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2025/05/10

セルフレジでキャッシュレス決済を導入する5つのメリット!導入方法と注意点について解説

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セルフレジでキャッシュレス決済を導入する5つのメリット!導入方法と注意点について解説
セルフレジの万引き対策!小売店が直面する課題と解決策
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セルフレジは、会計をセルフ化できることから、レジの回転率向上やレジスタッフの人件費削減など、店舗経営におけるメリットが多くあります。

セルフレジには、さまざまな種類の設備があるのも特徴です。現金決済に対応している自動釣銭機搭載型のものもあれば、決済端末でのキャッシュレス決済に対応しているセルフレジもあります。

では、セルフレジでキャッシュレス決済に対応すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

今回は、セルフレジでキャッシュレス決済を導入する方法やメリット、導入時の注意点について解説します。

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目次

セルフレジでキャッシュレス決済に対応する方法とは

決済端末にスマホをかざしているイメージ

セルフレジでキャッシュレス決済に対応する方法は、2通りです。ここでは、セルフレジでキャッシュレス決済に対応する方法と、それぞれの違いを解説します。

キャッシュレス決済機能が備わっているセルフレジを導入する

キャッシュレス対応セルフレジを導入すれば、さまざまなキャッシュレス決済に対応できるようになります。

決済端末が一体型になっているタイプのセルフレジで、商品を読み取るためのバーコードスキャナーで、バーコード決済に対応できるものです。

クレジットカード決済やICカード決済にも対応する場合、決済端末を接続・連携した状態のセルフレジを導入します。

セルフレジに連携可能なキャッシュレス決済端末を導入する

セルフレジに連携可能なキャッシュレス決済端末を導入するのも、セルフレジでのキャッシュレス決済に対応する方法の1つです。

基本的には、セルフレジを導入する際、セットで導入するケースがほとんどですが、対応できるキャッシュレス決済の幅を広げる目的で後付けするのも良いでしょう。

一般的なセルフレジとは異なるものの、セルフ決済機に該当するものとして券売機が挙げられます。

券売機にキャッシュレス決済を導入する場合、後付けでキャッシュレス決済に対応できる端末を追加するのも選択肢の1つです。

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セルフレジでキャッシュレス決済を導入する5つのメリット

5色の付箋が並べてあるイメージ

セルフレジでキャッシュレス決済に対応するメリットは、以下の5項目です。

  • 収益機会が拡大できる
  • レジの回転率が向上する
  • 非接触で会計できて衛生的
  • 人件費が削減できる
  • レジ締め作業の効率化・ミスの低減につながる

それぞれ、店舗経営にどのようなプラスの効果が期待できるのか、キャッシュレス決済に対応していないセルフレジとの違いを踏まえて解説します。

収益機会が拡大できる

セルフレジでキャッシュレス決済に対応すると、収益機会の拡大につながるメリットがあります。現金決済にのみ対応しているセルフレジの場合、キャッシュレス決済で支払いをしたいと考えている顧客による「客離れ」が起こりかねません。

また、所持金に合わせて買い物・飲食する金額を調整する場合も多いでしょう。キャッシュレス決済を導入すれば、キャッシュレス決済を利用する顧客を取り込める上に、支出額を過度に気にすることなく消費してもらえる可能性が高まります。

レジの回転率が向上する

レジの回転率が向上するのも、セルフレジにキャッシュレス決済を導入するメリットの1つです。現金決済の場合、会計金額に応じて現金を財布から取り出し、釣銭を財布にしまう動作が必要になるため、数十秒~数分程度の時間がかかります。

一方で、キャッシュレス決済であれば決済バーコード、クレジットカードなどを決済機で読み取るだけで会計が完了できるので、大幅な時間短縮が可能です。

結果的に顧客1人あたりのレジ操作にかかる時間が短縮でき、レジの回転率向上につながります。

非接触で会計できて衛生的

セルフレジにキャッシュレス決済を導入するメリットとして、非接触で会計できるので衛生的に対応できる点が挙げられます。

現金決済の場合、顧客が触れた現金を受け取り、さらに釣銭を顧客に渡す必要があるためです。とくに有人レジでは、釣銭だけでなくレシートも受け渡すことから、間接的ではあるものの接触が生じます。

一方で、キャッシュレス決済であれば、接触なしで決済対応することが可能です。非接触による会計は、感染症対策を気にする顧客のニーズに応えられるだけでなく、レジスタッフを感染症から守る上でもメリットが大きいといえるでしょう。

人件費が削減できる

人件費が削減できるのも、セルフレジにキャッシュレス決済を導入するメリットです。セミセルフレジを含む有人レジの場合、レジ1台に1人のスタッフが必要になるため、レジの台数分人件費が発生します。

現金決済のみに対応しているのと比べて、キャッシュレス決済に対応可能なセルフレジを導入すると、レジの回転率が向上するとお伝えしました。これにより、稼働するレジの台数を最小限に抑えられることから、人件費の削減に効果が期待できます。

レジ締め作業の効率化・ミスの低減につながる

レジ締め作業の効率化やミスの低減につながるのも、セルフレジを導入するメリットの1つです。現金決済のレジでは、手作業でのレジ締め作業が必要になり、金額が合わず何度も集計し直す負担がありました。

セルフレジでキャッシュレス決済に対応すれば、レジ集計も自動化できます。セルフレジに備わっているPOSレジ機能で、売上を即時集計できるためです。セルフレジでキャッシュレス決済に対応すれば、レジ締めにかかる時間の短縮・人的ミスの低減など、レジ締めの効率化が実現できます。

参考記事:セルフレジを導入するメリット・デメリット|費用を抑えながら効果を引き出すコツ

キャッシュレス決済対応のセルフレジの導入方法

階段状に並んだ木枠を昇っていく矢印のイメージ

キャッシュレス決済対応のセルフレジを導入する方法は、以下の3通りです。

  • セミセルフレジ
  • フルセルフレジ
  • レジレス

セミセルフレジは、商品登録を店舗の従業員(レジスタッフ)が行い、会計操作のみを顧客がセルフで行うタイプのセルフレジです。一方で、フルセルフレジは商品登録も顧客が行います。

レジレスは、近年導入店舗が増えている無人店舗に多い設備です。レジ設備そのものがなく、顔認証で購入者を識別し、事前に登録したキャッシュレス決済手段で清算します。

いずれの方法でもキャッシュレス決済に対応できますが、店舗の状況によって導入方法を検討することが大切です。

参考記事:セルフレジの種類と特徴は?メリット・デメリットと導入で解決できる課題・注意点

セルフレジでキャッシュレス決済を導入する際の注意点

セルフレジでキャッシュレス決済を導入する際、注意しておきたいのは以下の3項目です。

  • 対応しているキャッシュレス決済の種類・決済ブランドを確認する
  • セルフレジの防犯対策を検討する
  • 現金決済を残すべきか検討する

それぞれ、なぜ注意しておくべきなのか、その理由や想定されるリスクについて解説します。

対応しているキャッシュレス決済の種類・決済ブランドを確認する

セルフレジでキャッシュレス決済を導入する際は、対応しているキャッシュレス決済の種類や決済ブランドを確認しておく必要があります。

セルフレジや決済端末によって、対応している決済の種類・決済ブランドに違いがあるためです。

とくに、クレジットカード決済は、カードスワイプのほかカード挿入によるICチップの読み取り、タッチ決済の3パターンあるので確認しておきましょう。

コード決済では、バーコード決済だけでなくQRコード決済に対応できるセルフレジがおすすめです。

また、インバウンド需要が高い店舗の場合は、海外の決済ブランドに対応しているものを選ぶと良いでしょう。

セルフレジの防犯対策を検討する

セルフレジを導入する際は、防犯対策を検討しておきましょう。セルフレジでは、商品を登録せずに持ち帰る「万引き行為」が課題となっています。

近年では、セルフレジの防犯対策も強化されており、重量センサーやAI防犯カメラ・画像認識AIレジなど、さまざまな種類の設備があるのも特徴です。

また、このような設備を導入するだけでなく、レジ設備の配置を変えて従業員の目が届きやすい位置にして、万引き行為を抑止する方法もあります。

参考記事:セルフレジの防犯対策方法まとめ!万引きを防ぐ導入のポイントとは

現金決済を残すべきか検討する

セルフレジでキャッシュレス決済を導入するときは、現金決済を残すべきか検討することも重要です。ほとんどの顧客がキャッシュレス決済の利用者であっても、現金決済を完全になくした場合の機会損失はないか、客観的に判断しましょう。

また、災害が発生して停電したり、通信障害が発生したりすると、キャッシュレス決済が利用できなくなります。現金決済を残しておけば、手作業での集計によって災害時・トラブルが発生した際も対応できるので、備えておくと安心です。

まとめ

セルフレジ導入でキャッシュレス決済に対応する場合、現金決済を残すべきか、どのような決済手段・決済ブランドに対応すべきかなど、検討しなければならないことが多くあります。

自店舗に必要な決済方法・決済手段を判断するには、店舗の顧客層を良く見極めることが大切です。

決済端末を後付けする場合、対応しているキャッシュレス決済サービスの種類も確認しておく必要があります。決済手数料や電子マネー決済に対応可能かをチェックしておくのもポイントです。

また、複数台のレジ設備を導入する場合は、複数種類のレジ設備を組み合わせるのも良いでしょう。

セルフレジだけでなく有人レジを組み合わせたり、セミセルフレジで決済のみセルフ化するなど、組み合わせやセルフ化する範囲も検討してみてください。

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