イベント開催や期間限定出店でキャッシュレス決済端末を利用するなら、持ち運び可能なモバイル型決済端末のレンタルがおすすめです。
近年では、SIM内蔵でWi-Fi環境が不要な端末や、レシートプリンターを搭載したオールインワン型端末も登場しており、屋外イベントや催事でも導入しやすくなっています。
本記事では、イベント・出店時に利用できるキャッシュレス決済端末レンタルサービスを比較し、選び方や導入メリットについて解説します。
イベント用のキャッシュレス決済端末は1日からレンタルできる?
イベント用のキャッシュレス決済端末は、サービスによっては1日からレンタルできます。音楽フェスや展示会、学園祭、マルシェ、ポップアップストアなど、短期間のイベントでもキャッシュレス決済を導入することが可能です。
レンタル期間はサービスごとに異なり、1日単位で利用できるものから、1週間単位・月単位で契約するものまであります。また、必要な台数や対応する決済方法、レンタル料金なども異なります。
イベント会場にWi-Fiや電源設備がない場合でも、SIM内蔵・バッテリー搭載型の決済端末であれば、モバイル回線の電波が届く場所で利用できます。
ただし、決済端末のレンタルには、加盟店審査や端末の配送などに時間がかかる場合があります。開催日が決まっている場合は、早めに申し込み期限や必要書類を確認しましょう。
イベント向けの決済端末を選ぶ際は、レンタル期間だけでなく、決済手数料・通信環境・必要台数・導入までの日数を比較することが大切です。
イベント開催・出店におすすめのキャッシュレス決済端末レンタルサービス5選

ここからは、イベント開催・出店時におすすめのキャッシュレス決済端末の中から、レンタルに対応しているサービスを5選紹介します。
| サービス名 | 編集部おすすめ度 | 端末タイプ | 通信環境 | レンタル期間 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| Mr.Hunt 001 | ★★★★★ | オールインワン型 | 4G LTE通信 | 最短1日〜 | 大型イベント・音楽フェス・催事 |
| ALPHA PORTABLE | ★★★★★ | オールインワン型 | 4G回線・Wi-Fi | 最短1日〜 | 短期イベント・展示会・屋外販売 |
| SB Payment Service | ★★★★☆ | モバイル型 | SIM通信 | 最短1週間〜 | 法人イベント・キャンペーン |
| マルチ決済端末レンタルサービス|ヤマト運輸 | ★★★★☆ | ポータブル型 | モバイル回線 | 最短1日〜 | 物販イベント・臨時出店 |
| Times PAY | ★★★★☆ | オールインワン型 | 4G/Wi-Fi | 要問い合わせ | 大型イベント・屋外施設 |
※編集部おすすめ度は「屋外利用への対応」「レンタル期間」「対応決済」「導入実績」などをもとに評価しています。
Mr.Hunt 001

Mr.Hunt 001のおすすめポイント
- 10台以上の決済端末を必要とする大型イベントにおすすめ
- 音楽フェスや催事など、イベントでの導入実績がある
- LTE通信・レシートプリンター内蔵で屋外会場でも利用しやすい
Mr.Hunt 001は、音楽フェスや催事、移動販売など、イベントでのキャッシュレス決済に適したモバイル型決済端末です。
とくに10台以上の決済端末を必要とする音楽フェスや大型催事など、複数の販売ブースを設けるイベントにおすすめです。
LTE通信に対応しており、会場にWi-Fi環境がない場合でも、通信エリア内であれば利用できます。レシートプリンターも内蔵されているため、別途プリンターを用意する必要がありません。
また、オプションでPOS機能を追加でき、商品情報を事前に登録した状態で納品してもらうことも可能です。複数ブースでの商品販売や売上管理を効率化したい場合にも適しています。
必要台数や開催期間、利用したい決済方法などを整理したうえで、レンタル条件を確認しましょう。
ALPHA PORTABLE

ALPHA PORTABLEのおすすめポイント
- 最短1日からレンタルでき、短期間のイベントや催事にも対応
- 70種類以上のキャッシュレス決済に対応し、幅広い顧客の支払いニーズに対応
- 充電式・4G回線対応で、屋外や電源・Wi-Fi環境が限られる場所でも利用可能
ALPHA PORTABLEは、イベントや催事、移動販売など、屋外環境でのキャッシュレス決済に適したオールインワン型の決済端末です。
充電式かつ4G回線に対応しているため、Wi-Fi環境や電源設備を用意しにくい会場でも利用できます。また、レシートプリンターを内蔵しており、別途周辺機器を準備する必要がないため、イベント当日の設営負担を軽減できます。
さらに、70種類以上のキャッシュレス決済に対応しており、クレジットカード決済や電子マネー決済、QRコード決済など、多様な支払い方法を受け付けられます。
最短1日からレンタルできるため、展示会やポップアップストア、期間限定イベントなど、一時的に決済環境を整えたい場合にもおすすめのサービスです。
SB Payment Service

SB Payment Serviceのおすすめポイント
- 1週間単位のレンタルに対応し、イベント期間に合わせて利用しやすい
- 複数台のレンタルに対応し、大規模イベントにも導入可能
- ソフトバンクSIMに対応し、屋外会場でも利用しやすい
SB Payment Serviceは、SBペイメントサービス株式会社が提供する、イベント向けのオールインワン決済端末レンタルサービスです。
1週間単位でレンタル期間を調整でき、複数台の貸し出しにも対応しているため、音楽フェスやスポーツイベント、期間限定の物販などに適しています。
ソフトバンクSIMによる通信に対応しており、Wi-Fi設備を用意しにくい屋外会場でも、通信エリア内であれば利用できます。
レンタル端末ではクレジットカード決済とQRコード決済に対応していますが、電子マネー決済は利用できません。
また、申し込みから利用開始までは、クレジットカード決済のみの場合で最短2~3週間、QRコード決済を利用する場合は1.5カ月程度が目安です。開催日までに余裕を持って申し込みましょう。
マルチ決済端末レンタルサービス|ヤマト運輸

ヤマト運輸のマルチ決済端末レンタルサービスのおすすめポイント
- 最短1日から最長6カ月まで、利用期間を選択できる
- クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応
- イベントの短期利用から観光施設などの中期利用まで対応
ヤマト運輸のマルチ決済端末レンタルサービスは、イベントや催事、期間限定店舗などで利用できるキャッシュレス決済端末のレンタルサービスです。
最短1日から最長6カ月までレンタル期間を選べるため、1日限定の物販イベントから数カ月間の期間限定営業まで幅広く対応できます。
クレジットカード決済に加え、交通系電子マネーやPayPayなどのQRコード決済にも対応しており、来場者の多様な支払いニーズに対応できます。
売上金は原則として利用期間終了後の月末締め、翌月8日入金です。ただし、決済機関からの情報連携状況によって入金日が異なる場合があります。
利用料金は個別見積もりとなるため、開催期間や必要台数、想定売上などを整理して問い合わせるとよいでしょう。
Times PAY

Times PAYのおすすめポイント
- イベント向けの短期レンタルプランを提供
- 4G回線・Wi-Fiに対応したレシートプリンター内蔵端末を利用可能
- 事前レクチャーやイベント当日のサポートについて相談できる
Times PAYは、イベント向けのキャッシュレス決済端末短期レンタルプランを提供しているサービスです。
4G回線とWi-Fiの両方に対応したオールインワン型端末を利用でき、屋外イベントや期間限定の物販にも導入しやすい点が特徴です。
端末にはレシートプリンターが搭載されており、クレジットカード決済や電子マネー決済に対応できます。
また、イベントでの導入実績があり、事前の操作レクチャーや開催当日のサポートについても相談可能です。ただし、サポートの提供内容や条件は事前に確認しておきましょう。
Bizcan編集部のワンポイントチェック!
イベント用の決済端末は、開催日直前だと希望台数を確保できない場合もあるよ。利用日が決まったら、早めにレンタル可能か確認しておこう!
イベント開催・出店時にキャッシュレス決済端末をレンタルするメリット
イベント開催・出店時に、キャッシュレス決済端末をレンタルするメリットは、以下の3項目です。
キャッシュレス決済端末をレンタルするメリット
- 購入費用や月額料金を抑え、必要な期間だけ利用できる
- 現金を持ち合わせていない来場者の購入機会を増やし、客単価向上につながる
- 現金の受け渡しが不要になり、イベント会場の会計業務を効率化できる
それぞれ、イベント実施における効果や、キャッシュレス決済端末ならではの強みを解説します。
キャッシュレス決済端末の導入コストが抑えられる
キャッシュレス決済端末をイベント開催・出店時にレンタルすると、導入コストが抑えられるメリットがあります。レンタルではなく利用契約を締結した場合、本体の購入費用を含む初期費用が負担になる上に、月額利用料なども支払わなければなりません。
レンタルであれば、必要な期間だけ決済端末を利用できるため、端末の購入費用や継続的な維持費を抑えられる場合があります。
ただし、レンタル料金や決済手数料のほかに、初期費用・通信費・配送費などが発生するケースもあるため、利用期間中の総額を確認しましょう。
レンタル利用なら、使用していない期間に利用料が発生する心配がありません。とくに1日~数日程度の短期間でイベントを開催する場合は、キャッシュレス決済端末のレンタル利用がおすすめです。
客単価アップにつながる
客単価アップにつながるのも、イベント開催・出店時に、キャッシュレス決済端末をレンタルするメリットの1つです。
現金決済のみの場合、顧客は所持金の中でグッズ購入や飲食だけでなく、交通費・宿泊費などに充てられる金額を調整するため、欲しい商品があっても節約しようという心理が働きます。
決済端末を導入してキャッシュレス決済に対応すれば、どうしても欲しい商品があるとき、顧客の心理的ハードルが下がり、現金支払いよりも購入に踏み切りやすくなるでしょう。
結果的に現金支払いに限定するよりも、客単価アップにつながる可能性が高くなります。
レジの回転率が向上する
レジの回転率が向上するのも、キャッシュレス決済端末をレンタル導入するメリットです。現金支払いでは、現金の出し入れや釣銭の確認・受け渡しなどの工程があり、1回の会計に時間を要します。
一方で、キャッシュレス決済であれば、現金のやり取りを行う必要がありません。スムーズに会計が行えて、レジの回転率が向上し、少ない会計ブースでも多くの顧客に対応できます。
顧客のレジ待ちストレス軽減や、時間に余裕が生まれることによる混雑の解消・単価アップなど、副次効果も得られるでしょう。
イベント開催・出店時に利用するキャッシュレス決済端末の選び方
イベント用のキャッシュレス決済端末をレンタルする際は、利用料金だけでなく、開催期間や会場の通信環境、必要な台数などを確認することが大切です。
とくに音楽フェスや展示会、マルシェなどでは、開催当日に決済端末が使えないと販売機会の損失につながるため、事前の確認が欠かせません。
イベント用決済端末を選ぶ5つのチェックポイント
- 開催期間に合わせてレンタルできるか
- Wi-Fiや電源がない会場でも利用できるか
- 必要な決済方法・ブランドに対応しているか
- 必要台数を確保でき、開催日までに導入できるか
- レンタル総額・入金時期・サポート体制が条件に合うか
それぞれの確認ポイントについて、イベント開催・出店時の具体的な利用シーンを踏まえて解説します。
開催期間に合わせてレンタルできるか
イベント用の決済端末は、開催日数に合ったレンタル期間を選ぶことで、不要な費用を抑えられます。
決済端末のレンタル期間はサービスによって異なり、1日単位で利用できるものから、1週間単位・月単位で契約するものまであります。
たとえば、週末のマルシェや1日限定の物販イベントでは、短期レンタルに対応したサービスが適しています。一方、数週間開催するポップアップストアでは、長期利用時の料金も比較するとよいでしょう。
また、レンタル期間に端末の配送日や返却日が含まれるかも確認が必要です。設営や操作確認にかかる日数を考慮し、余裕を持った利用期間を設定しましょう。
Wi-Fiや電源がない会場でも利用できるか
屋外イベントでは、SIM内蔵・バッテリー搭載型の決済端末を選ぶと、Wi-Fiや常設電源がない場所でも利用しやすくなります。
4Gなどのモバイル回線に対応した端末であれば、会場にWi-Fi設備がなくても、対応する通信回線の電波が届く場所で決済できます。
また、バッテリー内蔵型なら電源コードを常時接続する必要がなく、キッチンカーや屋外の物販ブースなどでも柔軟に設置できます。
ただし、来場者が集中する大型イベントでは、通信回線が混雑する可能性もあります。事前に会場の電波状況を確認し、端末の連続稼働時間や充電方法もチェックしておきましょう。
必要な決済方法・ブランドに対応しているか
来場者の支払いニーズに合わせて、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済への対応状況を確認しましょう。
イベント会場では、クレジットカードのタッチ決済に加え、交通系電子マネーやPayPayなどのQRコード決済を希望する来場者も想定されます。
とくに音楽フェスや観光イベントなど、幅広い年齢層や訪日外国人が集まる会場では、複数の決済方法に対応した端末が便利です。
ただし、同じ端末でも契約するサービスやレンタルプランによって、利用できる決済ブランドが異なる場合があります。
対応ブランドの一覧だけで判断せず、レンタル契約で実際に利用できる決済方法を確認することが大切です。
必要台数を確保でき、開催日までに導入できるか
イベント用の決済端末は、必要台数の確保と開催日までの導入スケジュールを優先して確認しましょう。
たとえば、複数の物販ブースや飲食ブースを設けるイベントでは、各ブースに決済端末を配置するため、10台以上のレンタルが必要になるケースもあります。
サービスによって貸出可能台数や在庫状況が異なるため、開催日が近づいてから申し込むと、希望する台数を確保できない可能性があります。
また、利用開始までには加盟店審査や契約手続き、端末の発送などが必要になる場合があります。
開催日・利用日数・必要台数・出店場所を整理し、余裕を持って問い合わせることをおすすめします。
レンタル総額・入金時期・サポート体制が条件に合うか
決済端末のレンタル費用は、端末料金だけでなく、決済手数料や配送費などを含めた総額で比較することが大切です。
レンタルサービスによっては、端末の貸出料金に加え、初期費用・決済手数料・通信費・配送費などが発生する場合があります。
また、イベント終了後の売上金がいつ入金されるかも確認しておきましょう。出店料や仕入れ代金などの支払いがある場合、入金サイクルによって資金繰りに影響することがあります。
さらに、開催当日に決済端末が故障したり、通信トラブルが発生したりした場合に備え、電話サポートの対応時間や代替機の提供有無も確認しておくと安心です。
料金の安さだけでなく、イベント当日までの準備と運営を含めて比較しましょう。
イベント向けキャッシュレス決済端末レンタルでよくある質問
イベント用のキャッシュレス決済端末をレンタルする際によくある質問について回答します。
個人事業主や学生団体でも決済端末をレンタルできますか?
個人事業主や学生団体でも、サービスの契約条件を満たせば決済端末をレンタルできる場合があります。
ただし、法人契約のみを対象としているサービスもあり、学園祭や文化祭などで学生団体が利用する場合は、契約者の名義や本人確認書類、売上金の振込口座などに制限が設けられていることがあります。
個人事業主や学生団体で利用する場合は、法人格がなくても申し込めるか、代表者個人の名義で契約できるかを事前に確認しましょう。
イベントの売上金は主催者と出店者で分けて入金できますか?
イベントの売上金を主催者と出店者で分けて入金できるかは、決済サービスの契約形態によって異なります。
一般的には、決済サービスに登録した加盟店の口座へ売上金が振り込まれます。そのため、複数の出店者が1つの契約を利用する場合、出店者ごとに売上を分けて管理・精算する仕組みが必要になることがあります。
サービスによっては、複数店舗やブースごとの売上管理に対応している場合もありますが、売上金の分配や第三者による端末利用が認められるとは限りません。
複数の出店者が参加するイベントでは、契約名義・売上管理方法・振込先の設定について確認しておきましょう。
イベント当日に通信障害が発生した場合でもキャッシュレス決済はできますか?
イベント当日に通信障害が発生した場合、通常はオンラインでのキャッシュレス決済が利用できなくなります。ただし、オフライン決済に対応した端末やサービスであれば、一部のカード決済を受け付けられる場合があります。
オフライン決済は、通信復旧後に決済データを送信・処理する仕組みです。利用できる決済方法や金額、通信復旧までの期限には制限があり、後から決済が承認されないリスクもあります。
また、すべてのレンタル端末がオフライン決済に対応しているわけではありません。
屋外イベントや大型催事では、オフライン決済の対応可否に加え、通信障害時の問い合わせ先や現金決済などの代替手段を確認しておきましょう。
イベント用キャッシュレス決済端末はレンタル期間・必要台数・費用を比較して選ぼう
イベント開催・期間限定出店でキャッシュレス決済を導入するなら、必要な期間だけ利用できる決済端末のレンタルサービスがおすすめです。
音楽フェスやマルシェ、展示会などでは、開催期間や必要台数、会場の通信環境によって適したサービスが異なります。
イベント用の決済端末を選ぶ際は、レンタル料金だけでなく、対応決済・必要台数・導入までの日数を比較することが大切です。
Bizcanでは、イベントの開催規模や利用期間に合わせて、複数のキャッシュレス決済端末をまとめて比較できます。
どのサービスが適しているかわからない場合は、ぜひBizcanにご相談ください。

