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2026/02/27

キッチンカーでカフェを開業するには?メリットと事業を成功させるポイント

  • キッチンカー(移動販売)開業
キッチンカーでカフェ開業

カフェを開業する際、実店舗を使うのではなくキッチンカーを活用する方法があります。この方法には実店舗にはないメリットが多数あり、うまく活用できれば開業を有利に進めることも可能です。ここでは、キッチンカーによるカフェ開業で得られるメリットと、それを最大限に活かすために役立つ知識を解説します。

目次

キッチンカーでカフェを開業するメリット

談笑する女性たち

キッチンカーでのカフェ開業には、店舗開業にはないメリットが多数あります。

  • コストを抑えられる
  • ワンオペ出店できる

まずはキッチンカーによるカフェ開業で得られるメリットについて解説します。

コストを抑えられる

キッチンカーは店舗に比べると開業コストを低く抑えやすい傾向にあります。

  • 固定店舗の初期費用目安:全体で約1,000万円
  • キッチンカーの初期費用目安:全体で約500万円

キッチンカーの場合、中古の軽トラックなどを用いればより費用を抑えられます。融資などを十分満足に受けられない場合でも、キッチンカーなら開業できるケースもがあります。開業資金を少しでも抑えたいなら、キッチンカーでの開業も視野に入れましょう。
キッチンカーは集客状況に応じて出店場所を自由に変更できます。これは、移動できるキッチンカーならではのメリットです。店舗のコンセプトやイメージを出店場所の条件や集客状況に応じて変更できるため、効率的に利益を生み出しやすくなります。
実店舗では立地や営業時間に制約が生じるためキッチンカーほど柔軟な運営が難しいことがあります。制限を気にせず柔軟に営業したい場合にも、キッチンカーはおすすめです。

ワンオペ出店できる

コーヒーはマシンにコーヒー豆をセットすれば自動で抽出されるため、特別なバリスタ技術を必要とせず、比較的シンプルなオペレーションで提供することが可能です。キッチンカーなら労力もある程度節約できます。イベントなどの来客数が多い状況でもワンオペ営業が可能な場合があるのもメリットです。軽食系サイドメニューを作り置きできれば、より効率的に接客できます。
キッチンカーでのカフェ営業には、店舗開業にはないメリットが多数あります。このメリットをうまく活用できれば、店舗開業のスモールステップとしても活用できるでしょう。「カフェを開業したいがいきなり店舗での開業は難しい」とお悩みの方は、キッチンカーでの営業も検討してみてください。

キッチンカーカフェ開業を成功に導くメニュー選びのコツ

キッチンカーで作業する店員男性 キッチンカーのカフェ営業を成功させるには、コーヒーに加えて提供する軽食メニューの選定が重要です。開業を成功に導くメニュー選びのコツをおさえておきましょう。

  • コーヒーと抽出マシンの種類と選び方
  • おすすめサイドメニュー①:ホットドッグ
  • おすすめサイドメニュー②:ホットサンド

コーヒーと抽出マシンの種類と選び方

キッチンカーカフェの場合、コーヒー抽出マシンを使ってコーヒーを提供します。このマシンは大きく分けると以下の2つに分類できます。

種類 抽出方法 メリット デメリット
パウダー式 エスプレッソマシンに挽いた豆を詰めて抽出する ・豆の種類や濃さを調節できる ・豆を挽くミルが必要
・抽出スピードはカフェポッド式に劣る
カフェポッド式 珈琲豆のカプセルを使って抽出する ・すぐにコーヒーを提供できる
・エスプレッソなども手軽に提供できる
・割高になりがち
・カスタム性はパウダー式に劣る


このように、こだわりを持って提供したい場合はパウダー式が、提供の速さなどを優先したい場合はカフェポッドがそれぞれ適しています。抽出マシンを選ぶ際は、事業の特徴やメニューの内容を意識して検討しましょう。

おすすめサイドメニュー①:ホットドッグ

コーヒーとともにサイドメニューを提供する場合、何を提供するかを慎重に考える必要があります。キッチンカーは店舗に比べると調理に制限がかかる場合もあるため、利益だけでなくきちんと提供できるかにも意識して考えましょう。
実際にキッチンカーカフェで採用されているメニューのうち、おすすめなのがホットドッグです。食材がパンとソーセージ・キャベツだけで済むうえに、調理工程がシンプルなためワンオペでも提供できます。アレンジメニューも作りやすく、季節や時間帯に関係なく提供できるのも、おすすめのポイントです。

おすすめサイドメニュー②:ホットサンド

ホットドッグと同じくらい多くの店舗で採用されているのが、ホットサンドです。食材がパンと具だけで済むほか、ホットサンドメーカーは狭い調理スペースでも活用できます。カセットコンロで調理できるため、電気代を抑えやすい点も特徴です。
具のバリエーションを変更すれば、季節に合わせたメニュー展開もできます。ホットドッグよりもバリエーションや変化を出したい場合は、ホットサンドを検討してみましょう。
キッチンカーでのカフェ営業は、店舗のこだわりと状況に合わせて柔軟なに変化することが成功のカギとなります。メニューを検討する際は、このふたつの要素をバランスよく取り入れることを意識しましょう。
参考記事:【2025年最新】キッチンカーで儲かるメニュー18選!食事系・軽食系・ドリンク系はどれが良い? – Bizcan

キッチンカーでカフェを開業するのにかかる費用の目安

キッチンカーは提供するメニューによって開業費用が異なります。全体としては、費用がかかる場合でも、目安は500万円程度です。カフェの場合はさらに低く、200~300万円で開業できます。キッチンカー開業のなかでも、比較的低コストで開業できる業種といえるでしょう。
中古の軽トラックを利用するなど、工夫次第で費用をさらに抑えることも可能です。以下の記事には、キッチンカーの開業資金について詳しい内容が記載されています。興味を持たれた方はこちらもご覧ください。
参考記事:キッチンカーの開業資金はどれくらい必要?自己資金の目安と資金調達の方法を解説

実店舗とキッチンカーのどちらにすべきか悩んでいる場合の考え方

キッチンカーの調理場 キッチンカー開業について調べている方の中には、店舗とキッチンカーのどちらで開業すべきか悩んでいる方もいるでしょう。次はそんな方のために、どちらでカフェを開業すべきかの考え方を解説します。

  • 手持ち資金から考える
  • 営業スタイルから考える
  • 経営ビジョンから考える

手持ち資金から考える

実店舗・キッチンカーとともに開業の初期費用に見合った収入を得る必要がある点は変わりません。キッチンカーの場合、開業コストは店舗に比べると少ないため、初期費用の回収難易度は低いといえます。資金が限られている場合や開業資金を回収できないリスクを避けたい場合は、キッチンカーがおすすめの選択肢です。
では、開業資金に問題がない場合は店舗の方がいいのでしょうか。これは手持ち資金だけでは判断できません。次に解説する要素も踏まえると、資金があってもキッチンカー開業の方が事業を有利に進められる可能性があります。手持ち資金や融資の状況だけで決めるのではなく、ほかの要素も含めて慎重に考えましょう。

営業スタイルから考える

実店舗は固定されている分安定的に営業できる一方、キッチンカーは場所や時間に縛られません。自由に事業を展開できます。

  • 実店舗が適している営業スタイル:日常に根差した営業・観光地などの土地の特徴に根差した営業
  • キッチンカーが適している営業スタイル:普段の食事シーンに加えてイベントやフェスなどの顧客も確保する営業

このように、それぞれ適している営業スタイルが異なります。どのような形で事業を展開するのかを考えたうえで、開業方法を決定しましょう。

経営ビジョンから考える

開業スタイルは営業スタイルだけでなく経営ビジョンも影響します。実店舗は長期的なビジョンを実現するのに適している一方、キッチンカーは短時間での事業拡大や複数台展開による規模拡大がそれぞれ可能です。どのように事業を拡大するかも含めて検討しましょう。
ちなみに、スモールステップとしてキッチンカーで実験的に事業を始める方法や、休日限定営業などもできます。顧客の意見を取り入れたメニュー改良などを加えながら店舗に移行し成功した事例もあります。
実店舗・キッチンカーともにメリット・デメリットがあります。事業について計画を立てる際は、どちらなら有利に事業を展開できるかに注目しながら考えましょう。

キッチンカーでカフェを開業し、成功につなげるために

キッチンカーでのカフェ開業には、実店舗にはないメリットが多数あります。このメリットを活かして事業を進めるには、いくつかのポイントを押さえなければなりません。これらのポイントは、メニュー考案や事業計画の立て方にも関わります。
まずは実店舗とキッチンカー、それぞれの特徴を研究しつつ、自分のこだわりや事業を展開するにはどちらが適しているかを考えるところから始めましょう。

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