配膳ロボットを導入して人手不足を解消したいものの、購入できるだけの予算がない…。配膳ロボットの購入には大きな初期コストがかかるため、予算の関係上導入を見送っている店舗も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、配膳ロボットのレンタルサービスです。
本記事では、配膳ロボットのレンタルサービスの概要やメリット、注意点、レンタル可能な配膳ロボットについて解説していきます。

配膳ロボットのレンタルとは？

配膳ロボットのレンタルとは、定められた契約期間中、配膳ロボットをレンタルで運用できるサービスです。基本的には契約期間中、月額料金を支払いながら利用する形式となります。

購入の場合にかかる大きな初期コストがかからず、一定の費用を支払いながら配膳ロボットを導入・運用できるため、さまざまな規模の飲食店で重宝されています。

配膳ロボットをレンタルするメリット

配膳ロボットのレンタルサービスを利用するメリットとしては、以下の点が挙げられます。

初期コストを抑えられる
一定のコストで運用できる
サポート体制が充実している

配膳ロボットを購入で導入する場合、大きな初期コストが発生します。そこまで大きな予算を購入に割けない店舗の場合、レンタルサービスを利用することで初期コストを抑えつつ配膳ロボットを導入可能です。

また、配膳ロボットのレンタルサービスは月額制で月々料金を支払うシステムとなっているため、毎月一定のコストで運用できる点もメリットといえます。

レンタルサービスであれば導入前、導入後のサポート体制も充実しているため、初めて配膳ロボットを導入する店舗でも安心して運用可能です。

配膳ロボットをレンタルする際の注意点

配膳ロボットをレンタルする際に注意すべきポイントとしては、次の点が挙げられます。

レンタル料金
導入機種と店舗環境

配膳ロボットのレンタル料金は導入する機種やレンタル台数によって変わります。また、レンタル料金の中には不具合・故障時のメンテナンス費やサポート費が含まれている場合があるため、事前にどのようなサービスが料金に含まれているか注意が必要です。

また、配膳ロボットを導入し、安全に運用するには、店舗環境を整備する必要があります。導入機種が行き来しづらいなど、運用に支障が出ないよう注意しましょう。導入前にコンサルタントが店舗の調査を行ってくれる場合もあるため、その場合はコンサルタントの指示に従い、導入する配膳ロボットに合わせて店舗環境を整えましょう。

レンタル可能な配膳ロボット3選

Servi/ソフトバンクロボティクス（株）

引用：Softbank Robotics
Serviは移動性能の高い配膳ロボットです。３Dカメラをはじめとしたセンサーを内蔵しているため、狭い通路や障害物のある環境下でも安定して配膳・下膳を行うことができます。

また、複数台運用する場合も機体同士がお互いを認識できるため、渋滞せずスムーズに走行できる点も強みです。

Bella Bot/(株)DFA Robotics

引用：DFA Robotics
Bella Botは猫型のデザインが特徴的な配膳ロボットです。大手レストランチェーンをはじめ、さまざまな飲食店で導入されている大人気モデルです。

Bella Botはデザインだけに留まらず、高い機能性も魅力です。最大積載量は40㎏と、一度に大量の配膳が必要な場合も対応できます。また、障害物を0.5秒で回避する高い走行性能もBella Botの強みです。

Ketty Bot/(株)DFA Robotics

引用：DFA Robotics
Ketty Botはコンパクトな配膳ロボットです。最小通過幅は55㎝とスリムなサイズになっているため、狭い通路でも問題なく移動できます。店舗規模の小さな飲食店にマッチする配膳ロボットといえるでしょう。

また、ボディ前面にはクーポン情報や広告などを表示できる18.5インチのディスプレイを搭載しているため、配膳・下膳に留まらず、店舗内でのPRにも貢献できる点が魅力です。