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飲食店や小売店、クリニックなど、さまざまな店舗・施設で導入されているposレジは、ネイルサロンのような美容関連の店舗での導入にも最適な設備です。
しかし、店舗の規模やECショップ・イベント出店の有無など、状況によって左右されるため、営業形態に合わせたPOSレジの選定が必要になります。しかし、各POSレジサービスの機能や適している営業形態を見極めなければ、自店舗に合う設備を選定できません。
そこで今回は、ネイルサロンにPOSレジを導入するメリットや、ネイルサロンで導入するPOSレジに必要な機能に加え、Bizcan編集部おすすめのPOSレジを5選紹介します。
・はじめてのPOSレジに最適
・小売店/飲食店などあらゆる業種に対応
・スタータープランの活用で月額費用0円
・機能オプションも複数ご用意
サービス
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■機器サブスクプランなら機器費用が0円~
■売上管理・分析でお店の経営を可視化
■多彩なシステム連携でお店の発展を支援
✅会計システム連携✅飲食系外部システム連携✅ECシステム連携✅キャッシュレス決済連携など
■365日対応のコールセンターで手厚いサポート
サービス
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Airレジは会計などのレジの基本機能はもちろんのこと、キャッシュレス決済への対応や売上管理・分析、会計ソフトとの連携など、日々の業務に役立つさまざまな機能が備わっています。
サービス
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Square レジスターは、業種を問わずご利用いただける完全統合型のPOSレジです。
サービス
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POSレジとは、POSシステムが搭載されたレジ設備・決済設備全般を指す言葉です。一般的なキャッシュレジスターにPOSシステムが追加されたものもあれば、自動精算機や券売機にPOSシステムが備わっているものもあります。
POSシステムのPOSは、Point of sales(販売時点情報管理)の頭文字を取ったものです。POSレジを通じて商品販売やサービスの会計を行うと、日時や販売商品の内容・顧客情報などが自動的に記録されます。
記録された販売情報は蓄積できるため、過去の販売傾向を分析して集客・販促戦略に反映できる点が特徴です。
POSレジは、自動釣銭機搭載型の大型設備だけでなく、タブレット端末にPOSシステムをダウンロードしてレジとして利用するタブレットPOSレジもあります。自店舗にマッチする機能を備えたPOSレジを選定することに加え、導入する端末・設備の種類も検討することが大切です。
ネイルサロンにPOSレジを導入するメリットは、以下の3項目です。
それぞれ、POSレジのどのような機能がどのようなメリットをもたらすのか、ネイルサロンでの活用シーンの例とともに解説します。
ネイルサロンにPOSレジを導入するメリットとして、キャッシュレス決済に対応できる点が挙げられます。近年は、キャッシュレス決済に対するニーズが高まっており、現金決済のみに限定していると収益機会を逃す要因になりかねません。
ネイルサロンは個人店舗も多くありますが、タブレットPOSレジのようなコンパクトな設備であれば、個人のネイルサロンでもキャッシュレス決済に対応できます。
POSレジのみで対応できるキャッシュレス決済は種類が限定されるため、キャッシュレス決済端末との併用もおすすめです。
ネイルサロンにPOSレジを導入すると、顧客情報の管理を一元化できるメリットもあります。ネイルサロンでは、施術内容や、顧客の情報(アレルギーや爪の状態など)を顧客カルテとして管理しているケースが一般的です。
POSレジで顧客カルテの情報を一元管理できるようになれば、再来店時のカルテ照会も容易になり、接客サービスの向上にもつながります。
また、しばらく来店がない顧客に対してクーポンの発行や新デザインのネイル情報を提供して、集客・販促施策につなげることも可能です。
顧客管理と売上管理を連動できるので、過去の施術内容をもとに、顧客の好みに合うデザインの提案も容易になります。
決済時のミス削減やレジ締め作業の効率化につながるのも、ネイルサロンでPOSレジを導入するメリットの1つです。現金決済の場合、釣銭ミスが発生したり、レジ締め時に金額が合わず時間がかかったりする負担があります。
POSレジを導入する際に、キャッシュレス決済端末と連携させたり、自動釣銭機搭載型の設備を選んだりすれば、このようなミスや作業負担の軽減も実現可能です。
レジ締めの時間短縮につながり、業務負担の軽減のみならず、ほかの業務に充てる時間の確保につながるメリットもあります。
ネイルサロン向けのPOSレジに備わっているのは、以下の機能です。
機能 | 機能詳細 |
---|---|
販売管理機能 | サービスの合計金額の計算、割引・クーポン対応、領収書やレシートの発行、 決済手段の選択など、会計処理全般をスムーズに行う。 |
在庫管理機能 | ネイル用品やチップ、ケア商品などの在庫状況をリアルタイムで反映し、在庫不足や過剰在庫を抑止できる ECショップと連携すれば、販売状況に応じてネイルチップやケア用品の在庫数調整も自動化できる。 |
顧客管理機能 (顧客カルテ連携機能) |
会員情報・施術履歴の記録、ポイント管理、誕生日・来店頻度による特典設定などが行える機能。 ヒアリング内容の記録により、アレルギー対応や個別のデザイン趣向なども把握できる。 |
売上分析機能 | 日別・週別・月別の売上推移や時間帯別・商品別の販売実績を自動的に集計・記録する。 複数店舗経営の場合、店舗ごとの売上傾向や前年比較もできる。 |
勤怠管理機能 | 従業員の出退勤打刻、休暇申請・承認、残業時間の管理などが可能。 勤怠記録と給与ソフトを連携できるタイプも多く、給与計算の自動化も容易。 |
シフト作成機能 | 従業員からシフト希望を募り、希望情報をもとに自動的にシフトを作成する。 作成されたシフトの共有・変更内容の反映にも対応可能。 |
予約管理機能 | SNSや公式サイト、各種ポータルサイトから入った予約を一元管理する機能。 予約枠の確保や空き状況のリアルタイム反映により、予約の重複抑止に役立つ。 |
LINE連携機能 | POSシステムとLINE公式アカウントやLINEミニアプリの連携ができる機能。 連携によって、セグメント配信やLINE公式アカウントからの予約、LINEミニアプリの呼び出し機能などが利用できる。 |
これらの機能はあくまで一例であり、POSレジの種類によって対応しているもの、していないものに差があります。
また、キャッシュレス決済機能が備わっているPOSレジも多く、自店舗でどのような利用を想定しているか、ある程度導入後のイメージを固めておくことが大切です。
ここからは、数あるPOSレジサービスの中で、ネイルサロンでの導入におすすめのサービスを5選紹介します。美容サロンに特化しているサービスもありますが、汎用型の設備を導入して、シンプルな機能のみ利用するのもおすすめです。必要な機能や導入費用、設備の大きさなどを見極めて、最適な機種を選定しましょう。
出典:株式会社スマレジ
ネイルサロンで導入するPOSレジを選ぶなら、スマレジのクラウドPOSレジがおすすめです。iPadやiPhoneなどのタブレット・スマホ端末にインストールできるサービスなので、ネイルサロンの規模を問わず手軽に導入できます。
同社のキャッシュレス決済端末PAY GATEとも併用できるので、キャッシュレス決済の導入を検討している店舗にも最適です。
また、在庫管理機能・複数管理機能のほか、従業員の勤怠管理やタイムカード機能が搭載できる「スマレジタイムカード」との連携にも対応しています。
出典:株式会社リクルート
ネイルサロンでPOSレジを導入するなら、リクルートのAirレジもおすすめです。Airレジは、タブレット端末に導入できるPOSレジアプリで、キャッシュドロア・レシートプリンターなどの周辺機器の導入にも対応しています。
周辺機器をまとめて導入しても、約12万円~15万円と低コストなのも魅力です。コンパクトなサイズ感で、キャッシュレス決済端末のAirペイとの併用もできます。
また、リクルートは多様なシステムを提供しているため、シフト管理システムの「Airシフト」や、予約管理システムの「Airリザーブ」など、さまざまなサービスと連携できるのも特徴です。
出典:Square株式会社
スタイリッシュで高性能なPOSレジをネイルサロンで導入したいのであれば、Squareレジスターもおすすめです。タブレット端末にインストールして導入することも可能ですが、従業員側・顧客側のデュアルディスプレイを採用している専用端末の導入にも対応しています。
キャッシュレス決済を導入するなら、SquareターミナルやSquareリーダーとの併用も最適です。美容サロン向けの機能として、24時間対応可能な予約システムの簡単作成や、ブランドイメージに最適なネットショップの解説にも対応しています。
出典:ポスタス株式会社
ネイルサロン向けのPOSレジを導入するなら、ポスタスの美容・サロン向けプラン「POS+ Beauty」の利用もおすすめです。レジ機能や基本的な売上管理機能はもちろん、電子カルテ機能・予約管理機能も利用できます。
スタイリストごとの目標管理や、DM配信機能も備わっているので、顧客管理・従業員管理をこれ1台に集約できるのも魅力です。
スタッフ管理機能には、出退勤時の打刻やシフト管理機能も備わっているので複数のシステムを導入する負担もかかりません。
サポートサービスも充実しており、導入時の初期設定や使い方のトレーニングに加え、365日電話によるサポートも行っています。(別途有償での駆け付けサポートもあり)
出典:株式会社ユニエイム
ネイルサロンで導入するPOSレジを選ぶなら、CASHIER POSもおすすめです。使いやすくコンパクトな設備が特徴で、個人サロンでの導入にも適しています。
また、CASHIERは、イベント出店時に便利なモバイル型決済端末「A920」のレンタルにも対応しており、インターネット環境が備わっていない屋外のキャッシュレス決済にも対応できる点が魅力です。
EC機能も備わっているので、ネイルチップやネイルケア用品のオンライン販売も行えます。
ネイルサロン向けPOSレジの導入費用・価格の目安は、約10万円~100万円です。タブレットPOSレジであれば、周辺機器と合わせて10万円~20万円程度で導入できます。
一方で、自動釣銭機搭載型のPOSレジの場合は、100万円近い費用負担が発生するケースも少なくありません。
自動釣銭機搭載型のPOSレジを導入したいが、費用負担が気になるという場合は、国や自治体が提供している補助金・助成金制度が活用できないかリサーチしてみると良いでしょう。
ネイルサロンで使用するPOSレジは、大型の設備よりもスタイリッシュな設備を求めている方も多いでしょう。近年では、コンパクトでスリムなタブレットPOSレジのラインナップも増えており、個人店舗でも導入しやすい設備が多くあります。
自店舗で導入するPOSレジを選ぶときは、種類はもちろん、機能やコストも比較しながら最適な機種を選定しましょう。