eラーニングシステムの導入を検討しているものの、価格について知りたいという方もいるでしょう。実際、eラーニングシステムの価格相場は把握しづらい部分も多く、事前のリサーチは必須です。そこで本記事では、eラーニングシステムの価格相場や種類、選び方などを解説していきます。
eラーニングシステムの価格相場は?
eラーニングシステムの価格相場はおおよそ0円から20万円程度です。サービスによっては初期費用0円としているサービスも多く、初期費用低めで運用コストを設定しているか、初期費用を高めにしているかのいずれかといえます。
また、eラーニングシステムの提供会社のほとんどがサービスの内容やシステムを利用するユーザー数によって月額、年額の費用が変動するため、何人規模でで利用するか事前に明確化しておきましょう。
eラーニングシステムの種類とは?
本項では、eラーニングシステムの種類について解説していきます。
コンテンツ型
コンテンツ型のeラーニングシステムはシステム内の教材コンテンツを利用できるタイプのものです。自社で教材を作成する必要がないため、管理者側の負担が少なく、さまざまなコンテンツを受講できる点がメリットといえます。
ただし用意されているコンテンツが自社の事業領域、業務領域にマッチしている必要があるため、自社とサービスのマッチ度は慎重にチェックしておく必要があります。
プラットフォーム型
プラットフォーム型のeラーニングシステムは、既存のコンテンツはないものの、eラーニングを実施できる環境を提供するタイプです。プラットフォーム型がマッチするのは自社で教材を用意できる企業といえます。または、学習する内容が特殊で既存のコンテンツで対応できない場合は、プラットフォーム型の方がマッチします。
コンテンツは必要ないものの、eラーニングを実施できる環境が必要という場合にはプラットフォーム型がマッチするでしょう。
eラーニングシステムの選び方
本項では、eラーニングシステムの選び方について解説していきます。
価格で選ぶ
価格はeラーニングシステムを選ぶうえで重要な基準の一つです。eラーニングシステムの価格、料金形態はサービスによってさまざまなため、自社の予算に合ったものを検討することが重要といえます。
たとえば、初期費用を抑えたいのであれば初期費用0円で利用できるeラーニングシステムに絞って選定を行うなど、事前にニーズを決めておくことで製品選定を楽に進めることが可能です。
機能性で選ぶ
eラーニングシステムを選ぶうえでは、機能面も重要なポイントとなります。教材やテストの作成といった受講者側の機能はもちろん、社員の学習進捗の管理といった管理者側の機能についてもチェックしておく必要があります。
また、コンテンツ型のeラーニングシステムを導入予定の場合、自社の事業領域と学習できるコンテンツの内容に齟齬がないかも確認しておきましょう。
サポートの内容で選ぶ
サポート体制についても重要なポイントの一つです。導入支援はもちろん、使用方法のレクチャーやトラブル発生時の対応など、どの程度までサービス側がサポートしてくれるかは契約前に必ずチェックしておくよう注意が必要です。
おすすめのeラーニングシステム
本項では、おすすめのeラーニングシステムを紹介します。
AirCourse
AirCourse(エアコース)は、KIYOラーニング株式会社が提供するクラウド型eラーニングシステムです。初期費用0円、月額200円/名から利用可能で、コストパフォーマンスに優れています。
Smart Boarding
Smart Boardingは、株式会社FCEが提供する人材育成プラットフォームで、eラーニングとライブ型トレーニングを組み合わせた実践的な学習を提供します。400種類以上の短時間動画と、プロ講師によるリアルタイムトレーニングで、階層別・課題別の教育が可能です。
Schoo
Schooは、株式会社Schooが提供するオンライン学習サービスで、社会人の継続的な学びを支援します。参加型の生放送授業と、8,500本以上の録画授業を通じて、ビジネススキル、プログラミング、デザイン、リベラルアーツなど多岐にわたる分野を学べます。
etudes
etudesは、アルー株式会社が提供するクラウド型eラーニングシステムです。直感的な操作性と高機能な管理機能を兼ね備えています。動画、テスト、アンケート、集合研修管理など多様な教材形式に対応し、受講履歴は1秒単位で詳細に記録されます。
Cloud Campus
Cloud Campusは、サイバー大学が開発したクラウド型eラーニングシステムです。動画やスライド、テスト、アンケートなど多様な教材を直感的な操作で作成・配信でき、受講履歴や成績管理も一元化できます。
まとめ
本記事では、eラーニングシステムの価格相場や種類、選び方などを解説しました。eラーニングシステムといっても費用感や料金形態はサービスによってさまざまです。自社のコスト感に合ったサービスを探すうえでも、事前の比較検討は不可欠といえるでしょう。本記事の内容を参考に、サービスの比較検討を行ってみてはいかがでしょうか。