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初期費用ゼロで始められる!中小企業向けeラーニングシステムおすすめ3選

近年、企業の人材育成において急速に広がっているのがeラーニングシステムです。初期費用ゼロで導入できるeラーニングシステムも登場し、導入ハードルが急速に下がっているため、導入を検討している方も多いでしょう。
従来の集合研修では研修コストや時間の制約が大きな課題でした。しかし、eラーニング教材による研修を導入すれば、受講管理や進捗管理を効率化し、社員教育を低コストで実現できます。とくに初期費用ゼロで利用できるサービスなら、中小企業の限られた予算でも導入が可能です。
本記事では、中小企業向けのeラーニングシステムに備わっている機能や、中小企業におすすめのeラーニングシステムを厳選して紹介します。

COMPANY LIST

eラーニングシステムの提供企業一覧

LearnO Mogic株式会社

LearnO(ラーノ)

特徴

最短1ヶ月から利用できる!月額4,900円~/初期費用0円のeラーニングシステムです。
導入者数は3,800社を超え、月間60万人が利用しています。

サービス
選択

目次

eラーニングシステムとは?

ノートパソコンを見る女性

eラーニングシステムとは、動画やPDFなどの教材コンテンツにより、社員研修やコンプライアンス研修をオンラインで管理できる学習管理システムです。
eラーニングシステムでは、自社でオリジナル作成したものや標準コンテンツの教材を活用し、受講者にコースを割り当て、受講を管理できます。管理者はテスト機能で受講者の理解度を評価し、未受講者へのリマインドや、部署別・拠点別での学習進捗を管理機能でチェックすることが可能です。

 

とくにスマホ対応済みのeラーニングシステムなら場所を問わず学習でき、受講者管理やコスト面でも集合研修より優れた部分が多くあります。そのため、中小企業が初期費用ゼロまたは低コストで導入できるeラーニングシステムが多く販売されているのも特徴です。
eラーニングシステムは、中小企業が社員研修・新人教育・情報セキュリティ研修などの運用とコストを最適化するための有効なインフラとなっています。

中小企業向けのeラーニングシステムに備わっているおもな4つの機能

中小企業向けのeラーニングシステムには、運用効率化につながる機能として、おもに以下4つのものが備わっています。

  • 学習管理・受講管理
  • 教材作成・コンテンツ対応
  • スマホ対応
  • セキュリティ対策

中小企業ではコストと管理者の負荷が限られるため、上記の機能が最低限の標準コンテンツとして備わっているeラーニングシステムの中から、比較検討するのがおすすめです。以下では、それぞれの機能が具体的にどのように役立つかを解説します。

学習管理・受講管理

学習管理・受講管理機能は、中小企業の研修運用に不可欠です。この機能により、学習進捗の把握や未受講者のフォローを自動化できるため、研修コストを削減しつつ教育効果を高められます。

 

受講管理を放置すると「誰が学んでいないのか」が分からず、研修が形だけのものになってしまいがちです。
そこで、管理者が受講者管理で部署別・拠点別に進捗を可視化し、受講履歴やテスト結果をレポートできる機能があると、未受講者を把握して自動リマインドや再受講を促せます。
学習管理・受講管理機能が備わっていれば、管理者の能力に左右されていた研修の運用を属人的でなく標準化できます。その結果、社員の学習定着率と理解度を高められるのが特徴です。

教材作成・コンテンツ対応

教材作成・学習コンテンツ対応の柔軟さは、中小企業が自社教材を活用しつつ研修を迅速に展開する上で必要な機能です。
具体的には、動画・PDF・スライドなど多様な形式の教材をコンテンツとしてアップロード可能で、さらに標準コンテンツもあれば、新入社員研修やコンプライアンス研修の準備時間を大幅に短縮できます。

 

この機能を持つeラーニングシステムを選べば、教材の作成・管理にかかる工数を削減し、自社の研修内容を反映させた高品質な教育が可能になります。

スマホ対応

スマホ対応は、受講者が時間や場所を問わず学習できるようにし、受講率向上にも直結する重要な機能です。

 

スマホやタブレットでeラーニングシステムの受講・管理ができると、店舗勤務者やアルバイト、拠点の多い現場社員でも対応できます。通知機能で未受講者のスマホにアラートが出れば、受講率が改善する可能性もあるでしょう。
スマホで使えるeラーニングシステムなら、研修を「いつでも・どこでも」受講でき、社員教育の効率が高まります。

セキュリティ対策

セキュリティ対策は、中小企業の研修教材や受講データ、社員情報などの機密情報を守るために必要な機能です。
具体的には、ID・パスワード認証強化、アクセスログの取得、IPアドレス制限、通信・保存の暗号化、バックアップ体制などが重要です。
どの程度のセキュリティ対策が実施されているかは、eラーニングシステムベンダーのセキュリティ体制(Pマーク/ISMSなど)を確認しましょう。

 

適切なセキュリティ対策機能が備わっていれば、情報漏えい・不正アクセス・訴訟リスクなどのセキュリティ事故を防ぎながら、安心してeラーニングシステムを運用できます。

初期費用0円の中小企業向けeラーニングシステムおすすめ3選

初期費用は無料、月額料金だけで導入できるeラーニングシステムなら、中小企業でも研修コストを抑えながら学習管理や受講管理を効率化できます。自社サーバーを設置して導入する必要がないクラウドタイプのサービスも多く、月額料金のみで導入できれば数十万円~数百万円必要な初期費用の負担もかかりません。

Bizcan編集部がおすすめする初期費用0円のeラーニングシステムは、以下の3選です。

  • LearnO
  • etudes
  • AirCourse

「初期費用0円」の中小企業向けおすすめeラーニングシステムを3つピックアップして紹介します。

LearnO

LarnO

LearnOは、初期費用0円、月額4,900円の業界最安値帯から利用できるeラーニングシステムです。

  • 中小企業でも始めやすい、業界最安値帯
  • 3,800社、月間60万人以上が利用
  • グッドデザイン賞を受賞したシンプルな操作性

eラーニングシステムの利用が初めての中小企業にLearnO(ラーノ)がおすすめの理由は、業界最安値帯の料金と、慣れていなくても使いやすいデザインにあります。
ユーザー数が50人までの場合、月額4,900円、1ユーザーあたり98円の低価格で始められる点が、従業員の数が少なく費用面に制限のある中小企業にとってのメリットです。契約期間も柔軟で、 1カ月から契約が可能であり、必要な期間だけ利用できます。
初期費用は無料ですが、基本のシステム利用料とは別に特定のサービスを利用する場合は、別途費用が発生する可能性があります。詳しくは、以下のサービス詳細を参照ください。

etudes

etudes

企業研修を提供するアルー株式会社のeラーニングシステムetudes(エチュード)は、初期費用0円で利用できる点が特徴です。
etudesは、とくにコスト面での導入しやすさと、多様な研修ニーズに対応できる柔軟な機能を持っています。1カ月から契約可能であり、必要な期間だけ利用できる柔軟性があるのも中小企業にとってメリットです。
etudesでは月額の運用費用が発生します。月額料金は用途に応じて以下3つのプランが提供されています。

  • システム利用のみ(自社教材の無制限アップロードが可能)
  • 教材受け放題付き
  • 一部教材利用

これにより、企業の規模や教育予算に合わせてプランを選択できます。

AirCourse

aircourse

AirCourse(エアコース)は、初期費用が0円で、とくにコストパフォーマンスと使いやすさを重視する中小企業に適したクラウド型eラーニングシステムです。
年間契約1,000名で利用する場合、1ユーザーあたり月額200円から利用可能という低コストを実現しています。特定の支援サービスや資格講座を利用する場合は、別途費用が発生する点を把握しておきましょう。
AirCourseではITスキル、コンプライアンス、DX、階層別研修など幅広い種類の1,000コース、6,000本以上の動画研修コンテンツが受け放題となっています。これは、教材を内製するリソースがない中小企業にとって大きなメリットです。

中小企業向けeラーニングシステムの比較ポイント5つ

中小企業がeラーニングシステムを選ぶ際は、以下の5点を押さえるのがポイントです。

  • 初期費用の有無
  • 必要な機能の有無
  • 学習管理・運用性
  • 利用環境
  • サポート体制

まず、料金では初期費用の有無をはじめ月額費用・利用人数ごとの課金・最低利用期間を比較します。
学習管理機能には進捗管理・受講履歴・テスト機能などが含まれているか確認しましょう。これらが揃っていると、管理者は研修を効率的に運用でき、学習者も安心して学習を進められます。
また、サポート体制(問い合わせ/初期導入支援)、モバイル/スマホ対応の有無も見逃せない要素です。

中小企業のeラーニングシステム運用でよくある失敗と対策

ノートパソコンを見る人の手元

中小企業のeラーニングシステム運用では、以下3つの失敗が起きる場合が多くあります。

  • 教材準備の遅延
  • 未受講の放置
  • 管理者の属人化

それぞれについて、具体的な内容と対策方法を解説します。

教材準備の遅延

教材の準備が遅延すると、研修開始が遅れる、社員のモチベーションが低下するなど、eラーニングシステムの導入効果が下がる原因になりかねません。
中小企業では教材コンテンツの制作に必要なリソース(動画作成、パワーポイントのスライド化、マニュアル化など)が限られており、制作ノウハウや担当者の確保ができないと遅延が起こりやすくなります。

 

このような準備の遅れを防ぐためには、研修目的に応じたコンテンツ形式(動画・PDF・スライドなど)を事前に設計し、教材作成の期限を定めることが重要です。

また、社内リソースが不足している場合は、教材の作成を外部テンプレートや標準コンテンツを活用して行う、教材作成の外注サービスを利用する、などの方法も検討しましょう。

未受講の放置

eラーニングシステムでは、未受講による教育不足も指摘されています。未受講を放置すると、社員教育の目的が達成できません。とくにコンプライアンス研修では、法令遵守姿勢の維持に影響したり企業研修の信頼性が損なわれたりする恐れがあります。そのため、管理機能とフォローアップ体制を整えることが欠かせません。

 

eラーニングシステムを使っていない、または受講管理が甘いeラーニングシステムを導入している中小企業では、受講者が「研修はただの義務/評価に結びつかない」と感じ、自主的に放置するケースがあります。そのため、eラーニング導入時には以下の点を運用設計に含めることが重要です。

  • 未受講者を自動で督促する機能
  • 受講ルールと締め切りの明記
  • 進捗レポートの定期チェック
  • 受講率を人事評価と連動させる仕組み

このような運用設計により未受講の放置を防ぎ、eラーニングシステムの効果を高められます。

管理者の属人化

社員研修では、管理者のスキル・ノウハウによって研修受講者の習熟度が左右される「属人化」も課題の一つです。管理者の属人化を放置すると、一人の管理者に依存した研修運用体制になります。万が一、その管理者が急な休みや退職などで不在になると、eラーニングシステムの運用がストップしかねません。
属人化が進む組織では、ノウハウやマニュアルが整備されず、特定の担当者しかシステムの教材作成や受講者管理ができない状態になります。

 

管理者の属人化を防ぐためには、教材・コンテンツ作成、コース設計、管理権限それぞれの担当者を分散させ、マニュアル化・ナレッジ共有の仕組みを整備して、どの従業員でも学習管理や受講管理が可能な体制を導入することが重要です。

初期費用ゼロのeラーニングシステムで中小企業の社員研修を加速させよう

中小企業がeラーニングシステムによるオンライン研修を導入する際は、初期費用の有無だけでなく、学習管理機能・教材作成・スマホ対応・サポート体制といった比較ポイントを押さえることが大切です。未受講の放置や管理者の属人化といった失敗も、適切な機能を備えたeラーニングシステムを選べば防げます。
初期費用ゼロから導入できるeラーニングシステムを活用すれば、中小企業の教育効果と研修コスト削減を両立でき、人材育成の仕組みを大きく前進させられるでしょう。

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