POSレジを導入する店舗が広まる中で、POSレジのサービスそのものも多様化しており、自店舗にマッチするPOSレジ選びに悩んでいる方も多いでしょう。
POSレジを選ぶには、POSレジ本体の種類だけでなく、機能やサポートの有無、費用などを総合的に比較して判断する必要があります。では、具体的にどのような基準で導入するPOSレジを選定すれば良いのでしょうか。
本記事では、POSレジの種類や機能について解説しながら、選び方・比較ポイントやおすすめのPOSレジを紹介します。また、業種別のおすすめPOSレジや選び方のポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
POSレジとは?
POSレジとは、POSレジシステムが搭載されているレジ設備全般のことです。一般的なターミナル型のPOSレジのほか、広義ではPOSシステムが搭載されているセルフレジや券売機、決済端末なども該当します。
POSレジ・POSシステムのPOSとは、「Point of sales」の略称で、日本語に訳すと販売時点情報管理を意味する言葉です。
POSレジで会計・清算を行うと、その情報がPOSシステム上に記録・蓄積されていく仕組みで、蓄積したデータを分析すればマーケティング戦略に活用できます。
参考記事:POSレジとは?POSシステムとの違いや機能と導入するメリット・デメリット
POSレジの種類
POSレジは、大きく以下5種類に分類されます。
種別 | 特徴 |
---|---|
ターミナル型POSレジ | ディスプレイ・キャッシュドロア・レシートプリンター・バーコードリーダーなどが一体型になっているタイプ |
タブレット型POSレジ | iPadやAndroidタブレットなどのタブレット端末にPOSシステムをインストールしたもの。周辺機器を別途揃える必要があるが、コンパクトで場所を取らない点が特徴。 |
パソコン型POSレジ | パソコンにPOSシステムをインストールして使用するタイプのPOSレジ。タブレットPOSレジと同様にコンパクトで比較的手ごろな価格帯で導入できる。 |
スマホPOSレジ・モバイルPOSレジ | iPhoneやAndroidスマホにPOSシステムを搭載して利用するタイプのPOSレジ。SIMカードがすでに内蔵されているので、インターネット環境がない屋外でも利用できる。 |
自動釣銭機搭載型POSレジ | ターミナル型POSレジやタブレット型POSレジと自動釣銭機を連携させたもの。現金の受け渡しがなくなるため、キャッシュレス決済と併用すれば釣銭ミスが抑止できる。 |
それぞれに特徴があるため、活用シーンに応じて選定することが重要です。
とくに、ターミナル型POSレジや自動釣銭機搭載型POSレジは、多機能でスタッフの業務負担軽減につながる設備である反面、導入費用が100万円以上かかる機種も少なくありません。
一方で、タブレット型POSレジ・パソコン型POSレジ・モバイルPOSレジなら、10万円~20万円程度の費用で導入できるメリットがあります。
しかし、導入費用だけで比較すると必要な機能が利用できない場合もあるため、コストだけでなく機能やサポートの有無なども比較検討しましょう。
ターミナル型POSレジや、自動釣銭機搭載型POSレジの導入費用がネックで導入に踏み切れずにいる場合は、補助金・助成金制度を活用する選択肢もあります。
POSレジの導入時に利用できる補助金・助成金制度について、詳しくは以下の記事で解説していますので、こちらを参照ください。
参考記事:【2025年最新】POSレジ導入に利用できる補助金・助成金5選|金額や申請要件について解説
POSレジの機能一覧
POSレジに備わっている機能には、以下のものが挙げられます。
機能 | 機能詳細 |
---|---|
販売管理機能 | 会計・清算金額の自動算出、割引・クーポンの適用、領収書やレシートの発行、個別会計、決済手段の選択など、会計処理全般をスムーズに行う基本的な機能。 |
在庫管理機能 | 小売店の在庫管理に欠かせない機能。飲食店の料理の原材料仕入れ量や賞味・消費期限をリアルタイムで反映し、在庫の過不足や期限切れの把握もできる。 券売機タイプのPOSシステムの場合、メニューごとの残数を注文と連動して自動更新できる機能も。 |
顧客管理機能 | 会員情報・購入履歴の記録、ポイント管理、誕生日・来店頻度による特典設定など、 リピーター育成やマーケティング施策に活用可能。 |
売上分析機能 | 日別・週別・月別の売上推移、時間帯別・商品別の販売実績などを自動的に可視化する機能。 複数店舗経営の場合、店舗ごとの売上状況の比較や前年度との比較もできる。 |
勤怠管理機能 | 従業員の出退勤打刻、休暇申請・承認、残業管理などができる機能。 勤怠データを給与ソフトと連携させれば、給与計算の自動化も可能。 |
シフト作成機能 | 従業員から募ったシフト希望の情報をもとに、自動的にシフトを作成する機能。 作成されたシフトの共有・変更内容のリアルタイム反映にも対応できる。 |
オーダーエントリー機能 | 従業員によるオーダーを受け付けている飲食店に最適な機能。注文入力を従業員のもつPOS端末やモバイルハンディから行い、キッチンプリンターや厨房ディスプレイに自動送信する。 |
モバイルオーダー機能 | 顧客のスマホやテーブルに設置したタブレット端末から、顧客にオーダーしてもらう機能。 キッチンプリンターやキッチンディスプレイに自動的に送信される。オーダー受注の省人化が可能。POSシステムとの連携により、顧客情報に紐づいた売り上げの傾向分析ができる。 |
上記以外にも、業種に特化した機能が備わっているPOSレジも多くあります。
まずは、自店舗にどのような機能が必要かを明確にした上で、対応しているPOSレジをピックアップし、コストや対応機種、サポートの有無なども合わせて比較検討しましょう。
参考記事:POSレジの機能一覧|業種別のおすすめ機能と選び方のポイント
POSレジの選び方と比較ポイント
自店舗に最適なPOSレジを選ぶには、以下5項目を意識して比較検討することが重要です。
- 業種にマッチするサービスを選ぶ
- 設置場所・店舗規模に合う機種を選ぶ
- 必要な機能の有無を比較する
- 保守・サポートサービスの充実度で選ぶ
- 初期費用・月額料金で比較する
それぞれ、具体的にどのような基準で判断・選定すれば良いのか、ミスマッチを防ぐためのポイントについて解説します。
業種にマッチするサービスを選ぶ
自店舗に合うPOSレジを選定するには、業種にマッチするサービスを選ぶことが大切です。例えば、飲食店向けのPOSレジであれば、モバイルオーダーシステムが利用できるもの、小売店向けであれば在庫管理機能が優れているもの、などが挙げられます。
また、美容サロンやクリニック・医療関連施設向けに、カルテ・レセコンとの連携が可能なPOSレジサービスもあるため、自店舗の業種・業態に合わせたサービスをまずは選定しましょう。
設置場所・店舗規模に合う機種を選ぶ
設置場所・店舗規模に合う機種を選定するのも、POSレジを選ぶ際の比較ポイントです。小規模店舗・個人店舗の場合、大型のターミナル型POSレジや自動釣銭機搭載型POSレジは設置場所を広く確保しなければならず、レジ周りが手狭になる可能性があります。
設置場所が狭い店舗の場合には、タブレット型POSレジやパソコンPOSレジ、テーブル会計や屋外での会計を想定するならモバイルPOSレジなど、設置場所に合わせた選定を意識することが重要です。
必要な機能の有無を比較する
自店舗に導入するPOSレジを選ぶ際は、必要な機能の有無を確認・比較しましょう。基本のレジ機能は備わっているサービスがほとんどですが、その他の機能はPOSシステムによっては備わっていない場合もあります。
また、POSシステムには備わっていない機能でも、外部連携は可能であるケースも少なくありません。そのため、欲しい機能が備わっていないからと断念するのではなく、外部連携の可否も含めて検討する必要があります。
とくに、飲食店であればモバイルオーダー、美容サロンであれば予約管理システムなど、すでに店舗で導入しているシステムがある場合は、外部連携のほうがスムーズにPOSレジを導入できるでしょう。
保守・サポートサービスの充実度で選ぶ
導入するPOSレジは、保守・サポートサービスの充実度で比較検討するのもおすすめです。POSレジは、使用しているとシステムエラーが発生したり、機器の呼称が起こったりする場合があります。
そのようなタイミングでスムーズに対応してもらえるか否かは、円滑に営業を継続できるかを左右するポイントです。
例えば、24時間365日受付ている窓口がある、出張サポートに対応している、サポートをしている拠点数が多いなど、対応力の高さを見極めると良いでしょう。
初期費用・月額料金で比較する
導入するPOSレジを選ぶ際は、初期費用・月額料金も比較しておきましょう。導入費用が安いPOSレジであっても、月額料金の負担が大きい場合があるためです。
また、キャッシュレス決済機能が備わっているPOSレジや、キャッシュレス決済端末とPOSレジを併用導入する場合は、キャッシュレス決済手数料率もチェックしておく必要があります。
POSレジの導入方法(購入・リース・サブスクなど)も含めて、費用総額をある程度算定した上でPOSレジを比較し、コストパフォーマンスの高いサービスを選ぶことが大切です。
参考記事:POSレジの導入方法丸わかりガイド|導入費用や選び方と活用できる補助金制度
【比較表付き】おすすめのPOSレジ5選を徹底比較!
ここからは、POSレジのおすすめサービス5選それぞれの特徴や機能の違いについて解説します。
サービス名 | 機能 | 機種タイプ | 初期費用・月額利用料 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
スマレジ | 販売管理機能・在庫管理機能・顧客管理機能・売上分析機能・複数店舗管理機能・(勤怠管理機能)・(シフト作成機能)・(オーダーエントリー機能)・(テーブルオーダー機能) | タブレット型POSレジ・自動釣銭機搭載型POSレジ・モバイルPOSレジ | スタンダードプラン:0円 フードビジネスプラン:12,100円/月額 リテールビジネスプラン:15,400円/月額 ※1店舗あたり ※機器導入費用別途 |
業種ごとに利用できる機能が豊富。決済端末「PAY GATE」との併用もおすすめ。 |
CASHIER | 販売管理機能・在庫管理機能・顧客管理機能・売上分析機能・複数店舗管理機能・オーダーエントリー機能・テーブルオーダー機能・EC機能 | タブレット型POSレジ・ターミナル型POSレジ・自動釣銭機搭載型POSレジ・モバイルPOSレジ | タブレット型POSレジ:0円~ モバイルPOSレジ(決済端末A920):2,200円~/月額 セミセルフレジ(自動釣銭機搭載型):6,400円~/月額 スマホオーダー(セルフオーダー):9,400円~/月額 ※1店舗あたり ※機器導入費用別途 |
機器の種類が豊富で、POSレジだけでなくタッチパネル券売機やセルフレジ、決済端末など多彩な組み合わせ方ができる。 |
POS+ | 販売管理機能・在庫管理機能・顧客管理機能・売上分析機能・複数店舗管理機能・勤怠管理機能・シフト作成機能・オーダーエントリー機能・テーブルオーダー機能・順番待ち機能・予約管理機能 | タブレット型POSレジ・ターミナル型POSレジ・自動釣銭機搭載型POSレジ・モバイルPOSレジ | POS+ Retail(小売向け):14,000円~/月額 POS+ Food(飲食向け):14,000円~/月額 POS+ Beauty(美容サロン向け):14,000円~/月額 POS+ Healthcare(整体・クリニック向け):14,000円~/月額 |
業種ごとに特化したプランがあり、それぞれに最適な機能が利用できるようになっている。オプションサービスも豊富。 |
STORES | 販売管理機能・在庫管理機能・顧客管理機能・売上分析機能・複数店舗管理機能・ECショップ機能・(シフト作成機能)・(予約管理機能)・(モバイルオーダー機能) | タブレット型POSレジ・ターミナル型POSレジ・モバイルPOSレジ | フリープラン:0円 ベーシックプラン:4,950円/月額 ※1店舗あたり ※機器導入費用別途・各種オプションサービス利用料別途 |
サービス業・小売業での導入におすすめのPOSレジ。ネットショップの在庫と店舗在庫の一元管理ができる。 |
Airレジ | 販売管理機能・在庫管理機能・顧客管理機能・売上分析機能・複数店舗管理機能・ECショップ機能・(シフト作成機能)・(予約管理機能)・(オーダーエントリー機能)・(テーブルオーダー機能)・(採用管理機能)・(給与計算機能) | タブレット型POSレジ・ターミナル型POSレジ・自動釣銭機搭載型POSレジ・モバイルPOSレジ・パソコンPOSレジ | 基本機能:0円 ※オプションサービスの利用は費用別途 ※機器導入費用別途 |
連携可能な外部システムの種類が豊富。機器導入費用も安く、小規模店舗にも最適。 |
※()表記は追加オプションもしくは外部連携
スマレジ
出典:株式会社スマレジ
店舗に最適なPOSレジを選ぶなら、スマレジがおすすめです。スマレジは、クラウド型POSレジサービスなので、お手持ちのiPhone・iPadなどの端末にインストールすれば、基本機能は0円で利用できます。
機能の拡張性も高く、パン屋におすすめのAIカメラ識別設備や、農産物直売所に最適なバーコード印刷に対応しているものまで、幅広い導入方法に対応している点が魅力です。
小規模店舗・個人店舗であれば、シンプルな機能を低コストで利用できるので、店舗の規模・業種・業態を問わず導入しやすい機種といえます。
CASHIER
出典:株式会社ユニエイム
CASHIERは、さまざまなタイプのレジ・決済・清算設備の導入に対応しているサービスです。タブレット型POSレジはもちろん、自動釣銭機搭載型POSレジ、タッチパネル式券売機、キャッシュレス決済端末など、幅広いバリエーションがあります。
導入費用の支払い方にも選択肢があり、初期費用をかけて月額料金を抑える方法のほか、初期費用を抑えて月額料金で支払うリース契約のような導入方法も選択可能です。
機種の組み合わせ、導入時の支払い契約の種類が多様なため、自店舗に合うPOSレジの導入方法が選定できるでしょう。
POS+
出典:ポスタス株式会社
導入するPOSレジに迷ったときは、業種ごとのプランが利用できるPOS+もおすすめです。業種別のプランが用意されているため自店舗に必要な機能を導入しやすく、はじめて機器類の導入を行う開業オーナーにも適しています。
タブレット型POSレジなので小規模店舗・個人店舗でも導入しやすい設備で、プランによっては予約管理機能や販促のためのDM配信機能なども利用することが可能です。
POSレジサービスとしては珍しい、呼び出し用の順番待ち機能も利用できるので、順番待ちが発生しやすい飲食店やサービス業を営む店舗での導入にも対応できる強みがあります。
STORES
出典:STORES株式会社
小売業やサービス業でPOSレジを導入するなら、STORESがおすすめです。店舗の在庫管理だけでなく、ECショップの在庫管理や、予約管理(オプション)も利用できるので、店舗業務だけでなくオンライン販売の業務効率化にも役立ちます。
また、コンパクトなキャッシュレス決済端末が利用できる「STORES 決済」を併用すれば、キャッシュレス決済にも簡単に対応できる点が魅力です。
飲食店での導入に最適なモバイルオーダー機能も利用可能なため、例えば乾麺・スープのECショップ販売も手掛けているうどん店のような、店舗販売・EC販売を行う飲食店での導入に適しています。
Airレジ
出典:株式会社リクルート
コンパクトなタブレット型POSレジを導入したい場合は、Airレジもおすすめです。Airレジは、お手持ちのタブレット端末にダウンロードすれば簡単に利用開始できる点が特徴で、基本のPOSレジ機能のみならずすべての機能が無料で利用できます。
ただし、Airレジと他のシステムを外部連携したい場合は、利用するサービスに応じて利用料の負担が生じる点に注意しましょう。また、Airレジでキャッシュレス決済を利用する場合も、キャッシュレス決済手数料の負担が必要です。
Airレジは外部連携可能なサービスが豊富にあり、予約管理システムの「Airリザーブ」、シフト管理システムの「Airシフト」、モバイルオーダーの「Airレジオーダー」など、幅広いサービスの導入に対応しています。
【業種別】導入するPOSレジの選び方とおすすめ機種
導入するPOSレジを選ぶ際は、自店舗の業態にマッチするサービスの選定が欠かせません。ここからは、業種別のおすすめPOSレジと選び方について解説します。
パン屋におすすめのPOSレジと選び方
パン屋でPOSレジを導入する場合は、バンドル販売機能(セット販売機能)が備わっているPOSレジがおすすめです。
1点購入する価格よりも5点購入した方が安くなるような価格設定が可能になる機能で、この機能を利用すれば、レジで5点商品登録を行えば自動的に割引が適用されます。
また、値下げ販売機能が備わっている機種なら、「閉店まで1時間をきったら〇%引き」のように、自動的に割引価格になる設定も可能です。
そのほか、数十種類にも及ぶパンのレジ打ち操作の負担を解消する手段として、AI画像認識機能が搭載されているPOSレジを導入する選択肢もあります。パン屋におすすめのPOSレジは、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
居酒屋におすすめのPOSレジと選び方
居酒屋で導入するPOSレジを選ぶのであれば、飲食店向けPOSレジの中でも、モバイルオーダーやタブレットオーダーが利用できるサービスがおすすめです。とくに、注文頻度の高い居酒屋の場合、飲み放題・食べ放題メニューに対応できるとなお良いでしょう。
飲み放題・食べ放題機能が備わっていれば、時間の管理や放題コースごとに対応できるオーダーメニューの表示も簡単にできます。オーダー受注にかけるホールスタッフの業務負担が軽減されるため、効率の良い店舗運営が実現可能です。
ネイルサロンにおすすめのPOSレジと選び方
ネイルサロンでPOSレジを導入するなら、予約管理機能や顧客管理機能(カルテ連携)ができるサービスがおすすめです。数多くいる顧客の過去の施術やアレルギー情報などを一元管理できるため、リピーター対応もスムーズに行えるようになります。
また、美容サロン向けのPOSレジの予約管理機能を活用すれば、ポータルサイトを利用した集客に頼る必要がなくなるため、仲介手数料の負担を軽減できるのも特徴です。担当スタッフ別の予約管理も行えるので、指名客にも対応できます。
農産物直売所・道の駅におすすめのPOSレジと選び方
農産物直売所・道の駅でPOSレジを導入するのであれば、農産物のバーコードラベル発行機能や生産者ごとの売上清算機能が備わっているサービスがおすすめです。
一般的なPOSレジに加えて、上記のような特殊な機能が必要になる場面が多いため、汎用型のPOSレジよりも農産物直売所・道の駅の業態に特化したPOSレジを選ぶと良いでしょう。
また、イートインがある店舗の場合には、軽減税率清算に対応できるものも最適です。
キッチンカー(移動販売)におすすめのPOSレジと選び方
キッチンカー(移動販売)でPOSレジを導入するなら、SIMカード内蔵で持ち運べるタイプの設備がおすすめです。タブレットPOSレジやモバイルPOSレジのほか、POSシステムが搭載されている決済端末を導入するのも良いでしょう。
レジ設備を設置できる場所が限られているため、コンパクトなPOSレジの導入が最適です。POSシステムが備わっていれば、売上管理も容易になります。とくに、店舗を営業しながら、イベント出店も行っているような店舗の場合は、店舗で導入するPOSレジも持ち運びに対応できる機種を選定しておくと良いでしょう。
まとめ
POSレジは、多様なサービスが提供されている反面、自店舗に合う機種の選定が難しくなっているのも現状です。自店舗に最適なPOSレジを選ぶには、まず必要な機能のリストアップ、POSレジの種類選定、導入費用の比較などを行う必要があります。
とくに、業種によって特殊な機能が必要になる場合には、特定の業種に特化したPOSレジの中から選定するのも良いでしょう。