Bizcan > 決済端末 > スマホがタッチ決済端末になる小規模ビジネスにおすすめの決済サービス3選

スマホがタッチ決済端末になる小規模ビジネスにおすすめの決済サービス3選

今や、キャッシュレス決済は生活に欠かせない支払い手段として定着しており、クレジットカード決済やQRコード決済・電子マネー決済など、サービスは多様化しています。

タッチ決済(非接触決済)もその1つで、暗証番号の入力やサインの必要なく、スムーズに会計できる点が特徴です。

しかし、決済端末そのものを導入することが難しい小規模事業者や個人事業主の場合、キャッシュレス決済に対応できず、現金支払いのみを受け付けているというケースは少なくありません。
そこで今回は、小規模事業者にも導入しやすい、スマホをタッチ決済端末として活用できるサービスを紹介します。活用するメリットのほか、おすすめの決済サービス事業者も3選ピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください。
COMPANY LIST

決済端末の提供企業一覧

airpay 株式会社リクルート

Airペイ/Airペイ QR

特徴

『Airペイ』は、カード・電子マネー・QR・ポイントも使えるお店の決済サービスです。iPadまたはiPhoneと専用カードリーダー1台があれば、2024年9月時点で全74種の決済手段に対応できます。

費用目安

業界最安水準の決済手数料。かつ、月額固定費・振込手数料は0円です。

資料を
選択

Square Square株式会社

Square リーダー

特徴

お店や​移動販売で、​手軽に​ICカード決済・タッチ決済が​できる​クレジットカードリーダーです。

費用目安

¥4,980(端末代)と決済手数料のみのご負担。登録手数料や月額固定費は無し

資料を
選択

タッチ決済端末とは

決済端末にスマホをかざして支払いをするイメージ
タッチ決済端末とは、クレジットカードやデビットカード・電子マネー・交通系ICカードなどを、端末の読み取り部にタッチするだけで決済ができる設備のことです。

「近距離無線通信​(NFC)」技術を活用したもので、スマホやスマートウォッチなど、デバイスを通じてタッチ決済を行う顧客もいます。

タッチするだけで決済ができ、カードや現金の受け渡しを行う必要がないことから、「非接触決済端末」とも呼ばれている点が特徴です。

キャッシュレス決済の中でもスピーディーに会計ができることから、ユーザーのニーズも高く、タッチ決済に対応している決済端末を導入する企業が増加しています。

タッチ決済端末と一般的な決済端末の違い

タッチ決済端末と一般的な決済端末の違いは、以下の2点です。
  • 対応できる決済手段
  • 端末の種類

それぞれ具体的にどのような違いがあるのか、どちらを導入すべきかを判断する基準と合わせて解説します。

対応できる決済手段

タッチ決済端末と一般的な決済端末では、対応できる決済手段に違いがあります。タッチ決済端末はタッチ決済のみに対応しているのに対し、一般的な決済端末はICチップの読み取りや磁気スワイプ方式でも対応できます。

一般的な決済端末は、端末に暗証番号を入力するためのボタンが付いているものも多く、セルフレジやセミセルフレジ・自動釣銭機などの横に付属しているケースが一般的です。

端末の種類

タッチ決済端末と一般的な決済端末では、端末の種類にも違いがあります。タッチ決済端末は、タッチ決済のみに対応しているもののほかに、さまざまな決済手段に対応しているマルチ決済端末や、オールインワン決済端末と呼ばれるものもあります。

一方で、一般的な決済端末は基本的にクレジットカード決済のみに対応しているケースがほとんどです。タッチ決済に対応しているものもありますが、基本的にはカード挿入によるICチップの読み取りや、暗証番号の入力・サインが必要になります。

マルチ決済端末やオールインワン決済端末は、タッチ決済加えてQRコード決済や電子マネー決済、ポイント支払いなどに対応している点が特徴です。

また、レシートプリンターが内蔵されていたり、SIMカード内蔵でインターネット環境がない場所でも利用できたりするモデルもあるので、導入可能な機種の選択肢は多彩です。

スマホをタッチ決済端末として活用するメリット

チェックマークをペンで指し示すイメージ

タッチ決済端末は、独立した決済端末を導入する方法のほかに、スマホにシステムをインストールし、スマホ決済端末・モバイル決済端末として活用する選択肢もあります。

スマホをタッチ決済端末として活用する場合、以下3点のメリットがあるのも特徴です。
  • 現金のやり取りがないのでミスが減らせる
  • 新たに決済端末を購入する必要がない
  • 持ち運びやすく屋外でも活用できる

それぞれ具体的にどのような効果があるのか、スマホ型タッチ決済端末におすすめの活用シーンも合わせて解説します。

現金のやり取りがないのでミスが減らせる

スマホをタッチ決済端末として活用するメリットの1つは、現金のやり取りがなくなってミスが減らせる点です。

小規模事業者や個人事業主の場合、決済端末やレジ設備を導入することが難しく、現金支払いのみに対応しているケースは少なくありません。

しかし、現金のやり取りではミスが発生することも多いため、釣銭ミスによる損失が痛手になることがあります。

スマホをタッチ決済端末として活用すれば、このようなミスが減るため、経済的・精神的負担の軽減につながるでしょう。

新たに決済端末を購入する必要がない

新たに決済端末を購入する必要がないのも、スマホをタッチ決済端末として活用するメリットの1つです。キャッシュレス決済に対応するには、レジとは別で決済端末を導入する必要があります。

しかし、小規模事業者や個人事業主の場合、店舗が小さくレジ設備を新たに増やすことが負担になる場合もあるでしょう。また、店舗をもたない訪問販売や観光地のツアーガイド・人力車、自宅開業型の美容サロンなどの業態では、レジ設備そのものを設置できないケースも少なくありません。

スマホをタッチ決済端末として活用することで、このような小規模事業者や個人事業主、店舗をもたない業種でも手軽にキャッシュレス決済を導入できます。

持ち運びやすく屋外でも活用できる

持ち運びやすく屋外での活用に適しているのも、スマホをタッチ決済端末として活用するメリットです。また、スマホのSIMカードを活用して通信するため、Wi-Fiやインターネット環境がない場所でも利用できます。

例えば、キッチンカーやポップアップストア・屋台・イベント出店時などにも最適です。決済端末を別途準備する必要がないので、持ち運ぶ際の荷物量を減らせるメリットもあります。

スマホがタッチ決済端末になるおすすめの決済サービス3選

ここからは、スマホをタッチ決済端末として活用する際におすすめの決済サービスを3選紹介します。各社の特徴や魅力など、比較検討する際に見ておきたいポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

stera tap

stera tap公式サイト
出典:SMBC GMO PAYMENT 株式会社
stera tapは、三井住友カード株式会社とGMOペイメントゲートウェイが共同で提供している決済サービスです。スマホはiPhoneとAndroidの両方に対応しているため、幅広いスマホをタッチ決済端末として活用できます。
お手持ちのスマホにダウンロードすれば利用開始できるので、決済端末用のスマホを別途準備する必要もありません。また、小規模事業者向けのプランなら、決済手数料も1.98%からでお得です。(クレジットカード決済を新規契約する小規模事業者のみ)

売上金の入金サイクルも月2回締め15日後払い、月2回締め2営業日後払い、月6回締め2営業日後払いの3パターンから選択できます。振込先口座が三井住友銀行なら、振込手数料も無料です。

iPhoneなら最短15分で利用開始可能

stera tap詳細|公式サイト

出典:SMBC GMO PAYMENT 株式会社
stera tapは、iPhoneで利用する場合、申し込みから最短15分で利用開始できます。Androidの場合は、最短5営業日かかる点に注意しましょう。

一般的な決済端末の場合、申し込んでから利用開始までに2週間~1カ月程度かかることから、stera tapはスピーディーに導入したい方に最適です。

個人事業主でも申し込めるので、気軽にキャッシュレス決済を導入できます。

参考サイト:stera tap公式サイト

Airペイタッチ

Airペイタッチ公式サイト

出典:株式会社リクルート
Airペイ タッチは、株式会社リクルートが提供している決済サービスです。Airペイを利用しているユーザー向けのサービスで、スマホをタッチ決済端末として利用できます。

ただし、Airペイ タッチが利用できるのはiPhoneのみです。Androidには対応していない点に注意してください。

VISAやJCB・MasterCardに加え、AMERICAN EXPRESSカードにも対応しています。小規模事業者向けの決済手数料ディスカウントプログラムを活用すると、決済手数料が2.48%になるのも魅力です。

Airペイ タッチを利用したい場合は、まずAirペイに申し込みましょう。また、Airペイ QRのアプリをダウンロードすれば、iPhoneを決済端末としてQRコード決済にも対応できるようになります。

初期費用・月額利用料・振込手数料が無料

料金詳細|Airペイ タッチ公式サイト

出典:株式会社リクルート Airペイ タッチは、初期費用・月額費用・振込手数料が無料で利用できるのも魅力です。一般的な決済端末の場合、端末購入代金や月額利用料の負担が生じる一方で、Airペイ タッチならかかりません。

また、振込手数料も全ての銀行で0円なので、決済手数料のみの負担で利用できます。ただし、ゆうちょ銀行は利用できないため、振込口座を新たに開設する際はほかの銀行を利用しましょう。

参考サイト:Airペイ公式サイト

Tap to pay on Android/iPhone

tap to pay公式サイト
出典:Square株式会社
Tap to pay on Android・iPhoneは、Sqare株式会社が提供しているタッチ決済サービスです。お手持ちのスマホをタッチ決済端末として利用できます。初期費用・月額利用料もかからないため、決済手数料(2.5%~)の負担のみで済むのも魅力です。

SqareのPOSレジアプリも活用できるので、売上管理や顧客管理もスマホ1つで行えます。タッチ決済可能なクレジットカードでの決済に加え、ApplePayでの支払いも対応可能です。

Sqareリーダーを併用すればICカード挿入にも対応できる

Squareリーダー公式サイト

出典:Square株式会社
Sqareでは、多種多様な会計設備を提供しているため、店舗や業態に応じて幅広い選択肢があります。タブレットPOSレジの「Sqareレジスター」や、レシートプリンター内蔵のマルチ決済端末「Sqareターミナル」などが特徴です。

SqareのTap to payの利用を検討しているのであれば、Sqareリーダーを選ぶのも選択肢の1つです。Sqareリーダーは、手のひらサイズのタッチ決済端末で、ワイヤレスで持ち運びに優れており、カード差し込みによるICチップの読み取りにも対応しています。
SquareのPOSアプリをスマホにダウンロードすればQRコード決済にも対応できるため、幅広いキャッシュレス決済を導入したい方にはSqareリーダーとSqarePOSの併用もおすすめです。 Sqareリーダーは、4,980円で購入できます。

参考サイト:Square公式サイト

スマホをタッチ決済端末化して手軽にキャッシュレス決済を導入しよう

キャッシュレス決済の普及とともに、決済方法の選択肢が広がっています。クレジットカードも以前は、カード挿入によるICチップの読み取りやカードをスラッシュする磁気スワイプ方式が主流でした。しかし現在は、タッチ決済のニーズが高まっています。
スマホをタッチ決済端末として利用する方法は、小規模事業者や個人事業主でも導入しやすく、持ち運べるので場所を問わず利用できて便利です。オールインワンタイプの決済端末を導入したくても設置場所や費用面で悩んでいるのであれば、まずはスマホを活用したタッチ決済サービスの導入を検討してみると良いでしょう。

    お問い合わせ

    CONTACT

    選択された企業はありません


    詳細が知りたい費用感が知りたい








    プライバシーポリシーに同意する