Bizcan > コラム > LINEミニアプリでできること一覧|おもな機能やメリット・導入事例を紹介

2025/02/04

LINEミニアプリでできること一覧|おもな機能やメリット・導入事例を紹介

  • 店舗アプリ
LINEミニアプリでできること一覧|おもな機能やメリット・導入事例を紹介

LINEミニアプリは、店舗アプリやネイティブアプリのような機能を備えている集客・販促ツールの一種です。LINE公式アカウントとは異なるため、違いを理解した上で、導入方法を検討する必要があります。

しかし、自店舗にLINEミニアプリを導入すべきか悩んだ際、店舗アプリやネイティブアプリを独自に導入するのと比べて、どのようなメリットがあるのか気になる方も多いでしょう。

本記事では、LINEミニアプリとはなにか、導入するメリットやLINEミニアプリでできること・おもな機能を紹介します。また、LINEミニアプリを活用している企業の事例も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Bizcan編集部厳選!店舗アプリ作成サービス6選
目次

LINEミニアプリとは?

テーブルの上にパソコンとLINEのアプリが表示されたスマホのイメージ

LINEミニアプリとは、コミュニケーションアプリのLINEで利用できる集客・販促機能のことです。LINE株式会社が提供しているサービスなので、LINEアプリ上で利用できます。

店舗アプリのような機能が備わっているのも特徴で、独自機能を開発会社に依頼して開発してもらい、LINEミニアプリの機能として活用することも可能です。

業種ごとに必要な機能がセットになっている「パッケージプラン」なら、低コストで導入できます。

参考記事:LINEミニアプリとは?導入するメリット・デメリットと機能について解説

LINEミニアプリを導入するメリット

LINEミニアプリを導入するメリットは、以下の3点です。

  • 新たなアプリをダウンロードする必要がない
  • ネイティブアプリと比べて導入費用が抑えられる
  • LINEユーザーにアプローチできる

それぞれの理由や、メリットを得るための活用方法について詳しく解説します。

新たなアプリをダウンロードする必要がない

LINEミニアプリは、新たなアプリをダウンロードすることなく利用できる点がメリットです。店舗アプリやネイティブアプリを独自に作成した場合、顧客にダウンロードしてもらわなければなりません。

アプリのダウンロードは顧客のスマホ容量を増やすことから、利用に対するハードルが高くなる傾向にあります。一方で、LINEミニアプリならLINEユーザーは新たなアプリをダウンロードする必要がなく、LINEのアプリ上でさまざまな機能を利用できます。

スマホ容量を圧迫する負担がないことから、利用に対するハードルが下がり、集客や販促施策が顧客に届きやすくなる効果にもつながるでしょう。

ネイティブアプリと比べて導入費用が抑えられる

LINEミニアプリは、ネイティブアプリと比べて導入費用が抑えられるメリットもあります。LINEミニアプリをパッケージプランで導入する場合に限られますが、初期費用0円~20万円ほどで導入可能です。

また、月額利用料も0円~数万円程度で利用できるので、選択するパッケージプランによっては数万円程度の負担で導入できるでしょう。

ただし、LINEミニアプリを独自機能開発で導入する場合は、ネイティブアプリを開発するのと同等の費用がかかる場合もあります。

LINEユーザーにアプローチできる

LINEユーザーにアプローチできるのも、LINEミニアプリを導入するメリットの1つです。LINEアカウントを利用している月間ユーザー数は9,700万人(2024年9月末時点)で、日本の国民の約8割が利用している計算になります。

これだけ多くのユーザーを抱えている媒体やSNSはほかになく、老若男女問わず幅広いターゲット層にアプローチできるのは、LINEミニアプリならではの強みです。

特定のターゲット層に限定せず、幅広いユーザーにアプローチしたい場合は、LINEミニアプリを活用すると良いでしょう。

参考記事:LINEミニアプリのメリット・デメリット|ネイティブアプリとの違いや導入方法を解説

LINEミニアプリでできること|おもな機能一覧

LINEミニアプリには、以下の機能が備わっています。機能ごとにできることを見ていきましょう。

機能名できること
デジタル会員証機能
(ポイントカード・スタンプカード)
ポイントカード・スタンプカードなどのデジタル会員証を発行できる。顧客情報の管理も可能。
予約受付機能来店予約や季節商品(ケーキ・おせちなど)の予約受付や管理ができる機能。
キャッシュレス決済機能と組み合わせて、事前決済ができるものもある。
順番待ち機能ウェイティングリストとして活用できる機能。満席時の飲食店やクリニックなどで活用すれば、店舗・施設の中で待たずに済むようになる。
呼び出し通知機能
(プッシュ通知)
順番待ち機能やモバイルオーダー機能と組み合わせて、顧客のスマホに呼び出し通知を送る機能。「呼び出しまであと〇組」などのプッシュ通知も送れる。
モバイルオーダー機能顧客のスマホからモバイルオーダーができる機能。店内注文だけでなく、テイクアウト注文にも対応できる。
キャッシュレス決済機能キャッシュレス決済機能は、モバイルオーダーや予約注文の際に利用できる事前決済機能。

上記はあくまで、LINEミニアプリの基本的な機能です。パッケージプランで導入する場合、飲食店向け、サロン向け、クリニック向けなどの機能がセットになっていることが多く、備わっていない機能もあります。

また、機能の独自開発を行った場合は、上記以外にもオリジナルの機能を搭載することが可能です。

LINEミニアプリの導入方法

LINEアプリが表示されたスマホを手に持つイメージ

LINEミニアプリの導入方法は、以下の3通りです。

  • パッケージプランで導入する
  • パッケージプランをカスタマイズして導入する
  • 独自機能開発(フルスクラッチ開発)を依頼する

それぞれ、具体的な導入方法について詳しく解説します。

パッケージプランで導入する

パッケージプランなら、ネイティブアプリの開発が難しい機能でもLINEミニアプリを導入できます。もっとも低コストで導入できる手段であり、キャッシュレス決済機能の決済手数料のみの負担で導入できるプランがあるのも特徴です。

パッケージプランの料金はパッケージプランごとに設定されているため、費用を抑えたい場合は初期費用や月額料金で比較してみると良いでしょう。

すでに認証済みミニアプリとしてパッケージ化されているプランなので、導入までのスピードが早いのもパッケージ導入の魅力です。

パッケージプランをカスタマイズして導入する

LINEミニアプリは、すでにあるパッケージプランをカスタマイズして、独自機能を追加した状態で導入する方法もあります。

ただし、アプリ開発を依頼する必要があるため、費用も時間もかかる点に注意しましょう。また、機能を独自開発した場合は、LINEヤフー株式会社の審査を受ける必要があります。

審査に通過してから利用開始となるため、導入までのスケジュールは余裕をもって計画することが大切です。ゼロベースで機能開発するのと比べれば、費用を抑えて導入できます。

参考記事:LINEミニアプリの審査とは?開発審査にかかる期間と審査不要で導入する方法まとめ

独自機能開発(フルスクラッチ開発)を依頼する

LINEミニアプリは、LINEミニアプリ開発企業に独自機能の個別開発を依頼して導入する選択肢もあります。ただし、この方法では、ネイティブアプリや店舗アプリの開発を依頼するのと同等の費用がかかるため、数百万円単位の予算を割かなければなりません。

一方で、他社とは異なる機能を盛り込むことで差別化につながるほか、自店舗のオペレーションにマッチする状態で導入できるメリットがあります。

参考記事:LINEミニアプリの開発方法は?開発を依頼する場合の費用目安とおすすめの開発会社5選

LINEミニアプリの導入にかかる費用の目安

電卓で計算するイメージ

LINEミニアプリ導入にかかる費用の目安は、導入方法によって異なります。

導入方法費用の目安
パッケージプラン数千円~数十万円
パッケージプランのカスタマイズ導入約50万円~200万円
フルスクラッチ開発約200万円~500万円

費用を抑えて導入したい場合や、スピーディーに導入したい場合はパッケージプランでの導入がおすすめです。

また、フルスクラッチ開発の場合、独自機能をどれだけ導入するかによって開発費用は大きく変動します。場合によっては、1,000万円を超えることもあるので、機能とコストのバランスを見ながら依頼することが大切です。

参考記事:LINEミニアプリの費用相場はどれくらい?導入方法や導入コストを抑えるポイントを解説

LINEミニアプリの導入事例3選

ここからは、LINEミニアプリを実際に導入している企業の事例を3選紹介します。業種ごとの活用方法についても参考になるポイントがあるので、ぜひ活用してください。

【飲食業】まいどおおきに食堂 奈良広陵食堂

まいどおおきに食堂では、LINEミニアプリのデジタル会員証機能をうまく活用して、集客・販促につなげています。

ポイントカードとポイントで引き換えられるクーポン券を併用し、顧客に来店するメリットを提供しました。ポイント獲得の手段を、「デイリーボーナス」「店舗来店時のチェックイン」「友だち紹介」の3パターン用意したことで、利用拡大につながっています。

クーポンを得るために来店する頻度が高くなるなど良いサイクルが生まれ、売上も120%増加しました。

参照:デジタル会員証の導入後、売上が120%伸長!LINEミニアプリを使った大衆食堂の「行きつけ」戦略

【小売業】ELCジャパン合同会社

スキンケアやメイク用品などの販売を手掛けるELCジャパン合同会社では、もともとLINE公式アカウントを活用したECサイトでの販売を行っていました。

LINEを経由して商品を購入するユーザーが多かったことから、LINEミニアプリを活用して自社ECサイトをローンチしています。

自社ECサイト限定の商品を販売するなど販促施策を組み合わせた結果、ローンチから数カ月ではあるものの、順調に売上が伸びている事例です。

参照:自社EC購入者の1〜4割がLINE経由!LINE公式アカウントで実現するELCジャパンの「ソーシャルコマースエコシステム」

【美容・サロン業】株式会社MASHU

大阪で美容室を展開している株式会社MASHUでは、LINEミニアプリを活用して予約機能を集客や販促に活用しています。

LINEミニアプリからの予約を顧客に広めていった結果、手数料の負担が生じるポータルサイトからの予約が約4割減少しました。

また、自社サイトとLINEミニアプリトータルのオーガニック流入は5倍に増加しています。会員証機能も活用し、新規顧客だけでなくリピーターの獲得施策もうまく講じている事例です。

参照:リピート率9割!自力集客5倍!大阪の美容室チェーンMASHUのLINEミニアプリ活用とDX

ここでは、LINEミニアプリを導入した企業の事例を3選紹介しました。以下の記事では、さらに機能別の活用事例を紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

参考記事:【機能別】LINEミニアプリの導入事例8選|機能を有効活用する導入のヒント

まとめ

LINEミニアプリでできることは、独自開発を行えば無限に広がるといっても過言ではありません。店舗アプリやネイティブアプリと比べて、アプリを削除される心配がないことから、顧客の利用に対するハードルが低いのも特徴です。

ただし、独自のアプリアイコンを設定できず、競合企業も同様のLINEミニアプリを導入している場合があります。

LINEミニアプリをうまく活用するには、顧客に対して自店舗ならではの魅力となるサービスや商品を提供した上で、アピールするためのツールとして役立てると良いでしょう。