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2026/02/06

【2026年】飲食店の券売機利用に関するアンケート調査結果

飲食店の券売機利用に関するアンケート調査

飲食店では、人手不足への対策や人件費削減を目的として、幅広い業態の店舗で券売機(食券機)が導入されています。

昨今、券売機もさまざまな進化を遂げており、従来のボタン式券売機のみならず、タッチパネルでの操作が可能なタッチパネル式券売機のほか、キャッシュレス決済に対応している機種が登場しているのも特徴です。

Bizcanでは、一般消費者を対象に「飲食店の券売機利用」に関するアンケート調査を実施しました。

目次

調査概要

  • 調査名:【2026年】飲食店の券売機利用に関するアンケート
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2026年1月10日~1月14日
  • 調査対象:18歳~65歳の男女
  • 有効回答数:310件

調査結果サマリー

  • 券売機導入に関して複数台の設置を希望する人は約47%
  • 券売機で良かったと感じる点は「支払いのスムーズさ」「事前清算によるスムーズな退店」を挙げる人が多い結果に
  • キャッシュレス決済も広まる中、券売機では現金で支払う人が7割以上
  • 券売機利用では「そのときの気分で」メニューを決める人がもっとも多い

◆券売機のある飲食店に対する消費者の印象

まず、券売機のある飲食店はどんな印象ですか?という質問で、約38%が「初めての店だと少し不安になる」と回答しました。次いで、「便利そうだと思う」が約31%、「特に気にしない」という声も訳25%にのぼりました。※複数回答可

初めて利用する場合、券売機での支払方法に不安を感じる人が多いため、操作方法の明示やわかりやすいメニュー表示など、不安を払拭する工夫が求められます。

飲食店の券売機利用に関するアンケート調査結果Q1

◆券売機によって店員と会話が減ることにはフラットな意見

券売機によって店員との会話が減ることについては、約半数が「とくに何も思わない」と回答しました。※複数回答可

また、「注文が自分のタイミングでできてよい」との意見も約33%を占めており、比較的フラットもしくは好意的な意見がみられる結果となっています。

一方で、「味やおすすめがわからない」「注文時の質問や相談ができなくて少し不安になる」との声も1割以上にのぼっており、券売機でこれらのニーズに対応するための対策が求められている面もあります。

飲食店の券売機利用に関するアンケート調査結果Q2

◆券売機で良かった点は「支払いや退店のスムーズさ」

飲食店の注文方式が券売機で良かったと思ったタイミングに関する質問では、「支払いがスムーズにできた時(47.1%)」「前会計のため、食後すぐに店を出れた時(43.9%)」を挙げる回答者が多い結果となりました。※複数回答可

一方で、「良いと思ったことはない」との意見も約16%を占めており、約15人に1人の割合で券売機によるオーダー方式に不満をもつ人がいる状況です。券売機の導入に適した業種・業態であるかを見極めたうえで、モバイルオーダーやタブレットオーダー、店員による口頭注文など、幅広い選択肢の中からオーダー方式を検討すると良いでしょう。

飲食店の券売機利用に関するアンケート調査結果Q3

◆飲食店で最も利用したことが多い券売機は「ボタン式券売機」

「飲食店で利用したことがある券売機の種類を教えてください」という設問では、ボタン式券売機と回答した人が約8割を占める結果となりました。※複数回答可

次いで、「タッチパネル式券売機」と回答した人も約63%となっており、タッチパネル式券売機の普及が広まってきていることも推察されます。ファストフード店やカフェなどでみられる店頭設置型の「タッチパネル式整理番号呼び出し発券機(いわゆるKIOSK端末)」も3割に迫る結果となりました。

飲食店の券売機利用に関するアンケート調査結果Q4

◆飲食店の券売機で利用することが多い決済手段は「現金」が7割超

飲食店の券売機で利用することが多い決済手段に関する質問では、7割以上の人が「現金」と回答しました。※複数回答可

キャッシュレス決済の利用が広まるなかでも、券売機を利用する際は現金による決済・清算を行う人が大半を占めていることがわかります。

一方で、現金決済が多い背景には「現金決済しか対応できない券売機」しか設置されていない店舗が、依然として多いことも影響していると推察されます。

飲食店の券売機利用に関するアンケート調査結果Q5

◆飲食店の券売機注文では「気分でメニューを選ぶ」と回答した人が最多

飲食店で券売機を使うときの行動(メニュー決め)に関する設問では、「その日の気分で自由に選んでいる」が約45%と、最も多い結果となりました。

一方で、「いつも同じメニューを選ぶことが多い(22.6%)」、「ゆっくり検討したいが、後ろが気になり慌てて決めている(19%)」との意見も多く、券売機のメニュー表記方法次第で売り上げが左右される背景に、「すぐにメニューを決めなければ」と感じている人が多い可能性が読み取れます。

いわゆる「左上の法則」を利用して看板メニューを目立つ場所に配置する、写真付きのボタンやタッチパネル式券売機でメニューが一目でわかる状態にするなど、対策次第で顧客単価が変動する可能性があることも浮き彫りとなりました。

飲食店の券売機利用に関するアンケート調査結果Q6

◆飲食店の券売機に対して「複数台の設置」を求める声も

「飲食店の券売機に対する要望」に関する設問では、「複数台設置して欲しい」と回答した人が47.1%を占めました。※複数回答可

次いで、「タッチパネル式でメニュー写真が分かりやすいものがいい(37.1%)」、「キャッシュレス決済に対応して欲しい(36.1%)」など、選びやすさ、決済のしやすさなどを含め、利便性の高いタッチパネル式券売機の導入を求める声も多くなっています。

これらのニーズは、従来のボタン式券売機では対応できないケースがほとんどです。そのため、「券売機といえばボタン式」と判断せず、想定される顧客層やニーズ、キッチン連携の有無を含め、タッチパネル式券売機も選択肢として検討した方が良いでしょう。

また、券売機利用時の消費者ニーズとして、スムーズに注文・会計ができる利便性やスピード感に加え、後ろに並ぶ人に急かされずにメニューを選びたいという意見もある状況です。

顧客層によっては、昔ながらのボタン式を望む層(今回の調査では約14%)も一部いるため、店舗の立地や来店が見込まれる顧客の年代、ニーズを見極めて判断する必要があります。可能であれば、複数台設置するのも顧客満足度向上に向けた設備投資として効果的です。

飲食店の券売機利用に関するアンケート調査結果Q7

まとめ

今回のアンケート調査では、飲食店の券売機利用における消費者の動向・ニーズについてリサーチしました。

2026年時点の現状では、券売機は現金決済がまだまだ主流となっている状況です。その背景には、キャッシュレス決済に対応している機種の導入がまだ不十分であることも影響していると推察されます。

券売機の利用では、「スムーズに注文、会計がしたい」というニーズと、「後ろに急かされずゆっくり考えて選びたい」というニーズが両立している状況です。今後券売機を導入する際は、複数台の設置や一目でメニュー・料理がわかる写真・画像表示に対応した機種の導入も含め、顧客ニーズに沿う機種の選定が求められます。

「券売機だから顧客単価を上げるのは難しい」と判断するのではなく、券売機の選定や導入方法で購買行動を促す対策を講じてみてはいかがでしょうか。

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