遠隔でも防犯監視に活用できるクラウドカメラですが、屋外での利用についてはどうなのでしょうか。導入事業やシチュエーションによっては、屋外での利用を検討している場合もあるはずです。そこで本記事では、クラウドカメラの屋外利用や、活用シーン、注意点について解説します。
クラウドカメラは屋外でも利用できる?
結論から言えば、クラウドカメラの中には屋外用のモデルが多数存在しているため、屋外でも利用することは可能です。
また、屋外利用可能な防犯カメラには、防水・防塵機能や暗所撮影機能などが搭載されているため、天候や時間帯に関係なく、防犯監視業務を行うことができます。
このように、クラウドカメラは屋外でも活用できるため、屋内の監視業務以外でも活用可能です。
クラウドカメラを屋外活用シーンとは?
本項では、クラウドカメラを屋外で活用する際の具体的なシーンについて紹介します。
駐車場の防犯
駐車場での防犯に、屋外用のクラウドカメラが利用されます。駐車場といっても、トラブルが起きないわけではありません。たとえば利用者が他の利用者の車にぶつかってしまった場合などが挙げられます。
上記のような状況になった際、屋外用のクラウドカメラを設置していればリアルタイムでの状況把握や、事後の状況把握をクラウド上の映像からすぐに行えるため、トラブルをスムーズに解決へと進めることができるでしょう。
店舗の防犯
店舗においても、屋外の防犯が必要な場合があります。たとえばコンビニなど、店外で「溜まり行為」が発生しやすい店舗では、屋外にクラウドカメラを設置し、監視業務を行うことで対策を講じやすくなるでしょう。
また、店舗の防犯にクラウドカメラを活用する場合、店内と店外、両方に設置することでより監視の精度を高めることが可能です。
集合住宅の防犯
屋外用のクラウドカメラの活用シーンとして、集合住宅の防犯活用が挙げられます。集合住宅は広大で死角も多いため、屋内にクラウドカメラを設置するだけでは防犯効果を十分に得られない可能性があります。
たとえば、屋外用のクラウドカメラを集合住宅のエントランス前などに設置しておくことで、不審な人物が現れた場合など、素早い対応が可能になります。
安心して働ける住居環境を構築する意味で、屋外用のクラウドカメラは効果が高いといえるでしょう。
屋外でもクラウドカメラを活用することにより、抜かりのない監視を実現できます。
クラウドカメラを屋外で活用する際の注意点
本項では、クラウドカメラを屋外で活用する際の注意点について解説します。
設置ポイントに注意する
屋外用のクラウドカメラを設置する際も、設置ポイントには注意が必要です。防犯という観点で活用するのであれば、その設置ポイントで「犯罪の予防に繋がるか」を考える必要があるでしょう。
たとえば店舗の防犯で店外にクラウドカメラを設置する場合、店舗の入口前や駐車場など、防犯効果のある場所に設置するよう事前に決めておきましょう。
破損などのリスクに備えておく
屋外用のクラウドカメラには基本的に防水、防塵機能が搭載されています。しかしながら、それで安心というわけにはいきません。たとえば物がクラウドカメラに衝突し、破損してしまうといったリスクは屋外で利用する以上ぬぐえません。
そのため、破損などのリスクに備え、予めメーカーやサービスの保証、故障時のサポート内容について確認をしておくよう注意してください。
クラウドカメラを屋外で活用する際には、いくつかのポイントに注意して運用を行いましょう。
まとめ
本記事では、クラウドカメラの屋外利用について、利用シーンや注意点などを解説しました。クラウドカメラを屋外でも活用することで、より抜け目のない防犯対策をおこなうことができます。