セルフレジは、小売業や飲食業、宿泊・サービス業、美容関連業、クリニックなど、さまざまな業種で導入されています。
しかし、セルフレジを導入するには、1台あたり100万円~300万円程度の購入費用がかかるため、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
導入コストを抑えながらセルフレジを導入する場合におすすめなのが、レンタルやリース、サブスクリプションサービスを活用する方法です。
今回は、セルフレジをレンタル・リースで利用するメリットや、サービスの選び方、おすすめのセルフレジレンタルサービスを5選紹介します。
セルフレジのレンタル・リースサービスおすすめ5選|種類・価格で徹底比較
COMPANY LIST
セルフレジの提供企業一覧
Square キオスク
Square株式会社
特徴
Square キオスクは、低コストかつハイパフォーマンスなセルフオーダーシステムです。お客さま自身によるスムーズな注文受付と決済を実現、少ないスタッフでも無理なく飲食店を回せます。
費用目安
¥29,980(端末代)と決済手数料のみのご負担。登録手数料や月額固定費は無し
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OneQR
ELESTYLE株式会社
特徴
「OneQR」は、オンライン、オフライン、O2Oを問わず、あらゆる業態(飲食店、小売り・無人販売、駐車場や自動販売機など)に対応する決済プラットフォームです。
費用目安
月額1,000円(税抜)〜(別途初期費用30,000円) 機能や導入数により月額費用は変動あり
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セルフレジをレンタル・リース利用するメリット
セルフレジをレンタル・リース利用するメリットには、以下の点が挙げられます。- 導入コストを大幅に削減できる
- 月々の利用料負担が少ない
- 保守管理・サポートサービスが充実している
- 最新機種を低コストで導入できる
セルフレジには、会計のみを顧客が行うセミセルフレジ、商品のバーコードスキャンや注文から会計まですべて顧客が行うフルセルフレジの2種類があります。
レジシステムを置かず、顔認証やスマホのチェックインで支払いができるレジレスもありますが、セルフレジとは異なる仕組みです。
セミセルフレジ・フルセルフレジを導入する場合、1台あたり数百万円の導入費用がかかります。
一方で、レンタル利用であれば、月々数千円~数万円程度の費用で導入できるため、セルフレジを導入したいが費用は抑えたいという方におすすめです。
セルフレジレンタル・リースサービスの選び方
セルフレジのレンタル・リースサービスを選ぶ上で、重要なポイントは以下の3点です。- 機種の種類で選ぶ
- 初期費用・月額利用料で比較する
- サポート体制・評判で選ぶ
ここからは、セルフレジのレンタル・リースサービスを選ぶ際に意識しておきたい比較ポイントや、サービスごとにどのような違いがあるのかを解説します。
機種の種類で選ぶ
セルフレジのレンタル・リースサービスを選ぶときは、まず希望の機種を取り扱っているかを確認しておくことが大切です。セルフレジには種類があり、小売店向けは売上・在庫管理ができるPOSレジシステムと連携できたり、飲食店向けはモバイルオーダーシステムと連携できたりします。
セルフレジの機能は、顔認証で会計が表示されるもの、重量センサーで万引き対策ができるもの、券売機タイプのものなど多種多様です。
まずは希望の機種はあるか、業種ごとに特化した機能は備わっているのかなど、機種の種類を比較検討してみましょう。
初期費用・月額利用料で比較する
セルフレジのレンタル・リースサービスを選ぶときは、初期費用・月額利用料も比較しましょう。サービスを提供している企業ごとに価格設定が異なるほか、利用する機種によってもレンタル・リース利用料は変動します。
また、月額利用料のみでレンタル・リースできるサービスもあれば、別途初期費用が必要になるケースもあるため、確認しておくことが重要です。
そのほか、端末の追加や保守管理などのオプション費用が設定されている場合もあるため、トータルで必要な費用を事前に算出しておくと良いでしょう。
サポート体制・評判で選ぶ
セルフレジのレンタル・リースサービスを選ぶ際、サポート体制や評判を見て比較検討するのも重要です。故障や機器トラブルへの対応スピード、導入時の従業員研修のサポートなど、どのようなサポートを行ってもらえるのかを確認しておきましょう。
とくに、近年では新紙幣への対応に迫られる店舗が多くあり、制度変更時のシステム調整などもサポートしてもらえると安心です。
また、契約前に不安な点がないか、実際にサービスを利用している事業者の評判をチェックしておくと良いでしょう。
期待していた機種ではなかった、サポートが何も受けられなかった、などのミスマッチを避けるためにも、事前のリサーチは入念に行う必要があります。
セルフレジのおすすめレンタル・リースサービス5選
ここからは、セルフレジのレンタル・リースを取り扱っているおすすめの事業者を5選紹介します。レンタル・リース契約だけでなく、購入時に毎月一定額を支払う利用方法(リース支払い)ができるサービスもあるので、ぜひ参考にしてください。
株式会社ユニエイム
出典:株式会社ユニエイム
<ユニエイムのおすすめポイント>
- レシートプリンター、バーコードスキャナー内蔵
- インボイス制度・新紙幣・新硬貨にも対応
- 券売機タイプは4カ国語に対応
ユニエイムのレンタルサービスでは、セミセルフレジとしての活用が可能な機種のレンタル利用に対応しています。
クレジットカード決済やQRコード決済にも対応しており、キャッシュレス決済を導入したい店舗での利用におすすめです。
また、インボイス制度や新紙幣・新硬貨にも対応しているため、制度変更にも問題なく順応できます。
4カ国語表示が可能な券売機タイプもレンタルでき、インバウンド需要の高い飲食店などでの導入にも便利です。
短期利用~長期利用まで幅広く対応
出典:株式会社ユニエイム
ユニエイムの魅力は、短期利用にも対応している点にあります。一般的に、リース契約の場合は、数カ月~年単位の契約が必要です。
一方で、ユニエイムのレンタルサービスでは、最短1日からの利用に対応しているため、イベント出店やポップアップストアなどの短期間の出店でも利用できます。
<ボタン設置:ユニエイムのサービス詳細はこちら>
グローリー株式会社
出典:グローリー株式会社
<グローリー株式会社のおすすめポイント>
- 初期費用がかからない
- サポートサービスが充実(費用別途)
- 5年単位の中長期契約に最適
グローリー株式会社は、セミセルフレジ型POSレジシステムのレンタルに対応している事業者です。初期費用がかからないため、月額利用料のみでセルフレジを導入できます。
また、セミセルフレジとして利用できるREGIXベーシックプランの機種は、釣り銭を保管しておくドロワーも標準装備している点が特徴です。
POSレジと手作業による会計もできるため、万が一システムトラブルが発生してもお客様を待たせることなく対応できます。
オプションサービスの充実度が高い
出典:グローリー株式会社
グローリー株式会社は、オプションとして利用できるサポートサービスが充実している点が特徴です。
保守契約の締結が可能なほか、保守契約を利用していなくても活用できるスポット保守サービスにも対応しています。
そのほか、グローリー株式会社が契約者向けに提供しているのは、以下のオプションサービスです。
- モニタリングサービス
- 教育代行サービス
- 店舗支援ASPサービス
- 保守・受付代行サービス
- 設置環境調査サービス
- キッティングサービス
- 仕様変更受託サービス
- アプリケーションサポートサービス
- データ消去サービス
※オプションサービスの利用は費用別途
困りごとが発生した際に頼れるサービスが充実しているため、安心して利用できます。
<ボタン設置:グローリーのサービス詳細はこちら>
株式会社スマレジ
出典:株式会社スマレジ
<株式会社スマレジのおすすめポイント>
- 業態に合わせて選べる3つの機種
- モバイルオーダー・QRオーダーとも連携可能
- 複数の利用プランから選べる
株式会社スマレジは、セミセルフレジ、フルセルフレジ、券売機のレンタルに対応している事業者です。
飲食店での導入に便利な、モバイルオーダーやQRコードオーダーのシステムとも連携できます。
クーポンの利用や複数店舗管理も可能なため、業種問わず幅広い店舗での導入が可能です。
基本のクラウドPOSレジシステムは利用料無料
出典:株式会社スマレジ
スマレジは、クラウドPOSレジシステムを提供しており、スマホやタブレット端末があれば基本機能が無料で利用できる点が特徴です。
基本的な会計操作はもちろん、値引きや割引、会計の保留、免税販売などにも対応しています。
スモールスタートしたい店舗の開業時に導入したり、機能をお試し利用してから有料プランに切り替えたりと、ニーズに合わせた活用方法ができて便利です。
<ボタン設置:スマレジのサービス詳細はこちら>
株式会社日本システムプロジェクト
出典:株式会社日本システムプロジェクト
<株式会社日本システムプロジェクトのおすすめポイント>
- 飲食店のDX化がまるごと行える
- 海外進出にも対応
- 券売機や配膳ロボットの導入も可能
株式会社日本システムプロジェクトは、飲食店での導入に便利なセルフレジや周辺機器のレンタルができるサービスです。
セミセルフレジ、フルセルフレジに加えて、モバイルオーダーシステムや配膳ロボット、特急レーンなど、飲食店の店内をまるごとDX化できます。
また、海外進出にも対応しているため、飲食事業の海外展開をシステム面から力強くサポートしてもらえるでしょう。
選べる3つの支払い方法
出典:株式会社日本システムプロジェクト
株式会社日本システムプロジェクトは、3種類の支払い方法で契約できる点が特徴です。
導入機器の種類や数などによって費用総額は異なりますが、一括プラン、リース契約プラン、月額プランの3種類から選択できます。
一括プランはセルフレジなどの機器を導入した際に、一括で費用の総額を支払う方法です。
リース契約プランは総額を月々に分割して支払うプラン、月額プランは初期費用の一部を前払いして、残りを月額で支払っていくプランとなります。
一般的なレンタル利用とは異なり、機器の導入費用を結果的に負担している形になるため、長期利用を検討している方におすすめです。
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株式会社USEN-ALMEX
出典:株式会社USEN-ALMEX
<株式会社USEN-ALMEXのおすすめポイント>
- 自動精算機に特化している
- クリニックやゴルフ場、宿泊施設など幅広い業種に対応
- クリニックや宿泊施設などの予約アプリも導入できる
株式会社USEN-ALMEXは、セミセルフレジにあたる自動精算機のサービスに特化している事業者です。
とくに、医療関連施設やゴルフ場、ホテル・旅館などの宿泊施設、レジャー施設での利用に適した機種が豊富にあります。
飲食店向けには、グループ企業の株式会社USENがセルフオーダーやPOSレジシステムを提供しているため、こちらの活用もおすすめです。
また、予約管理アプリも提供しており、サービス業における顧客対応業務の効率化が実現できます。
USEN-NEXTリースの活用が可能
出典:株式会社USEN FINANCIAL
株式会社USEN-ALMEXの自動精算機を導入する際、株式会社USEN FINANCIALの「ベンダーリース」が活用できます。
ベンダーリースでは、30万円から最高3,000万円までの支援に対応している点が特徴です。
リース利用として、毎月定額の支払いでUSENのグループ会社が提供しているさまざまな機器が利用できます。
セルフレジや自動精算機を購入したいが毎月の費用は抑えたい、という方におすすめです。
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レンタルをうまく活用してセルフレジを導入しよう
セルフレジは、レンタル利用のほかにもリース契約や購入(リース支払い)など、さまざまな導入方法があります。レンタル利用は、月々の支払い金額が抑えられる反面、長期利用する場合に購入費用を上回るケースがある点に注意しましょう。
セルフレジを購入契約する場合は、補助金や助成金が活用できます。
そのため、補助金・助成金制度を活用してセルフレジを購入し、支払い方法はリース契約を選ぶなど、負担軽減につながる方法を検討するのもおすすめです。
店舗の規模や数、出店期間など、状況に応じてレンタルやリースをうまく活用しましょう。