動で行います。人が関わる工程を減らすことで、ミスやエラーを防げる点が特徴です。
また、オーダーや会計を顧客にしてもらうセルフ化が実現するため、待ち時間の抑制にも効果が期待できます。結果的に、顧客満足度の向上や人件費削減、会計ミスの抑制につながるでしょう。
デメリット
モバイルオーダーシステムを飲食店で導入する場合、以下のようなデメリットがあります。
モバイルオーダーシステムを導入するデメリット
- 導入コストが負担になる
- 従来の接客オペレーションでは対応できない
- システムエラーや故障に対応する必要がある
- 顧客との対話機会が減少する
モバイルオーダーシステムを飲食店で導入する場合、導入コストが負担になる場合があります。また、従業員によるオーダー受注や会計業務がなくなるため、新たな接客オペレーションを導入店舗で定着させなければなりません。
オーダー受注から会計までセルフ化すると、顧客と従業員の対話機会が減少します。そのため、従業員の人柄を好んで来店していたリピート客は、別の手段で確保する必要が出てくるでしょう。
モバイルオーダーシステムを導入する際は、上記のようなデメリットがあることを理解した上で、対策を講じることが重要です。
参考記事:モバイルオーダー導入のメリット・デメリットや導入事例、導入までの流れを解説
モバイルオーダーシステムの導入に向いている飲食店
モバイルオーダーシステムの導入に向いているのは、すべての飲食店ではありません。飲食店によっては、従業員による接客サービスの高さが強みの店舗もあるでしょう。
導入によって効果を発揮するのは、モバイルオーダーシステムが解決できる課題を抱えているケースに限られます。
ここからは、具体的にどのような飲食店がモバイルオーダーシステムの導入に向いているのか、解決できる課題の事例とともに解説します。
回転率が高い
調理時間や顧客の滞在時間が短いなど、回転率が高い飲食店には、モバイルオーダーシステムの導入に向いています。
モバイルオーダーシステムを導入すれば、従業員がオーダーを受ける必要がなくなり、調理・提供などの業務に集中できるためです。
回転率が高い飲食店は、顧客がサービスのスピードを重視する傾向にあります。そのため、モバイルオーダーシステムの導入によって、商品の提供スピードを向上させるのはニーズに合う手段です。
また、モバイルオーダーシステムでは、レジ対応もセルフ化できます。店内のさらなる回転率向上につながるでしょう。
客単価を上げたい
飲食店の客単価を上げたい場合にも、モバイルオーダーシステムの導入は最適です。
モバイルオーダーシステムなら、店員を呼ぶ手間や待つ時間が発生しないため、追加オーダーをするハードルが下がります。
また、注文時におすすめ商品を表示させるなど、視覚情報から購買意欲を促進する施策を取り入れられるのも強みです。
ホールスタッフを呼び止める必要がなくなり、セルフオーダーで顧客が好きなタイミングに好きな時間をかけて注文できます。
居酒屋・焼き肉屋・焼き鳥屋など注文頻度の高い飲食店ではとくに、注文に対する心理的なハードルが下がるため、客単価のアップに効果的です。モバイルオーダーだけでなく、タブレットオーダー(テーブルオーダー)も比較検討してみましょう。
外国人観光客(インバウンド)の顧客が多い
外国人観光客(インバウンド)の顧客が多い飲食店も、モバイルオーダーシステムの導入に向いています。
多言語対応できるシステムを導入すれば、飲食店側が語学を身に付ける必要がないためです。
また、ビーガン(完全菜食)や宗教的に食べられない食材がある方に適したメニューを表示させるなど、多様なニーズにも応えられます。
とくに、モバイルオーダーシステムの中でもテーブルでの決済ができるサービスがおすすめです。オーダーの受注から会計まで、すべてアプリやシステム上で対応できるため、収益機会の確保につながります。
モバイルオーダーシステムの選び方のポイント
モバイルオーダーシステムは、多様なサービスが展開されています。
重要なのは店舗の状況に合うシステムを導入することであり、サービスを比較して導入するものを検討することが重要です。
ここからは、店舗に合うモバイルオーダーシステムを導入するために知っておきたい、選び方のポイントについて解説します。
POSレジ機能が備わっているか
飲食店でモバイルオーダーシステムを導入するときは、POSレジ機能が備わっているものを選ぶことが重要です。
POSレジ機能とは、会計処理や売上管理を自動で行ってくれる機能のことを指します。会計業務や売上・発注管理などの業務負担軽減に役立つ機能です。
POSレジ機能が備わっているモバイルオーダーシステム、もしくはPOSレジと連携可能なサービスであれば、売上管理や在庫管理も容易になります。
多店舗管理機能はあるか
複数店舗の経営を行っている場合は、多店舗管理機能が備わっているかを確認しておきましょう。
すべての店舗で同一のシステムを導入して、顧客の混乱を避けることが大切です。
また、多店舗管理機能があれば、メニューの一括更新・変更や、店舗独自の限定メニューの設定、店舗ごとの売上管理なども一括で行えます。
売上が伸びている店舗の傾向を分析する、期間限定メニューで販促を行うなど、飲食店の経営戦略を立てる上でも役立つでしょう。
キャッシュレス決済・QRコード決済の種類は豊富か
キャッシュレス決済の種類が豊富であることも、モバイルオーダーシステムを選ぶポイントの1つです。
キャッシュレス決済には、QRコード・バーコード決済(Pay払い)のほか、クレジットカード、ICカード、ポイント支払いなど、さまざまな種類があります。また、それぞれにサービスを提供している企業が数多くあるのも特徴です。
キャッシュレス決済の種類が豊富にあれば、幅広い顧客のニーズに対応できるでしょう。インバウンドがよく利用している決済サービスへの対応も効果的です。
まとめ
モバイルオーダーシステムを導入している飲食店は、増加傾向にあります。
利便性の高いサービスですが、導入費用がかかることやすべての飲食店での導入には適していない点に注意しなければなりません。
また、導入する前にどのような課題をモバイルオーダーシステムで解決したいのか、明確にしておくことが重要です。課題が明確になっていれば、課題解決に効果的なシステムが選べるでしょう。



