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決済端末を徹底比較|業種別・機能別の比較表と各サービスの紹介

決済端末(キャッシュレス決済端末)とは

決済端末とは、店舗やオンラインショップで商品やサービスの代金を受け取るための機器全般のことです。
クレジットカードやデビットカード・電子マネー・QRコード決済・ICカード決済など、キャッシュレス決済サービスに対応できるものは、キャッシュレス決済端末やマルチ決済端末と呼ばれます。広義では、現金決済に対応している自動釣銭機なども決済端末の一種です。
キャッシュレス決済端末は、現金を使わず各種カードやスマホで迅速かつ安全に支払いができるため、顧客の利便性を向上させ、店舗の業務効率化にもつながります。
決済端末は、POSシステムが備わっているレジ設備「POSレジ」と連携することが多く、決済対応だけでなく売上データの管理や業務の効率化をサポートする重要な設備です。

決済端末
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GENRE LIST

決済端末のサービス特集

COMPANY LIST

決済端末の提供企業一覧

製品ロゴPAYGATE 株式会社スマレジ

PAYGATE

特徴

■これ一台でクレジットカード、電子マネー、QRコードなどの多彩な決済手段に対応!マルチ決済端末
■端末0円&業界最安値基準の手数料!
■4G回線でデリバリーや移動販売でも使える
■スマレジと連携でレジ金額の二度打ち不要

サービス
選択

モバイル型決済端末A920 株式会社ユニエイム

モバイル型決済端末 A920

特徴

あらゆる決済これ一台!モバイル型オールインワン決済端末
■スマホ・タブレット、プリンターも不要!
■クレカ、電子マネー、コード決済まで決済可能!
■会計カウンター、客席、屋外でも利用可
■POSレジアプリを利用してCASHIER POSを搭載可能
■省スペースでの会計業務を実現!

サービス
選択

外付けQR決済端末 株式会社Fujitaka

券売機用外付けQR決済端末

特徴

■高いユーザビリティ
液晶・音声ガイダンス付き。お客様だけでも簡単に操作可能です。
■トラブル回避!
盗難や小銭の紛失、釣銭不足、小銭詰まりなどのトラブルを減らします。
■配線工事不要
端末内蔵アンテナで通信を行うため、配線工事不要でご利用することが可能です。

サービス
選択

airpay 株式会社リクルート

Airペイ/Airペイ QR

特徴

『Airペイ』は、カード・電子マネー・QR・ポイントも使えるお店の決済サービスです。iPadまたはiPhoneと専用カードリーダー1台があれば、2024年9月時点で全74種の決済手段に対応できます。

サービス
選択

Square Square株式会社

Square リーダー

特徴

お店や​移動販売で、​手軽に​ICカード決済・タッチ決済が​できる​クレジットカードリーダーです。

サービス
選択

Square Square株式会社

Square ターミナル

特徴

Square ターミナルは、​どこでも、​どんな​お店でも、​誰でもかんたんに​使える​コードレスの​キャッシュレス決済端末です。 10時間以上​持続する​強力な​バッテリーを​搭載。​1日中​使用しても、​稼働し続けるように​設計されています。

サービス
選択

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目次

決済端末の種類

決済端末には、いくつかの種類があり、それぞれに対応している決済手段が異なります。

端末の種類 概要
カード決済端末 クレジットカードやデビットカードをスワイプ・挿入して決済する一般的な端末。
QRコード決済端末 スマートフォンやタブレットに表示されたQRコードを読み取って決済。PayPay、LINE Pay、楽天Payなどに対応。
モバイル決済端末 スマートフォンやタブレットのカメラでバーコードなどを読み取って決済。小規模店舗やフリーランスに最適。
非接触型決済端末(NFC端末) ICカードやスマートフォンをかざしてタッチ決済が可能。スムーズな支払いを実現。
マルチ決済端末 クレジットカード、QRコード、ICカード、ポイントなど多様な決済方法に対応。レシートプリンター内蔵型もあり。

これらの端末は、店舗のニーズや顧客の利用環境に応じて選ぶことが大切です。決済端末はさまざまな設備と連携できるため、タブレットPOSレジやセルフレジ・券売機などと一緒に導入する店舗も多くあります。

参考記事:持ち運びに便利なクレジットカード決済対応端末
参考記事:電子マネーが利用できる決済端末

決済端末の比較ポイント

店舗の業態や利用環境によって最適な機種やサービスが異なります。
対応する決済手段(クレジット、電子マネー、QRコードなど)や手数料、導入コスト、入金サイクル、サポート体制などに差があるため、比較することで業務効率や顧客満足度、コストパフォーマンスを最大化できるでしょう。

比較要素 確認ポイント(比較の観点)
決済の種類 クレジット(VISA/Master等)、電子マネー(Suica等)、QR決済(PayPay等)の網羅性
端末費用 本体価格(購入 or 無料提供)/月額利用料・保守費用/総コスト(TCO)で判断
液晶・操作画面の仕様 タッチパネルかボタン式か/画面サイズと視認性/顧客用画面の有無
印刷機能の有無 レシートプリンタ内蔵 or 外付け/電子レシート対応の有無(SMS送信など)
サイズ・重量 卓上設置 or 携帯型/設置スペースへの適合性/持ち運びやすさ(移動販売など)
通信方式・接続方法 Wi-Fi、LTE/4G、Bluetooth、有線LAN対応か/通信の安定性と設置環境との相性
セキュリティ規格 PCI DSS準拠、EMV(IC)対応、暗号化対応、PIN入力機能など法令準拠状況
バッテリー搭載の有無 バッテリー内蔵 or 電源必須/フル充電での稼働時間/屋外・出張対応可否
入金サイクル 締日と振込日(例:翌日、週次、月次)/振込手数料/銀行口座の柔軟性
付帯サービス POS連携、売上分析、在庫管理、顧客管理、アプリ対応、クーポン配信機能の有無

おすすめの決済端末を徹底比較

ここからは、おすすめの決済端末を紹介しながら、それぞれの機能や対応している決済サービスなどを比較紹介します。

決済端末 端末タイプ クレジットカード決済ブランド QRコード決済 電子マネー決済 端末費用 月額費用 決済手数料 導入目安 レシートプリンター 通信(有線除く) 電話サポート
stera pack オールインワン端末 Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・銀聯・Discover PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ・ゆうちょPay・WeChat Pay・Alipay・UnionPay iD・楽天Edy・nanaco・WAON・QUICPay・Suica・PASMO・Kitaca・ICOCA・manaca・TOICA・SUGOCA・nimoca・はやかけん 0円 1年目:0円
※2年目以降3,300円
※条件で永年無料
1.98%〜3.24% 約1ヶ月半 プリンター内蔵 Wi-Fi、4G 24時間365日
PAYGATE オールインワン端末 Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・銀聯・Discover PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ・WeChat Pay・Alipay・UnionPay iD・楽天Edy・nanaco・WAON・QUICPay・Suica・PASMO・Kitaca・ICOCA・manacaTOICA・SUGOCA・nimoca・はやかけん 0円 月額3,300円 1.98%〜 最短15日 プリンター内蔵 Wi-Fi、4G 24時間365日
CASHIER PAYMENT オールインワン端末 Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ・銀行ペイ・WeChat Pay・Alipay iD・楽天Edy・nanaco・WAON・QUICPay・Suica・PASMO・Kitaca・ICOCA・manaca・TOICA・SUGOCA・nimoca・はやかけん 0円 月額2,200円 2.98%〜3.24% 1〜2ヶ月 プリンター内蔵 Wi-Fi/SIM 平日10:00~21:00
Square ターミナル オールインワン端末 Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ・WeChat Pay・Alipay Apple Pay・Google Pay・iD・QUICPay・Suica・PASMO・Kitaca・ICOCA・manaca・TOICA・SUGOCA・nimoca・はやかけん 39,800円 0円 2.5%〜3.25% 最短当日 別途購入 Wi-Fi、有線 10:00~18:00(土日祝も営業)
PayCAS Mobile オールインワン端末 Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・銀聯・Discover PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・Jcoin Pay・WeChat Pay・Alipay・JKOPAY Apple Pay・Google Pay・iD・QUICPay・楽天Edy・WAON・nanaco・Suica・PASMO・Kitaca・ICOCA・manaca・TOICA・SUGOCA・nimoca・はやかけん 78,800円
※一部プラン無料
4,000円〜 2.8%〜3.24% 約1ヶ月 プリンター内蔵 4G、Wi-Fi 24時間
楽天ペイ ターミナル オールインワン端末 Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・Smart Code・銀行Pay・WeChat Pay・Alipay・JKOPAY・UnionPay Apple Pay・iD・QUICPay・楽天Edy・nanaco・WAON・Suica・PASMO・Kitaca・ICOCA・manaca・TOICA・SUGOCA・nimoca・はやかけん 38,280円
※キャンペーンで無料
0円 2.2%〜3.24% 約1週間 プリンター内蔵 4G LTE、Wi-Fi(SIM内蔵) 9:30〜23:00(土日祝も対応)
Airペイ カードリーダータイプ Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・銀聯・Discover PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・Jcoin Pay・Smart Code・WeChat Pay・Alipay Apple Pay・iD・QUICPay・Suica・PASMO・Kitaca・ICOCA・manaca・TOICA・SUGOCA・nimoca・はやかけん 0円 0円 2.48%〜3.24% 1週間〜1ヶ月 別途購入 スマホ/タブレット+アプリ 10:00~19:00(年末年始除く)
STORES決済 カードリーダータイプ Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ・Smart Code・銀行Pay・WeChat Pay・FamiPay iD・QUICPay・Suica・PASMO・ICOCA・TOICA・SUGOCA・nimoca・はやかけん 19,800円
※STORES決済のみ利用時
0円 3.24% 最短3営業日 別途購入 スマホ/タブレット+アプリ 平日10:00~18:00

【PR】stera pack

stera pack公式サイト 出典:SMBC GMO PAYMENT株式会社

stera packは、GMOペイメントゲートウェイと三井住友カード株式会社が共同で提供している決済端末で、オールインワンタイプになっている点が特徴です。

中小事業者向けの決済手数料がお得なスモールビジネスプランや、スモールビジネスに該当しない企業向けのスタンダードプランがあります。

決済端末機の中では珍しく、デュアルディスプレイを採用しているのも特徴です。顧客側画面と店舗側画面が分かれているため、操作タイミングに応じて画面の向きを変えることなくスムーズに決済できます。

サービス利用料(月額料金)は初年度無料です。次年度以降は、直近1年間のキャッシュレス決済売上が3,000万円以上であれば、月額料金が永年無料で利用できます。

\あらゆる決済に1台で対応/

PAY GATE Station

PAY GATE Station公式サイト 出典:株式会社スマレジ

比較項目 概要
端末の種類 据置型(Android搭載・プリンター内蔵・オールインワン端末)
決済手数料 1.98%〜(決済対応ブランドにり異なる)
月額利用料 要問い合わせ
端末価格 39,600円(税込) → キャンペーン適用で0円
対応する決済 クレカ(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners、Discover)、電子マネー(交通系IC、iD、QUICPay)、QRコード(主要国内外サービスに対応)

PAY GATE Stationは、POSレジの「スマレジ」でお馴染み、株式会社スマレジが提供している決済端末です。ほかのキャッシュレス決済端末と同様に、多様な決済方法に対応しており、レシートプリンターも内蔵しています。

また、銀行口座から即時引き落としされる「銀行Pay」やみずほ銀行が提供している「J-Coin PAY」、インバウンドが多く利用しているALIPAYなどに対応しているのも特徴です。

セキュリティ面では、2019年にP2PEソリューションプロバイダーの認定を得ており、セキュリティリスクを抑えたい方にも適しています。

CASHIER PAYMENT

CASHIER PAYMENT公式サイト 出典:株式会社ユニエイム

比較項目 概要
端末の種類 据置型・ポータブル型
決済手数料 2.98%〜(決済対応ブランドにり異なる)
月額利用料 2,200円
端末価格 0円
対応する決済 クレカ(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners)、電子マネー(Suica、PASMOなど交通系IC、iD、WAON、nanacoなど)、QRコード(PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、Alipay、WeChatPay、ゆうちょPay 等)

CASHIER PAYMENTは、ユニエイムが提供しているレジなどの会計設備サービス「CASHIER」の決済端末です。各種キャッシュレス決済に対応しているほか、レシートプリンターも内蔵しているため、プリンターを併用する必要がありません。

CASHIER PAYMENTは、初期費用や端末購入費用がかからず、月額利用料と決済手数料のみで利用できる点が特徴です。
CASHIERでは、決済端末以外にもさまざまなハードウェアを提供しています。POSレジやセルフレジ・券売機はもちろん、モバイルオーダーやハンディーオーダー、自動釣銭機なども導入することが可能です。
CASHIER PAYMENTの導入とあわせて、検討してみてはいかがでしょうか。

AirPAY

Airペイ公式サイト 出典:株式会社リクルート

比較項目 概要
端末の種類 モバイル型(iPad/iPhone+カードリーダー)
決済手数料 0.99%〜3.24%(通常3.24%、一部ブランドは2.48%、COIN+は0.99%)
月額利用料 無料
端末価格 無償貸与(キャンペーン適用時)
対応する決済 クレカ(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners、銀聯など)、電子マネー(交通系IC、iD、QUICPay、Apple Pay)、QRコード(PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、Alipay、WeChatPay、COIN+、Smart Code 等)

AirPAYは、株式会社リクルートが提供しているキャッシュレス決済端末です。各種カード決済やQRコード決済のほか、決済端末の中では珍しい「ポイント支払い」にも対応しています。

dポイントやVポイント、楽天ポイントなどでの決済にも対応できるため、ポイントサービスのユーザーニーズに対応できる点が魅力です。(AirPAY申し込み後の案内となります)

また、AirPAYはPOSレジの「Airレジ」や予約管理システムの「Airリザーブ」、勤怠管理の「Airシフト」など、さまざまなAirビジネスツールズとの併用にも適しています。

Squareターミナル

Squareターミナル公式サイト 出典:Square株式会社

比較項目 概要
端末の種類 モバイル型(Square リーダー/ターミナル)
決済手数料 クレカ:2.5%〜(VISA/MC/JCB/AMEX/Discover/Diners)、電子マネー・QR:3.25%(交通系IC、iD、QUICPay、PayPayなど)
月額利用料 無料
端末価格 Square リーダー:4,980円(税込)〜
対応する決済 クレカ(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners、Discover)、電子マネー(Suica、PASMOなど交通系IC、iD、QUICPay)、QRコード(PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイ、WeChat Pay、Alipay+)

Squareターミナルは、オールインワンタイプのマルチ決済端末です。

クレジットカードやデビットカードはもちろん、QRコード決済・電子マネー決済にも対応しています。カード決済では、カード差し込みによるICチップの読み取りと、非接触型決済(タッチ決済)の両方に対応している点が特徴です。

決済代金は最短翌営業日入金なので売上金の入金もスムーズで、振込手数料もかかりません。

また、Squareが提供しているPOSレジや予約管理システム(Square 予約)などとも連携できます。店舗全体の業務オペレーション見直しにも最適です。

STORES 決済

STORES決済 出典:STORES株式会社

比較項目 概要
端末の種類 モバイル型(Bluetooth接続端末+アプリ)
決済手数料 スタンダード:VISA/MC 1.98%、JCBなど 2.38%
フリープラン・通常料金:一律 3.24%
月額利用料 フリー:0円、スタンダード:3,300円(税込)
端末価格 フリー:19,800円/台、スタンダード:0円(1台)
対応する決済 クレカ(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners、Discover)、電子マネー(iD、QUICPay、交通系IC)、QRコード(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、FamiPayなどSmart Code系)

STORES決済端末は、Bluetooth接続でスマートデバイスと連携し、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応するコンパクトな端末です。
初期費用・月額固定費が無料で、決済手数料は1.98%からと業界最安水準。最短3営業日で導入可能で、柔軟な売上管理や他社POSレジとの連携も可能です。
中小事業者に最適なキャッシュレス決済ソリューションです。

USEN PAY

USENPAY 出典:株式会社USEN

比較項目 概要
端末の種類 モバイル型/据置型(専用端末またはiOS連携)
決済手数料 通常:3.24%〜、特別料率適用時:2.38%〜(条件あり)
月額利用料 無料(条件あり)
端末価格 無料レンタル(条件あり)
対応する決済 クレカ(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners、Discover)、電子マネー(Suica等交通系IC、iD、QUICPay)、QRコード(Alipay+、WeChat Payなど)

USEN PAYは、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など70種類以上の決済手段に対応したオールインワン端末です。
Wi-Fi接続で簡単に導入でき、USENレジとの連携によりスムーズな会計が可能です。Visa/Mastercardの決済手数料は2.99%~、医療機関向けには1.9%~と業界最安水準で提供されています。
また、翌日入金サービスや全国140拠点からのサポート体制により、安心して利用できます。

PayCAS Mobile

PayCAS Mobile公式サイト 出典:PayPay株式会社

比較項目 概要
端末の種類 ポータブル型(通信内蔵・プリンター付き)
決済手数料 3.24%(中小事業者応援プログラム適用時:2.48%〜)
月額利用料 1,980円〜(通信費込み)
端末価格 78,800円
対応する決済 クレジットカード(VISA/MC/JCB/AMEXなど)、電子マネー(交通系IC/iD/QUICPay ※オプション)、QRコード(PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ、Alipay、WeChatPayなど)
※導入にはブランドごとの審査あり

PayCAS Mobileは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を運営するPayPay株式会社が提供しているオールインワン決済端末です。
端末の購入費用が無料になる特別セットプランもあるため、導入コストを抑えたい方に適しています。(4年未満で解約する場合、違約金が発生します)
決済預り金の入金は1カ月に2回となっており、こまめな入金よりもまとめて入金してもらいたい方におすすめです。
他社の決済端末と大きく異なる点は、通信機能を搭載している点にあります。

ソフトバンクのSIMが搭載されているため、Wi-Fiや有線LANなどの設置不用で利用できることから、イベント出店やキッチンカーなど屋外での利用にも便利です。

その他にも、下記ページでは端末の特徴毎に紹介しています。
参考ページ:売上金の入金サイクルが月に複数回あるキャッシュレス決済端末5選

参考ページ:端末購入代金が無料のキャッシュレス決済端末サービス5選

参考ページ:スマホがタッチ決済端末になる小規模ビジネスにおすすめの決済サービス

自店舗に合う決済端末の選び方

どれだけ優れた機能をもつ決済端末でも、導入する店舗の状況に合うものでなければ、業務フローに影響する可能性があります。そのため、決済端末を選ぶ際は、以下のポイントを考慮することが重要です。

参考記事:決済端末メーカーのシェア率上位5選|機能や手数料・決済ブランドで比較

対応している決済方法の種類を比較する

まずは、どの種類の決済に対応しているかを確認します。クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード決済(PayPay、LINE Payなど)など、自店舗に必要な決済方法に対応している端末を選びましょう。

また、クレジットカード決済の場合は、カードを差し込んでICチップを読み取る方法と、非接触型決済(タッチ決済)の両方に対応している機種がおすすめです。

コストのバランスを比較する

導入する決済端末を選ぶときは、端末費用などの初期費用や月額料金・決済手数料などのコストを比較しましょう。とくに小規模な店舗や新規開業のビジネスオーナーは、コストパフォーマンスを重視する傾向があります。

数%の決済手数料でも、長期的に見れば大きなコスト差が生まれるポイントです。決済手数料が安くても導入コストが高かったり、月額利用料の負担が大きかったりする場合もあるため、全体的なコストのバランスを見て判断する必要があります。

操作性で比較する

導入する決済端末は、スタッフが使いやすい端末を選ぶことが重要です。直感的に操作できるインターフェースや、トレーニングの手間が少ない端末を選ぶことで、導入後の業務効率化が進みます。

また、表示画面が大きく見やすいことも、操作性に影響する重要な比較ポイントです。

セキュリティで比較する

顧客の支払い情報を安全に取り扱うために、検討している決済端末が最新のセキュリティ基準(PCI DSSなど)を満たしているか確認しましょう。データ暗号化や不正アクセス防止策も重要です。

具体的にどのようなセキュリティ対策を行っているのか、チェックしておく必要があります。

サポート体制で比較する

決済端末を選定するときは、故障やトラブルが発生した際に迅速に対応してくれるサポートがあるかをチェックします。24時間対応や遠隔サポートが提供されている決済端末であれば、安心して利用できるでしょう。

また、導入時の研修を行ってくれたり、モデルルームで実機体験ができたりするサービスもあるので、それらを活用できるか比較してみるのもおすすめです。

導入の簡便さやスピード感で比較する

導入する決済端末を選ぶ際は、端末の設置や設定が簡単で、POSシステムや他の業務管理ツールとの連携がスムーズであることも大切です。初期設定が複雑でない端末を選ぶことで、スピーディーに運用開始できます。

また、POSレジや各種外部システムと連携したい場合は、連携可能な設備についても確認しておくと良いでしょう。これらを総合的に考慮し、自店舗に最適な決済端末を選ぶことが重要です。

参考記事:店舗におすすめのキャッシュレス決済端末5選!決済手数料や決済ブランドで徹底比較

業種・業態毎に押さえておきたいポイント

業種や業態によっても押さえておきたいポイントが異なるため、代表的な例を紹介します。

小売店(アパレル・雑貨・コンビニ・書店など)

比較観点 深掘りポイント
バーコード対応 商品点数が多いため、バーコードスキャン対応が必須(外付けスキャナ or 一体型)
在庫・販売管理連携 POSと決済が連動することで在庫自動反映・売れ筋分析が可能に
レシート発行 ギフト対応や返品処理のため、詳細なレシート出力機能が望ましい
キャッシュレス対応 若年層・訪日客対応として電子マネー・QR・タッチ決済の広範囲対応が必要

飲食店(カフェ・レストラン・定食屋・バーなど)

比較観点 深掘りポイント
POS・オーダー連携 注文と会計を連動させることでミス削減とスピード対応が可能(キッチンプリンタ連動含む)
テーブル会計対応 スタッフが持ち運べるモバイル決済で省人化・顧客満足度向上
セルフオーダー/券売機連携 混雑緩和・人件費削減を目的に導入が進んでいるため、連携しやすい端末が理想
レジ締めの簡便さ 複数の支払手段を集計しやすく、日報出力が簡単な機種が重宝される

移動販売(キッチンカー・屋台・移動販売車など)

比較観点 深掘りポイント
モバイル決済対応 Bluetoothやアプリ連携でスマホ・タブレットから決済可能な端末が最適
バッテリー内蔵 電源なしで長時間使えることが必須(屋外利用に強いモデル)
LTE/4G通信 Wi-Fi不要で使える通信端末で安定稼働
省スペース設計 設置スペースが限られるため、レジ一体型またはポケットサイズが理想

タクシー・交通事業者

比較観点 深掘りポイント
片手操作・軽量設計 ドライバーが片手で操作しやすいスマホ型 or 専用端末が理想
オフライン決済 通信切断時でも決済処理できる「オフラインキャプチャ機能」が有効
多言語表示 インバウンド需要に対応するため、画面表示が英語・中国語など対応しているか
メーター連動(オプション) 法人タクシーではタクシーメーターと連携できるモデルも選定対象に

イベント・催事・展示会(フェス・即売会・百貨店内ポップアップなど)

比較観点 深掘りポイント
高速処理性能 決済待ち行列を減らすため、素早くタッチ・QR決済ができる端末が理想
LTE通信/テザリング対応 不安定な会場Wi-Fiに依存しない通信環境の確保がカギ
設置の手軽さ 持ち運び・即稼働が可能な“電源不要”端末が使いやすい
一時利用でもコスパ良し 月額無料プランや短期契約可など、柔軟な費用体系が重宝される

美容サロン(美容室・エステ・ネイルなど)

比較観点 深掘りポイント
予約システムとの連携 POSと連動して来店履歴・予約・会計までを一元管理
CRM機能 指名履歴・施術履歴・誕生日などに基づく顧客フォローに対応できる仕組みが重要
省スペース化 カウンターが狭い店舗も多いため、レシートレスやスマホ型端末が人気
高単価サービス対応 クレカ/電子マネーはもちろん、高額決済に対応できる安定性が求められる

決済端末は業種や業態により最適なタイプが異なります。
小売店では在庫連携やバーコード対応、飲食店ではPOSやオーダー連携、移動販売ではモバイル性や通信環境が重視されます。
自店舗の運用スタイルや顧客ニーズに合わせて、機能・コスト・サポート体制などを比較し、最適な端末を選ぶことがスムーズな業務運営と顧客満足につながるでしょう。

決済端末の導入手順

決済端末を導入する際のおもな手順は、以下のとおりです。

  1. 必要な決済端末を選ぶ
  2. 契約手続きを行う
  3. 端末を受け取り設置する
  4. 初期設定とテスト運用を行う
  5. スタッフへのトレーニングを実施する
  6. 運用開始後はサポートも活用する

ここからは、手順ごとのポイントについて解説します。

必要な決済端末を選ぶ

まず、店舗のニーズに合った決済端末を選びます。カード決済、QRコード決済、非接触型決済など、提供する決済方法に対応した端末を選択します。コストや機能性も比較して、最適な端末を選びましょう。

飲食店におすすめの決済端末はこちらで紹介しています。
参考記事:飲食店におすすめのキャッシュレス決済端末5選|機種ごとの違いと選び方のポイント

契約手続きを行う

次に、決済端末を提供する会社と契約を結びます。契約時には、決済手数料や月額料金、端末のレンタル料金などの詳細を確認し、納得できる内容で契約を進めることが大切です。

端末を受け取り設置する

契約が完了すると、決済端末が配送されてきます。届いた決済端末を店舗に設置しましょう。

インターネット接続やPOSシステムとの連携が必要な場合は、その設定を行います。設定マニュアルやサポートがある場合は、指示に従って設置を進めればスムーズです。

初期設定とテスト運用を行う

決済端末の初期設定を行い、実際の取引をシミュレーションしてテスト運用を行います。これにより、システムエラーなどが発生しないか確認でき、トラブルを未然に防止できます。テスト運用の際は、各種決済方法(カード、QRコードなど)が問題なく機能するか確認しておきましょう。

スタッフへのトレーニングを実施する

店舗スタッフに決済端末の使用方法を説明し、操作方法やトラブルシューティングの手順を指導します。操作方法や決済の流れを習得することで、スムーズに運用することが可能です。決済端末を提供している事業者によっては、導入時のスタッフトレーニングを実施してくれるところもあります。(別途費用が発生する場合あり)

運用開始後はサポートも活用する

すべての設定と準備が整ったら、実際の運用を開始します。運用中にトラブルが発生した場合は、提供会社のサポートセンターを活用して迅速に対応しましょう。

また、システムのアップデートや端末の保守点検・修理などのサービスを提供している事業者も多くあるため、状況に応じて活用するのもおすすめです。

以上の手順で、決済端末を導入すれば、キャッシュレス決済など多様な決済方法に対応できるようになります。

参考記事:キャッシュレス決済端末の導入ガイド|手順や種類・費用の目安と選び方

決済端末を選ぶときは使いやすさや費用も比較しよう

決済端末を提供している事業者は、数多くあります。自店舗に合う端末を導入するには、使いやすさや端末代金・利用料用なども比較して検討することが大切です。

インバウンド対策としてキャッシュレス決済への対応を検討している場合は、海外のキャッシュレス決済ブランドにも対応している決済端末を選ぶと良いでしょう。

また、すでにPOSレジやセルフレジ・券売機などを導入している場合は、連携可能な決済端末を選んで導入する必要があります。

現金決済タイプの券売機を導入している方には、券売機に後付けできるキャッシュレス決済端末の導入もおすすめです。

参考記事:決済端末メーカーのシェア率上位5選|機能や手数料・決済ブランドで比較

参考記事:小規模飲食店におすすめの券売機に外付けできるキャッシュレス決済端末3選

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