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飲食店におけるオーダー受注業務の効率化に役立つ手段として、モバイルオーダーシステムを導入する店舗が増加しています。
しかし、モバイルオーダーシステムといっても機能にはさまざまな種類があるため、自店舗の業務オペレーションに合わせたサービスを選定することが大切です。
本記事では、モバイルオーダーシステムの店内版・店外版の違いや、導入費用の目安に加え、店内注文・店外注文の両方に対応しているおすすめサービスを3選紹介します。
・導入費用無料~構築可能
・店舗情報や商品情報を設定するだけで、モバイルオーダーページが完成
・クレジットカード、PayPayに対応
・事前決済形式のみに対応
サービス
選択
飲食店のモバイルオーダー+POSレジアプリ「funfo」
■アカウントを登録するだけiPad一台からご利用可能!
■売上データを用いたデータ分析が可能!
■複数端末連携可能
■カンタン明快な操作性
■LINEとの連動で友だちの獲得がカンタン!
サービス
選択
ー顧客満足と効率化を同時に叶えるモバイルオーダーサービス
■卓上のQRスタンドで簡単注文!セルフモバイルオーダー
■多言語対応機能!日・英・中・韓の4ヶ国語に自動切替
■店頭店外の注文対応!テイクアウト機能
サービス
選択
モバイルオーダーシステムとは、顧客のスマホで自ら注文してもらうタイプの設備のことです。
テーブルに設置したタブレット端末で注文するテーブルオーダーやタブレットオーダー、店頭の端末で事前注文と支払いをするタイプのKIOSK端末を含め、セルフオーダーシステムと呼ばれることもあります。
モバイルオーダーシステムは、キッチンプリンターやキッチンディスプレイと連携でき、オーダー内容が直接キッチンに届く仕組みです。
店員が顧客に注文内容を聞いて、キッチンに伝える業務がなくなるため、料理のサービングやテーブルのバッシング作業などに注力できます。
モバイルオーダーには、店内版と店外版のシステムがあり、それぞれに対応しているオーダー方式が異なります。
店舗でモバイルオーダーシステムを導入する際は、店内版と店外版の違いを理解した上で、どのようなサービスを導入するか検討すると良いでしょう。
モバイルオーダーの店内版は、店内でのオーダーに対応しているタイプのモバイルオーダーシステムです。テーブルオーダーだけでなく、店頭でのテイクアウト注文に対応している場合もあります。
基本的に店内版モバイルオーダーは、後払いによる支払い・清算を行う仕組みです。店内で飲食をしたり、店頭でテイクアウト商品を受け取ったりしてから、レジで支払いを済ませます。
事前決済に対応しているサービスもありますが、対人レジやセルフレジでの後払いを想定して導入することが多いのも特徴です。
また、近年ではテーブル決済に対応しているサービスも増加しています。インバウンド顧客が多い店舗を含め、レジ対応の負担軽減やレジ応対を待たせることなく利用できるサービスとして、注目されている設備です。
モバイルオーダーの店外版は、店外からのオーダーに対応しているタイプの設備です。事前決済に対応しているものが多く、注文と同時に決済も行われます。
会員登録時に設定しておいたクレジットカードやQRコード決済など、キャッシュレス決済で支払うケースが一般的です。テイクアウト注文や持ち帰り注文のほか、お節料理やクリスマスケーキのような季節商品の事前予約・事前決済に活用されるケースも少なくありません。
また、ドライブスルー注文に活用されるケースも多く、店頭での決済・支払いにかかる時間の短縮や、顧客の待ち時間削減などにおいてもメリットがあるシステムです。
モバイルオーダー店内版・店外版は、それぞれ導入費用の目安が異なります。どのようなモバイルオーダーシステムを導入するか検討する際は、必要なコストについても事前に把握しておくことが大切です。
モバイルオーダー店内版の導入費用も目安は、0円~100万円です。導入費用に差があるのは、導入方法によって必要な設備に違いがあることが理由として挙げられます。
例えば、オーダー用のQRコードを客席に設置し、顧客のスマホで読み取ってもらい、注文してもらうタイプのシステムの場合、QRコードの印刷やPOP作成などの負担で導入することが可能です。
一方で、客席ごとにタブレット端末を設置する場合、端末の購入代金が必要になるため、費用が高額になる傾向にあります。QRオーダーは手軽な反面、いたずら注文が入るリスクもあるため、来店した顧客ごとにQRコードが発行される仕組みのシステムを導入するなど、導入時には対策を講じることが重要です。
モバイルオーダー店外版の導入費用は、0円~5万円が目安です。ただし、別途自社サイトを制作したり、SNSを運用して広報活動を行ったりする場合は、それらに対する費用負担が生じます。
一方で、モバイルオーダー店外版を導入すると、事前決済によるオーダーが受け付けられるようになるため、料理を準備したにも関わらず、料金が支払われないといったトラブルの回避にも効果的です。
ただし、現金決済とは異なり、事前決済でキャッシュレス決済による支払いが行われると、売上金から数%程度の決済手数料を負担しなければなりません。
キャッシュレス決済を利用したいと考える顧客を取り込むことによる収益増と、決済手数料負担の増加に関するバランスを踏まえて、導入するモバイルオーダーシステムを選定しましょう。
飲食店では、店内注文だけでなくテイクアウト注文やドライブスルー注文など、さまざまなオーダー方式に対応しているケースが多くあります。
しかし、店内注文・店外注文のいずれかにのみ対応しているモバイルオーダーシステムを導入すると、2つのシステムの両方を運用しなければならず、負担も増大するでしょう。
そのような場合におすすめなのが、店内注文・と店外注文の両方に対応しているモバイルオーダーシステムの導入です。ここからは、店内注文・店外注文の両方に対応しているおすすめのモバイルオーダーシステムを3選紹介します。
出典:ファンフォ株式会社
店内版・店外版両方のオーダー受注に対応しているモバイルオーダーシステムを導入したい場合は、funfoがおすすめです。funfoはモバイルオーダーをPOSレジと連携させながら導入できるサービスで、対面会計・退店時決済・注文時決済など、さまざまな決済方法に対応しています。
店内注文は、QRコード設置によるオーダー方式「テーブルコード」と、タブレット端末導入によるセルフオーダー方式の「オーダーコード」のいずれかを選択することが可能です。
テーブルコードはLINE連携にも対応しているため、集客・販促施策の実施によるリピーター獲得を図りたい方に適しています。また、店外版モバイルオーダーは、テイクアウト注文とデリバリー注文に対応している点が特徴です。
出典:ファンフォ株式会社
ファンフォでは、4つのプランを提供しています。月額料金無料で利用できるfunfo Basicでも、POSレジ機能や店内 モバイルオーダー、店外モバイルオーダーが利用できる点が魅力です。
有料プランに加入する前にお試しで利用できるため、自店舗のオペレーションにマッチするかを見極められます。Basicプランの場合、連携可能な外部システムはPOSレジ1台のみですが、有料プランに加入すると最大10台まで、ハンディ端末やPOSレジと連携することが可能です。
また、funfo LINE Proプランでは、LINE連携によるユーザーアンケートの実施やメッセージの自動配信なども行えるようになります。
店内版・店外版両方に対応しているモバイルオーダーシステムを導入するなら、Mr.Menuもおすすめです。Mr.Menuは、食べ放題・飲み放題注文に対応している点が特徴で、対応しているメニューの内容や制限時間も設定できます。
店内版モバイルオーダーでは、テーブルに設置したQRコードを読み取るタイプと、テーブルごとに端末を設置するタブレットオーダーのいずれの導入方法にも対応可能です。また、多言語表示機能も備わっているので、インバウンド対策にも活用できます。
テイクアウト注文や予約注文にも対応でき、事前決済も導入できるので、いたずら注文による損失を回避できるのも魅力です。
Mr.Menuが提供するアプリでは、外国人向けに開発された飲食店検索機能が搭載されており、顧客側にとっても使いやすい点が特徴です。
店員とのやり取りの際に使用できる通訳ツールも搭載しているため、多言語対応ができるスタッフがいなくてもインバウンド顧客に対応できます。
日本人顧客向けの店舗での導入はもちろん、インバウンド顧客の利用が多い店舗での導入にも最適です。
出典:株式会社ユニエイム
店舗で導入するモバイルオーダーシステムに迷ったときは、CASHIERのモバイルオーダーもおすすめです。CASHIERのモバイルオーダーも、店内注文・店外注文の両方に対応しています。
CASHIERでは、POSレジや決済端末などのレジ設備も提供しており、さまざまなレジ設備とモバイルオーダーを連携して導入できる点が特徴です。
キッチンプリンターやキッチンディスプレイとの連携も可能で、店外注文にはオーダー時の事前決済にも対応しています。店内注文・店外注文のオーダー内容も一元管理できるので、スムーズに調理対応を進められるでしょう。
出典:株式会社ユニエイム
CASHIERでは、さまざまなオーダー方式に対応しています。モバイルオーダーやスマホオーダーはもちろん、テーブルごとにタブレット端末を設置したテーブルオーダーも導入可能です。
また、モバイルオーダーの利用に慣れていない方向けに、店員によるオーダー受注方式の「ハンディオーダー」も導入できます。
そのほか、ラーメン店や定食屋などでの導入に最適なタッチパネル式券売機も取り扱っているため、自店舗のオーダー方式や顧客層に応じて最適な設備を選定できる点が魅力です。
自店舗で導入するモバイルオーダーシステムを選定する際は、以下のポイントで比較検討すると良いでしょう。
店舗の業態や規模によって、必要なモバイルオーダーシステムの機能には差があります。そのため、まずは自店舗でどのようなシステムが欲しいのかを明確にしておくことが大切です。
また、費用は予算内に収まるか確認し、決済時に毎回発生する決済手数料率についても比較検討しておくと良いでしょう。
そのほか、モバイルオーダーシステムによっては、POSレジや予約管理システム、従業員のシフト管理システムや勤怠管理システムと連携できるものもあります。
自店舗ですでに導入しているシステムや設備がある場合は、それらと連携可能か、連携できない場合はたサービスを利用するか、一新するのかを含めて検討しておきましょう。
自店舗でモバイルオーダーシステムを導入する際は、自店舗のオペレーションにマッチする機能が備わっているものを選ぶことが大切です。
店内版・店外版の両方の機能が備わっているモバイルオーダーシステムであれば、店舗のサービス形態が変化しても対応しやすくなるでしょう。テイクアウト注文にも対応したり、食べ放題・飲み放題メニューを開始したりした場合に、利用できる機能が備わっているためです。
一方で、高齢者世代のようなモバイルオーダーシステムでの注文に慣れていない顧客層が多い店舗の場合は、店員によるハンディオーダーを残しておく選択肢も検討しましょう。
最適なシステムを導入することが、モバイルオーダーシステムの強みを最大限に引き出し、店舗のオペレーション効率化や顧客満足度向上につながります。