クラウドカメラの導入を検討しているものの、価格相場がいまいち分からない…。こういった場合、各メーカーの価格相場を比較することで、ある程度費用の概算が可能です。
そこで本記事では、クラウドカメラの価格相場や機能、導入メリットや導入方法について解説します。
クラウドカメラの価格相場は?
クラウドカメラの価格相場はおおよそ2万円から10万円程度とされています。クラウドカメラにも製品によってスペックに大きな違いがあるため、どの程度の機能性を求めるかによって価格は変わります。
また、クラウドカメラを購入ではなく、レンタルサービスを活用して利用する場合、月額制で導入できるため、初期コストを抑えるという点では便利です。
本項では、クラウドカメラの価格相場について解説しました。
クラウドカメラの機能とは?
本項では、クラウドカメラに搭載されている機能について解説します。
撮影機能
クラウドカメラには通常の防犯カメラと同じように撮影機能が搭載されています。製品によって、定点の撮影に適しているものや、魚眼レンズよって広い範囲を撮影できるものなど、撮影できるポイントにも幅があるため注意しましょう。
クラウドへの映像保存機能
クラウドカメラで撮影された録画映像はクラウドサーバーに保存されます。映像保存機能を利用することで、遠隔地にいても防犯映像を確認できるため、クラウドカメラの最も便利な機能の一つということができるでしょう。
夜間撮影機能
製品によっては、夜間撮影機能を搭載しているクラウドカメラがあります。特に夜の時間帯に営業していない店舗や夜間に営業をする店舗では、暗所撮影機能の搭載されたクラウドカメラの方が防犯面で役立つはずです。
クラウドカメラにはさまざまな機能が搭載されているため、多種多様な環境で活用可能です。
クラウドカメラの導入メリット
本項では、クラウドカメラの導入メリットについて解説します。
遠隔地からの監視が可能
クラウドカメラで撮影された映像はクラウドサーバー上に保存されるため、遠隔地にいても映像の監視を行うことが可能です。通常の防犯カメラの場合、クラウドサーバーへの保存機能は搭載されていないため、監視業務はその場にいる従業員が行う必要がありました。
しかしながら、クラウドカメラの場合カメラの近くにいる必要がないため、回線のある場所であればどこでも監視業務を行えるのはメリットといえます。
映像の保存・管理をクラウド上で行える
録画映像の保存や管理といった業務を全てクラウド上で完結できるのはクラウドカメラの持つ明確なメリットの一つといえます。
通常の防犯カメラの場合、取り付けたハードディスクなどをカメラの設置場所から回収して映像を確認する必要がありましたが、クラウドカメラの場合全てネット上のデータで管理ができます。
複数台の運用が可能
クラウドカメラは単体だけでなく、複数台を連携させて運用することも可能です。店舗運用の場合、一台のカメラだけでは死角が生まれてしまうため、複数台の防犯カメラ運用が必要となる場合も多いでしょう。
クラウドカメラは個々の連携機能が充実している製品も多いため、規模の大きな店舗でも導入しやすい点はメリットです。
クラウドカメラを導入することにより、監視業務の効率化など業務改善に繋がります。
クラウドカメラを導入する方法とは?
本項では、クラウドカメラを実際に導入する方法を解説します。
本体を購入する
クラウドカメラ本体を購入する方法ですが、ネックとなるのは初期コストです。購入の場合運用コストはそこまでかかりませんが、初期コストに関してはそれなりの費用を支払う必要があります。
自店舗で用意できる予算と相談しつつ、購入の可否を慎重に検討してみましょう。
レンタルサービスを利用する
もう一つの導入方法として、レンタルサービスを活用する方法が挙げられます。レンタルサービスの場合購入とは違って初期コストはあまりかかりません。
基本的には月額でクラウドカメラをレンタルし、契約期間中毎月費用を支払っていく形となるため、毎月のコスト試算もしやすい点がメリットです。
クラウドカメラを導入するさいの方法としては、本体の購入、レンタルサービスの利用が挙げられます。
まとめ
本記事では、クラウドカメラの価格相場や機能、導入メリットや導入方法について解説しました。クラウドカメラの価格相場をある程度理解しておくことで、検討する際の材料として活用できます。導入を現在検討している場合には、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。